営業のノウハウその3

今日は、私が勤め人時代に教わった「営業ノウハウ」の第三弾を御紹介したいと思います。

今回が最終回です。

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「無駄」な苦労はするな

たとえ、上司や先輩の命令でも「本当にそれが必要なのか?」 「こっちのほうが最善の方法ではないか」と考え、意見する。

今までのやり方すべて、まず「否定」から入れ!

「消費税」は導入すべし

所得税を国民の過半数(サラリーマン)が負担している。

金持ちや水商売、農業、漁業の人たちはあまり納めていない。

国民みんなの税負担を公平にするには、「所得」に掛かる税ではなく 「消費」に掛かる税に代えるしかない。

よって、所得税を廃止し消費税を25%にするべきである。

振られてからが始まり

自分が興味を持った相手(女or仕事上の相手)を口説いてフラれたとしても、それからが始まりである。

フラれたからと言ってすごすごと引き下がっていたのでは 何も始まらない。

正しい判断をせよ!

前日にこの件は一旦別の人に移管したのだから、先方から慣れた自分に電話がかかってきたとしても、移管した相手に相談してから行動するべきだった。

よく考えてから(一晩くらい)行動に移すこと!

忙しい時に部下が有給休暇を取るときの対処のしかた

“土曜日が休みの時等に変更できないか”と指摘する。

そう言っても特別な理由なく、どうしても平日に取るならしかたがない。

しかし「上司」として指摘もアドバイスもしなかった場合に部下の評価が下がったら、それは直属の上司の責任である。

常に創作・改善を考える癖をつける

良い機械が完成しても喜ぶのは二、三日の間である。

すぐにまた否定から入り改善することを考える。

そうできるように日ごろから技術的な勉強を怠らないこと。

傷の舐めあいをするな!

各担当者間で馴れ合うな!

良い機械を作ろうとすればケンカが起こって当たり前。

また、このことは営業の範囲まで及ぶ。

例えば営業課長が、”売ってくるから急ぎで作ってくれ”と言って急ぎで作った機械を全台数持っていこうとしなかった。

→「売れるから急いで作らせたんじゃないのですか?」 と言って持っていかせる。

持っていったものを、持って帰ってきた。

→「なんで持って帰ってきたんですか?」と指摘する。

噂を信じるな

噂が入る(情報が入る)

→自分の目と耳で確かめる(確認する)

→それから判断する(自分の方針に合っているかどうかを)

有言実行あるのみ!!

・不言不実行および有言不実行:論外です。

・不言実行:「おくゆかしい」と勘違いすることが多い。黙ってやって、うまくいけば称賛されるし、うまくいかなくても誰にもばれない。これは、ことビジネスにおいては「卑怯者」がとる行動である。

・有言実行:これでいくべし。公(おおやけ)に高らかに宣言して実行あるのみ!

先の引退会見でもイチロー選手が「50才まで現役」の真意について語っていましたね。

「言葉にして表現することっていうのは、目標に近づくひとつの方法ではないかと思います。結果として”有言不実行”になったとしても」と。

まとめ

大家ナカシマ・プレゼンツ「営業のノウハウ三部作」をお送りしてまいりました。20年ほど前の訓示ですから今の時代にそぐわないモノもあると思いますが、少しでもお役に立てる内容があれば嬉(うれ)しいです。

これらの訓示の数々は私が30代半ばの頃、小さな機械製造会社に所属していた時、一緒に日本全国のJAを営業して回った社長からのものです。

この社長との営業行脚(あんぎゃ)が、その後の「ナカシマ」を形作ったと言っても過言ではありません。

私がある程度できるようになると社長は司令塔となり、私が同僚や部下を連れて営業したりメンテナンスしたりして全国を走り回りました。

アクの強いワンマン社長でしたが学ぶことが多く、ブラック度よりも学びの多さのほうが上回っていました。

経営者目線、営業目線というものに間近に触れる機会というのは、とても貴重ですから短期間でもチャンスがあればぜひ経験してみてください。

そして皆さんも「人生のメンター」に巡り会えたら、メモかノートに「メンター語録」を残しておかれることをオススメします。

人間の記憶力はたいしたこと、ありませんのでね。また後年(こうねん)になって読み返してみると、その頃の情景が鮮明によみがえってきて感慨深いものがありますし、「よし!ガンバロー!!」と奮起できますよ。

終わり

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