セミナーに行って思う・管理会社の本質とは?

本日、管理会社主催のセミナーに参加してきました。

セミナーそれ自体は講師のしゃべりのうまさや内容などそれなりに有意義だったのですが、主催した管理会社に思うところがあったので記事にさせていただきたいと思います。

スポンサーリンク

管理を委託している会社

今回セミナーを主催した管理会社は、私が所有している5物件のうちの一つを管理委託しています。主な委託業務は下記のとおりです。(管理委託手数料は、家賃収入の5%プラス消費税です。)

・建物、敷地内の管理

・家賃徴収・収支管理

・入居者募集とそれに関わる提案

・入居時および更新時の事務手続き

・退去立会い・精算業務

・入居者・近隣住民からの苦情対応

・月一回の、共用部と敷地内の定期清掃

・オーナーへの物件価値向上の提案

今回のセミナーは、上記のうち最後の項に該当すると思われます。

セミナーや物件オーナー感謝祭などを定期的に開催していて、顧客満足度を向上しようとする意欲は十分に認められます。

熱心さは伝わるけど・・・

セミナーや感謝祭では大勢の社員が最敬礼で迎えてくれて、席に行くと飲み物とパンフレット類、アンケート用紙、ボールペンなどがあらかじめセットされています。

パンフレットは自社でコピーしたものではなく、ちゃんと印刷会社に委託して作ってもらったと見える高級なものが数冊。

そして、若手の女子社員が書いたと思われる、手書きの挨拶状もありました。

「本日はお忙しい中、セミナーにお越しいただき誠にありがとうございます。

時代変化の激しい中においてオーナー様の大切な資産をお守りすることを何よりの使命とし、今後も様々な取り組みや提案を行ってまいります。

不動産に関するお悩みがございましたら、いつでもお気軽にお声掛けください」

力を向けるポイントは?

ここまでされると、あまのじゃくな私は別の感情が生まれてきます。

「セミナーや感謝祭を毎年ではなく、隔年開催に回数を減らして、代わりに毎月の家賃送金手数料864円を管理会社負担にしてほしい」

「セミナーや感謝祭が無くなってもいいから、空室対策費のうち0.5カ月分を管理会社で持ってほしい」

大勢いるオーナー様の中にはこのような考えの方も何人かいらっしゃるのではないでしょうか?

前例のない発想ができる?

実は家賃送金手数料を持ってほしい提案は、担当者を通して会社側にしたことがあるのですが「御意見は参考にさせていただきます」で終わりました。

今日のセミナーでもありましたが、今まで通り「目の前のことをまじめにコツコツとこなす」だけでは早晩、日本は立ち行かなくなります。

各個人、一人一人が前例のないことにリスクを承知でチャレンジして、豊かにならないと。

そういう人が増えていかないと、「令和」の時代で日本は沈みます。

「他社がやっているからウチも!」ではなく「他社はそうしているけど、ウチはこうする」でいってほしいものです。

まとめ

オーナー向けセミナーのパンフレットや月次報告書に同封して郵送されてくるチラシが豪華になってきたり、催(もよお)すオーナー感謝祭やセミナーの回数が増えていったりすると、だんだんとサブリースを”ウリ”にした大手アパートメーカーに見えてくるのは私だけでしょうか?

管理会社は、日頃の運営面(=金銭面)でのオーナー負担を減らすことや空室期間をできるだけ短くすることで、物件オーナーを喜ばせていただきたいと思います。

終わり

スポンサーリンク












コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください