国税局から便りが届きました。

なにかの督促?!

先日の土曜日夕方、国税局からの郵便物が届きました(冒頭画像を参照願います)。

こういう郵便物は心臓にあまり良くないですよね(苦笑)。

粘着式のハガキを恐る恐る開けてみると、なにかの調査書のようです。

読み進めていくうちに・・・、思い当たりました!!

「納付書」を納め忘れていたので、その催促と調査のようです。

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「納付書」とは?

法人を設立している場合、代表者は毎月、管轄の税務署に「納付書」(正式名称は「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書」)なるものを提出して、控えとなる「領収証書」を受け取ります。計算上、税額が”0(ゼロ)円”でも提出しなければなりません。

この用紙は毎年春頃に、自動的に税務署から送られてきます。

私の法人では、報酬を受け取っているのは社長である私一人ですが、複数人数を抱える事業所の場合は全従業員の支給額と税額を記入します。

そして、この納付書には、毎月提出用と半年毎(ごと)提出用の二種類があります。

↑いわゆる「納付書」。上が毎月用、下が半年毎提出用。税務署で申請すれば”半年毎提出(「納期特例」と言う)”に変更可能です。

私は以前、毎月提出していたのですが昨年六月、役員報酬を八万円(税額無し)に減額してからは半年毎提出に切り替えました。税務署にいちいち行くのが億劫なのと、ガソリン代(経費)節約の意味で。

すると、今回のように提出期限を失念してしまいました!ちなみに、今年前期の提出期限は七月十日でした。

顧問税理士事務所の担当者に確認すると、税額ゼロのため、罰則金は無いようで一安心です。

ハガキに必要事項を記入して投函

↑国税局からのハガキの内面。右側に記入例があります。

上段に一月から六月までの、報酬支払年月日および額、税額を記入します。

下段左側には税理士報酬と、その税額を書く欄があります。

これは、個人の士(さむらい)業(司法書士や税理士)の場合は、顧客に一旦、所得税額を預ける形になり、顧客が代わりに納税する形をとるためです。法人化している士業を使っている顧客の場合は、通常ここは空欄となります。

下段右側に、”提出を忘れている「納付書」をいつ提出するつもりか”を書く欄があります。私は、週明けの月曜日の日付を記入しました。

表面は、自社の住所・電話番号・名称のほか、顧問税理士の住所・電話番号・名称・担当者などを書く欄がありますから、それらを書いて投函しました。

月曜日の朝、最寄りの税務署へ

バツの悪い顔をして窓口へ。提出期限からおよそ二カ月遅れですからね。

「スミマセン、提出を忘れていた納付書をお持ちしました。」

窓口の女性スタッフは慣れているのか、にこやかに事務的にコトを進めます。

特にお咎めも無く、3分ほどで事務手続きも終了。控えをもらって帰りました。

まとめ

毎月提出方式に戻せば、提出忘れを防ぐことができます。

しかし今回のようにペナルティが無く、通知もしてくれるのであれば、今まで通り半年毎の提出でもいいのかなとも思います。

とりあえず、次回提出期限は忘れないように、卓上カレンダーと携帯電話のスケデュールに記入しました。

所得税を難なく支払えるようになれば(←いつのことやら)毎月提出に戻すので、それまではできるだけ忘れないように、半年毎に提出したいと思います。

終わり

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