法人立ち上げ時の必需品

まずもって必要なモノ

法人で不動産賃貸事業を始める場合の必需品として挙げられるのが、

法人の「社印(実印)」と「ゴム印」です。

この2つは「不動産投資家」の主たる”武器”です。

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↑左が法人用の三段分割式のゴム印、右が社印(実印)。どちらも個人の印章店で作って頂きました。ちなみに私は角印や銀行印は作っていません。

↑左がゴム印用スタンプ台(シャチハタ製)、右上は印マット、右下が朱肉。すべて同じホームセンターで買い求めました。

印鑑類を用意するタイミングは?

「法人で買い進めることを決めていてシミュレーションもOK、買付証明書も出し、売主の意向も良さそう。あとは金融機関の融資付けがOKなら売買契約締結の運び」というところでしょうか。

買いたい物件ができて、金融機関に融資の打診もして、司法書士の先生もお願いしたら社印の必要性が出てくるので否が応でも、誰かが「作ってください」と言います。

私の場合ですと、社印(実印)とゴム印製作を依頼して出来上がるまでに10日ほど掛かりました。

社印は丸型一本でOK

社印のお値段はグレードにもよりますが、中堅クラスでお願いして一本13000円(税込み、ケース付き)でした。直径16mmの丸型です。(ケース内に付いている朱肉は簡易な応急的なものなので、できれば使わないほうがいいと店主にアドバイスされました。)

銀行もなにもかも、これ一本で済ませています。

中には角印、銀行用丸印と合わせて3種1セットを買い求める投資家の方もいらっしゃいますが、私はそこまでの必要性は感じていません。

特に銀行印は、経理専任社員を雇った場合にあったほうがよい(会社の実印と分けておいたほうが安全)という意味合いのものですから、一人法人の場合は不要です。

分割式のゴム印も必須

法人の住所、会社名、代表者氏名が分割できてこの3ピースを自由に組み合わせることができるゴム印も必須です。税込みで4800円でした。

「手書きすれば不要なのでは?」と思われるかもしれませんが、これは必要です。

法人立ち上げ時には金融機関、法務局、税務署、市役所などたくさんの官公庁で必要な場面が出てきます。

いちいち手書きしている時間も労力もありません。

一例を挙げます。

ある物件売買の決済時に仲介不動産屋が水道かなにかのオーナー引継ぎ書やオーナー変更の入居者へのお知らせなど30枚ほどの書面を持ってきていて、それらすべてに法人の「記名・押印(おういん)」が必要でした。

30枚に住所・法人名・代表者名をボールペンで手書きするところを想像してみてください。ゾッとしませんか?

これを全部手書きしていたら周りにいる関係者に大きな迷惑をかけることになりますし、自分の手も傷めることになります。

ちなみに「署名・捺印」の場合は手書きでないといけません。

付属品は任意

付属品の印マット、スタンプ台、朱肉は大抵、各々(おのおの)の現場に備え付けてありますがインクが切れていてかすれたり、マットが無かったりということが結構ありますので用意しておいたほうが気持ち良く手続きできます。これらの付属品はホームセンターにて1500円ほどで買えます。

以上の必需品と付属品、すべての合計金額は私のケースでは2万円弱でした。

今後、何千万円、いや何億円の資産を築くための「武器代金」としては安いものです。

法務局に届け出る

社印(実印)が出来上がりましたら、まず法務局へ登録します。

個人の印鑑(実印)は居住地の自治体に届けますが、法人は法務局です。

届出てから2週間ほどで登録完了の知らせが法務局からきますので、出向いて「法務局印鑑カード」というキャッシュカードのような磁気カードを受け取ります。今後はこのカードで土地・建物の登記簿謄本や法人の「履歴事項全部証明書」の発行依頼手続きを窓口ではなく、備え付けの機械でできます。

税務署で使用する

法人を立ち上げて法務局に法人登記と社印登記ができたら、次は管轄の税務署に行きます。

私が設立した法人は「合同会社」でしたが、6枚ほどA4サイズの書類を作らされました。ここでも分割式ゴム印と社印は大活躍してくれました。

「法人設立届出書」「給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書」「青色申告の承認申請書」「会社概況表」などです。

あくまでも事務的な態度ではありましたが、懇切丁寧に教えてくれました。

金融機関で使用する

銀行も書類が大好きです。通帳を作るところから始まって、融資を受けるときなど何十枚という書類にハンコをつきまくります。

はっきり言って、いちいち読んでいる間(ま)はありません。

金銭消費貸借契約書や各種約定(やくじょう)書を熟読したい方は本番の前に、前もって担当者からそれらの書類を取り寄せて読んだほうがいいです。

私は最初の物件を買う時にはそうしました。

銀行の担当者が呆(あき)れていましたけどね。「前もって書類を取り寄せて熟読するオーナーさんはナカシマさんぐらいですよ」って。

不動産屋さんで使用する

売買仲介の不動産屋さんでもよく使います。

売買契約書、重要事項説明書、媒介契約書、各種同意書、領収書などなど。

管理会社さんでは管理委託契約書ですね。

その他では、プロパンガス会社での設備無償提供契約書や外部駐車場借り上げ契約書など。

とにかく、あらゆる場面で社印とゴム印が活躍します。

まさに、不動産投資家にとっての「武器」です。

まとめ

社印とゴム印を押す時に、はじめのうちは緊張するかもしれませんが、徐々に慣れていきます。

ただ、慣れすぎてヘンな書類に調子に乗って押印しないようには気をつけておかねばなりません。

一人社長とはいえ、世間に開示し社会的責任を負った、れっきとしたひとつの「会社」ですから。

今回の記事を読まれて「会社の設立って、面倒くさそう」と感じられたかもしれませんが、最初だけです。

一度設立してしまえば、あとは倒産させないように実務に注力してガンバルのみです!!

終わり

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