リスキーな修繕工事

着信アリ!

午前十時半ごろ。家事をひと通り済ませたので、ひと息入れようと思っていたところに、四つ目の物件の管理会社から電話が掛かってきました。

担当者「おはようございます、お世話になっております」

ナカシマ「おはようございます、ご無沙汰しています」

用件は、二階の入居者からのもので、洗濯機給水栓から水が漏れているのでなんとかしてほしいとのこと。この物件の洗濯機は南側ベランダで使う構造です。つまり、「外置き洗濯機」物件です。

担当者によると、「給水栓の蛇口をストップ機能付きニップルに交換すれば良いと思われる」とのことです。

ナカシマ「それなら私で対応できるので、入居者様の都合の良い日時を教えて下さい」

担当者「了解しました。確認して折り返します」

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返信アリ。

五分ほどして、管理会社の担当者から折り返しの電話が入りました。

担当者「土曜日と日曜日の午前中ならOKとのことです」

ナカシマ(今日が月曜日だから、早くて五日後か・・・)

私は、用事は一分でも一秒でも早く済ませたいタチですし、”宿題”を貯め込むのもキライな性分(しょうぶん)です。

少し考えて閃(ひらめ)きました!

ナカシマ「ちょっとヤバイかもですが、大きめの脚立(きゃたつ)を開いた”はしご”を立て掛けるとベランダに入れるので、入居者不在でも工事は可能です。入居者様がそれでも良ければの話ですが」

担当者「なるほど!確認して、また折り返します」

待つこと三分。担当者から電話が掛かってきました。

担当者「入居者様は”それでお願いします”とのことです」

ナカシマ「了解しました。すぐに取り掛かります」

まずは、部材を調達

大きめの脚立と工具を車に積み込んで、まずは行きつけのホームセンターに寄り「ストップ機能付きL型ニップル」を購入。

↑外気に晒されるので、樹脂ボディではなく金属ボディのものをチョイス。税込みで2728円です。

30分ほどのドライブで現場に到着しました。

はしご、怖い!

大きめの脚立を車から降ろして、物件の裏庭側に持っていき、開いてから左右の固定金具をロックして”はしご”状態にアレンジして二階のベランダに立てかけます。

先日の三つめの物件での、物干し金具修繕工事でも同じ手を使いましたが、やはり怖いです。

特に今回はベランダの手すりを跨(また)いで、部材や必要な工具を持って内側に入らないといけないですから。

それと、”不法侵入者”のように見られるかもしれないので、念のために名刺を入れたカードホルダーを首から下げて作業しました(苦笑)。

ニップルの交換作業自体は難なく終わりました。

↑交換前の状態。金属部分には緑青(ろくしょう)が生えて、根元もグラついています。

↑外した蛇口先端部材。根元が腐食して欠けています。

ニップルの交換後、洗濯機のホースを接続し、水栓ハンドルを開いて洗濯機の試運転をしました。

まだ漏(も)れる

上部ハンドルの根元から若干、水漏れが生じています。

三角パッキンがイカレているのかもしれません。

また、不具合で呼び出される可能性があるので、上部ハンドルユニットも更新することにしました。

現場から車で10分ほどのところに行きつけのホームセンターがあるので、上部ハンドルユニットを買いに行きました。税込みで657円です。

止水するためのケレップは、工具箱に一個、新品があったので、それを使うことにしました。

この買い物に行くために、”はしご”は一旦、折りたたんで車に積みました。

買い物に行っている間に、”はしご”を使って「本物の泥棒」が”不法侵入”するかもしれないですからね!

そうして完成したのがこちら↓。(冒頭画像も参照してください)

洗濯機の試運転も正常ですし、量水器のパイロットを見ても漏れは発生してなさそうです。

外壁との境目(さかいめ)に、シリコンコーキング材(ホワイト)を塗っておきました。乾いたらグラつきを抑えてくれます。

もともとホースに接続されていた、ネジ止め式コネクタは入居者様のものなので、現場に置いて帰ります。

まとめ

”「はしごが倒れたり、高所から転落するかもしれない」リスクと、「不法侵入者と間違われるかもしれない」リスクを背負った工事のお話”でした。

作業完了後に管理会社の担当者に電話連絡して、コンビニで軽く昼食を摂ったあと、タブレットで画像付き報告メールを作成して送信しました。

帰宅までの移動を含めた総作業時間は、約三時間です。

スカッと気持ち良く終わることができた、洗濯機給水栓修繕工事でした。

終わり

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