給湯用蛇口の異状
自宅風呂場の給湯蛇口パッキンを交換した後、お湯を出そうとしたら「ブシュッ、ブシュッ」と激しい不整脈のようになってお湯が正常に出ません。
「たぶんエアー(空気)が噛んだのだろう」と思い、しばらくそのままにしておきましたが、一向に収まる気配がありません。
洗面所や台所の他の給湯蛇口でも同様の現象です。
これは手に負えないと思い、懇意にしている水道業者(個人事業主)に電話して診てもらうことにしました。
幸い、ちょうど時間があるとのことでこちらまで来てくれることになりました。
電気温水器はややこしい
我が家の電気温水器は、長府製作所の「DO-466GPXH」です。
もう14年目ですが、下側ヒーターを交換修理した以外は特にトラブルもなく順調に使えています。
水道業者が到着して早速蛇口を開けて現象を見てもらうと、「エアーがかなり噛んでいますね。”逃し弁”は開けましたか?」とのこと。
今日は風呂場のパッキンを交換するにあたり、電気温水器の下側にある排水弁を操作しました。
↑手前に立っている緑色の持ち手が排水弁の操作ハンドルです。
画像は普段使いの時の状態です。
排水弁ハンドルを倒す時は、同時に温水器上部の「負圧作動弁付き逃し弁」というものを開けないとエアーが貯水タンクに大量に入ってしまい、このような不整脈現象が起こるという説明です。
早速、裏口から出て逃がし弁を開けました。
↑逃し弁。排水弁を開ける時は、必ずこのレバーを手前に引き上げること。
まもなくして温水器下部から水が出てきてビックリしましたが「これは正常です。満杯になった証拠です」と言いながら業者さんが逃し弁を閉じました。
室内に戻り、洗面台のお湯用蛇口を開くと最初は少し不整脈動作がありましたが、すぐに正常な流れになっていつも通りお湯が出てきました。
まとめ
「排水弁」と「逃し弁」は必ず同時に操作することです。
そうしないと大量に空気が貯水タンクに入り込んでしまい不整脈の原因になります。
電気温水器はどうも苦手です。めったにトラブルが起きないから、なおさら操作手順を覚えないですね。
来てもらった業者さんに御礼を言い、出張費を聞くと”要りませんよ”と笑いながら言ってくれました。
持つべきものは「懇意にしている業者さん」です!
終わり
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