テレビドラマ「ホームワーク」

秀逸なヒューマンドラマ

四半世紀前、バブル期末期に放映されたヒューマンタッチの恋愛ドラマです。

当時のトレンディドラマで主流のコメディタッチではなく、シリアス系です。

主演は当時売り出し中の唐沢寿明

脇を固めるのが、福山雅治、清水美砂、浦江アキコ、ちはる、筧利夫(かけいとしお)、宝田明などそうそうたる布陣。

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このドラマ出演をきっかけに福山雅治や清水美砂、筧利夫は露出を増やしました。

主題歌「クリスマスキャロルの頃には」を歌った稲垣潤一もこのドラマを期に一躍スターダムにのし上がりました。ドラマにもミュージシャン役で特別出演しています。

あらすじ

文具会社に勤める森田圭介(唐沢寿明)は同棲している水野うらん(浦江アキコ)との生活に行き詰まりを感じ、また自らの仕事にも疑問を感じて、自分の夢である映画の製作会社への転職を決意する。

そんな折、通勤途中の駅で見かけた一人の女性・竹永幸子(清水美砂)に想いを寄せるようになる。

幸子も同棲している滝本周二(福山雅治)の仕事がうまくいかず、荒れた生活を送る周二との間で、自分の心を傷つけていた。

そんな二人は自然に惹かれあい結婚するが、圭介を諦めきれないうらんと、やはり幸子を忘れられない周二との4人の男女の心の葛藤が展開される。

(ウィキペディアから引用)

シナジー効果満点のドラマ!

唐沢寿明はまじめな会社員というハマリ役、福山雅治はやさぐれたヒモ男を好演しています。

それぞれに同棲相手がいましたがひょんなことから4人が絡み合う恋愛模様に発展し、そこに仕事上の葛藤も複雑に関わっていきます。

清水美砂が若くて美人かつ可愛らしいのもこのドラマを引き立てていましたが、主題歌、季節設定(秋からクリスマスにかけて)、脚本、すべてがうまく相乗効果を発揮していると感じます。

印象に残ったシーン

25年以上前のドラマで内容がうろ覚えで申し訳ないのですが、一点、強烈に印象に残っているシーンがあります。

それを紹介するために今回、ブログ記事のテーマにさせていただきました。

筧利夫演じる青年実業家(会社の社長)が自身の右腕としている部下から、あまりにも利益重視の非情な仕事の進め方に意見されます。

部下「ちょっと、ひどすぎやしませんか?」

社長「どこがだ」

部下「・・・社長の強引なやり方には、私はもう付いていけません!」

社長(真正面から部下の目をガン見しながら)

「カネのためにはたらくぅ! イイ暮らしをするためにはたらくうっ!! ちがうか?」

部下「・・・」

ある意味「真理」です。

「きれいごとを省けばこういうことだよな」と当時、勤め人を辞めようと模索していた20代後半の私の心に刺さったシーンでした。

まとめ

資本主義社会に生きる者としては「利潤」を追求せざるを得ません。

「勤め人」では源泉徴収制度での税金の無条件徴収をはじめ、各人の貴重な「時間」を搾取されています。

自分自身で支払う税金をコントロールしたり、使う時間をコントロールするには「独立開業」が必要です。

ちなみに、このドラマ「ホームワーク」はファンの熱烈な要望と、それに応えた出演陣の御厚情により、DVDとなって私たちに提供されることになったそうです。

「十字路」もぜひそうなって欲しいです。NHKさん、よろしくお願いいたしまーす!!

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