名曲は永遠(とわ)に
昔、聞いた曲が突然思い出され、または夢に出てきて脳内をヘビーローテーションすることってないですか?私はあります。20代後半から耳鳴り&難聴を患って約35年ですから、それ以前のようにオーディオ機器に凝ることが無くなったせいもあるのでしょうか、若いころに聞いた曲がよく思い出されます。
そんな曲たちの中で最近、懐かしがっているのが「風」という男性デュオの「あの唄はもう唄わないのですか」です。「日本人が本来持っている、心の琴線(きんせん)に触れる」という形容がぴったりの名曲だと思います。
知るきっかけは夏の部活合宿
「風」は伊勢正三(いせしょうぞう)と大久保 一久(おおくぼ かずひさ)の二人が1975年に結成したフォークデュオで、活動したのは4年ほど。その間、オリジナルアルバムは4枚リリースしています。
年齢的には私の少し上の世代になるのですが、高専1年生の夏、所属していたソフトテニス部の合宿で先輩たちがいろんなカセットテープを持ち込んで聞いていた中のひとつに「風」がありました。中学3年の時から兄の影響もあり、アリスやオフコースをよく聞いていた関係でフォークロックにはもともと興味があったので、歌詞やメロディがとても印象に残っています。
ちなみにテニス合宿で聞いた音楽の中で他に印象に残っているのは、イエローマジックオーケストラや初期の頃の石川優子です。
半世紀経った今でも
ステレオセットなどのオーディオ機器は、度重なる引越しの際に同僚や後輩にあげたりしたので、カセットデッキもラジカセも今は持っていないのですがカセットテープだけは百本ほど持っていて、その中に「風Ⅰ」と「風Ⅱ~時は流れて~」があります。
カセットテープを聞くことはできませんが、今の時代はYouTubeやYouTubeMusicでいくらでも無料で聞くことができます。本当に便利な世の中ですね。しかし同時に、カセットテープに楽曲と一緒に録音されているレコードのスクラッチノイズも良い味を出してくれるとも思うのです。
「風」の楽曲で他に好きなのは「まぶしすぎる街」「あなたへ」です。
まとめ
演歌、フォーク、ロック、ジャズ、フュージョン、ポップス…。どんなジャンルにでも、「心に残る名曲」はあると思います。
近年は「昭和歌謡がブーム」と耳にしますし、おじさん世代だけではなく”二周”まわってZ世代の若者たちにもぜひ聞いてみて頂きたいですね!
終わり
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