春ですね。
犬の散歩コースの道端(みちばた)で梅の花が咲き乱れています。
何とも言えない甘酸っぱい香りに春の訪れを感じる今日この頃、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
この後、桃、桜と開花していき卒業や入学、就社、異動のシーズンになりますね。
入学時期を欧米のように秋にする議論もあるようですが、そうなれば「入学」のアイコンがサクラからキンモクセイに代わるのでしょうか?
でもしかし、保守的な日本では「秋入学」実現の可能性は乏しいでしょうね。
さて、とりあえず100記事をめざしている本ブログですが80を超えてきて支持してくださっている読者のみなさまは私の特異なキャラクターにお気付きのことと思います。
そう、年老いてなお血気(けっき)盛んなところアリ!
冷静沈着なところもあるのですが(←わずかながら)、血の気が多いほうだと認めざるを得ません。
自慢になりませんが「暴走老人」候補生(←中でもトップエリート!)と自覚しております!!
いい本に出合えた
そんな自分の心の平静を保つため、精神衛生を良くするために時々、読む(見る)本二冊を今日は御紹介したいと思います。
夕焼けの詩(うた)
漫画はあまり読まないほうですが、これは学生時代に出会ってからかなり揃えました。
「Always三丁目の夕日」として実写版の映画にもなったので御存知の方も多いかもしれませんね。
私は漫画の世界観が壊れるのがイヤなのであえて映画は観ていません。
作者は西岸良平(さいがんりょうへい)。
昭和30年代の東京下町を舞台に大人、子供を問わず日常の何気ない日々を描いており、人生の機微(きび)を優しく教えてくれます。
郷愁(きょうしゅう)を誘う、ほのぼのとした漫画です。
昭和世代には懐かしく感じられ、また平成世代の若者にとっても示唆に富む内容です。
こころの詩(うた)~四季の彩(いろど)り
内田正泰(うちだまさやす)氏のはり絵、画文集です。
抒情詩(じょじょうし)のような、やさしくも鮮やかな色使いの絵の数々。
主に日本の原風景を春夏秋冬のカテゴリーに分けて収録しています。
この本を見つけたのは、5年ほど前の春でした。
娘二人が所属していたヒップホップダンスチームが毎年出演していたイベント会場でたまたま「内田正泰展」という催しをしていたのです。
内田正泰という人がどんな人なのかは全く存じ上げなかったのですが、空き時間にその展示会を何気なく見ていると「はり絵をする人」であることが分かりました。
その作品の数々に心惹かれた私は一角に積まれてあったこの本を手に取ると、思わず見入ってしまいました。
宗教には全然興味の無い私ですが、この人の作品や解説文を見ていると心が洗われるようです。
母の日が近かったので、高齢の母へのプレゼント用と自分用に二冊買い求めました。
心が疲れたときに、この本を開いて目にも心にも優しいはり絵を眺めています。
3000円(税抜き)と若干、高めですがそれだけの価値アリです。
まとめ
今回、御紹介した二冊の本はギスギスした毎日、あるいは張り詰めた緊張感を強いられる日々を送っている方にリラクゼーション効果をもたらしてくれるでしょう。
御興味があればぜひ手にとってみてくださいね。
終わり
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