配偶者あてに来た、異性からの年賀状に対する感情の処理方法

毎年のこと

お正月の楽しみの一つ、「年賀状」。

私は思うところあって、三年前から年賀状は出すのも受け取るのもやめたクチです。

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また私だけでなく、SNSなど通信手段が発達したり、ハガキ代・印刷代の高騰があったりと、社会環境の変化で年賀状の流通数は、総じて年々減少しているようです。

とはいえ普段、会えない友人・知人から直筆の入ったハガキを楽しみにしている方は多いでしょう。

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複雑な心境になる、どこの家庭にでも起こる光景

私は年賀状を見切りましたが、カミさんは旧友とのやりとりを続けています。

年末にはカミさんが数十枚、裏に絵が印刷されたハガキを買って帰ってきて、宛名を私がパソコンで印刷します。

そして、一枚一枚、裏の空白部分にボールペンで直筆の一言を添えて投函しています。

その中には、異性あてが含まれています。

独身時代にお世話になった先輩や上司とのこと。

新婚一年目の正月で聞くこと

19年前の新婚当時、最初の年賀状作りの時は、さすがに気になりました。

私は気になることは口に出すタイプなので、「これは誰?」とか「どういう関係?」とかひととおり聞きます。

カミさんも別に気分を害することもなく「これは職場の先輩」とか「職場の上司」とか説明してくれました。

それだけです。

二人とも30代の中盤でしたから、”大人(おとな)”でしたねえ(苦笑)。

これが、20代前半とかだったら、もう少し修羅場が展開されていたかもしれません(爆)。

その”異性年賀状”は毎年、やりとりされていますが、2年目以降は一切、夫婦間の詮索はありません。

詮索しても、されても「関係や状況が悪くなることこそあれ、良くなることは絶対にない」とお互いにわかっていますから。

「一線」を超えるか超えないか

仮に、過去にそれらの異性と何かがあったとしても、それを知ったからといって今の自分たちの家庭にプラスになることは皆無です。

嫉妬深い人の中には、そのことが気になって気になって、不眠症になったり、心身症、うつ状態になったりすることもあるのでしょう。

酷(ひど)いケースだと家庭内暴力や、離婚、あるいは殺人事件に発展する可能性もあります。

すなわち、どこかで感情に歯止めをかけないといけないのですが、極力、早い段階が良いです。

それが、結婚して、あるいは同棲を始めてから最初のお正月です。

二人で共同生活を始めて、最初に迎えたお正月で、お互いの友人関係を知りインプットする。

そして「必要以上に深くは聞かない」、これが大事です。

これができれば、そのカップルは関係が長続きするための難関を一つクリアできたことになります。

自分で自分をコントロールできますか?

若くてもこれができる人もいれば、40代、50代のいいオトナでもヤケに嫉妬深い人もいます。

結婚してみないと、または同棲して共同生活を送ってみないと、一緒に生活していけるかどうかわからないというのは、こういう場面があるからです。

また不動産投資でも、いくら吟味して「これは優良物件だ!」と自信をもって購入した収益物件も、所有権を移転して自分で運営し始めてから、初めて重大な欠陥に気付くこともあります。

結婚と同じです。完璧な物件やパートナーはいません。

だからと言って、収益物件を買ってはいけない、結婚をしてはいけないと言うのではありません。

それら、新たに生じる苦難を乗り越える気力や度量を持てばよいのです。

逆に言えば、そういう気力や度量を身に付けられないうちは、結婚や収益物件には手を出さないほうが良いということになります。

まとめ

相手のコトが気になるから発生する感情である「嫉妬」は、対人関係の中で最下段の「無関心」よりはマシですが、強くなりすぎる前に歯止めをかけないと双方にとって良くない展開になってしまいます。

不動産投資をはじめ、投資と名の付くものにチャレンジする際に確認してほしいのは、この「”自分に湧き上がった負の感情”に、自らの手で歯止めをかけることができるか」ということです。

これができる自信がない人は、投資は控えたほうがよいかもしれません。

言葉や体を使った暴力、ギャンブル依存症などと同様に、せっかくこれから築き上げていこうとしている”家庭”を崩壊させる原因になる可能性があります。

関連記事「良い結婚をするための6か条

終わり

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