大活躍!ボーダーシート

微妙な場面

リフォーム作業をしていて悩むことのひとつに「クロスを全面貼りかえるほどではないけど、タッチペイントでは美しくならないケース」があります。

こういう場面で困っていた時にホームセンターでたまたま見つけたのがこれです。

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アサヒペン「ボーダーシート」

裏紙をはがして貼るだけで、小さめの傷や汚れを隠しつつ部屋をおしゃれに演出してくれます。

サイズは巾10.5cm×長さ5mで、値段は500円ほどです。

どこのホームセンターでも売っているわけではなく、岡山県南では「タイム」の大きな店舗でしか見かけません。

図柄は20種類くらいあります。

表面がビニール調なので水濡れにも強く、かなり丈夫です。

壁紙の上からでもしっかりと貼り付いてくれますし、マスキングテープのように一旦剥がして貼り直しもできます。

実施例

実際に私が実施した例を御紹介します。

対象物件の概要:築30年木造二階建アパート、ロフト付き1K×10戸。

家賃:26,000円、共益費:3,000円。

↑キッチン:シンク下の棚扉下部

水回りの建具、特に下のほうがどうしても経年劣化します。

あまりにも損傷が激しい場合は新品に交換したり大工仕事を発注したりしますが、それほどでもない場合はボーダーシートを貼ります。

作業に必要な道具は、カットするためのハサミまたはカッターのみでOKです。

↑キッチン:シンク下の棚扉下部(その二)

遠目に見たところです。

↑キッチン:シンク下の棚扉下部(開けたところ)

はがれ防止の意味合いで、扉の裏側に回り込むようにして貼ります。

ビニール素材なのに薄くて柔らかくしっかり貼りつくので作業しやすいです。

斜めに貼ってしまったなど失敗しても剥がして貼り直しがききます。

↑キッチン:シンク下の棚扉下部(開けたところ)その二

↑キッチン:シンク下の棚扉下部(開けたところ)その三

ここで、ワンポイントアドバイス!

写真右側に見えるアイボリーの樹脂製円形すきまカバーと下板、シンク排水ホースとの境目にシリコンコーキング材(クリア)を塗りたくることをオススメします。

目的は「ゴキブリ侵入防止」です。

これはどこの管理会社さんからも言われますし、私自身も必須だと思います。

↑トイレドア下部(内側)

↑トイレドア下部(外側)

まとめ

なにかの買い物でホームセンターに行かれた時は、どこにどのようなものが置かれているか把握しておくとよいです。

また、どうしていいかわからない場合、わかりそうな先輩大家や管理会社スタッフもいない時はとりあえずホームセンター内をうろつく、店員に相談することで今回のようにうまく解決する場合があります。

なにかしら考え、かつ行動していくと事態が打開することが往々にしてあります。

じっとしていては何も解決しません!!

終わり

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