収益物件を運営する際に「定期清掃」の重要性については以前の記事で書いたとおりです。
今回は私が定期清掃や原状回復工事で使っている道具・工具を御紹介したいと思います。参考になさってくださいね。
外周りの掃除用
↑まずは私の定期清掃の道具たちの御紹介です。
ごくごくふつうの一般的なそうじ道具です。
左から、ちりとり、ほうき、火ばさみ、棒ズリ。
この他に、車に自治体のゴミ袋を常に10枚ほど積んでいます。
右端のポリタンクは現地に散水栓がない物件で、水を使って廊下と階段を洗う時の水運搬用です。一個で10リットル入ります。
自宅で二個満タンにしていき、一個はこする前、もう一個はこすった後の洗い流し用として使います。
内装工事用
↑次は、内装工事キットです。
左にはクリーニング剤、換気扇クリーナー、床用ワックスが見えます。
サランラップは水回りの排水口を塞ぐ必需品です。ゴム栓だけでは不十分です。
右のカゴの中には潤滑油、木工用ボンド、クロスパテ剤、タッチペイント、網戸ゴムの余り、万能ノコギリ、馬毛クロス押さえなどが見えます。
木工用ボンドは剥がれかけたクロスを補修できたり、なにかと役立ちます。
手前は私が大好きな「シリコンシーリング剤」です。シリコンコーキング剤とも言いますが、スキマ埋めや接着剤として屋内、屋外で使えます。クリア(透明)とホワイトは常備しています。値段は200円ほど。
外壁など塗装する面には「変成シリコン」タイプを使います。
その右にコーキング・ガン。これも200円ほどで買えます。
養生テープ、キッチンペーパーも重宝します。
一番手前に見えるのは、電気工事で必須の「テスター」です。
私は「電気工事士」や「電検○種」などの電気関連資格はいっさい持っていませんが、実務経験ゼロの資格保持者よりは役に立つ人間だと自負しております。
インパクト・ドライバ
↑インパクト・ドライバ。これは重宝します!
数が多いネジ締め、緩(ゆる)め作業はもちろん、電気ドリルほど強くなくてもよい穴あけ作業、ホールソーを使っての石膏ボードへの大きめの穴あけなど。
右端が予備のバッテリー、左端が充電器です。
私の車は第二世代のエスティマハイブリッドで、AC100Vコンセントが付いているので移動中に充電できます。
ちなみに収益物件の売買でバタバタしている時などはノートパソコンとプリンタ、コピー用紙を積み込んでおいて「車内で書類を修正→プリントアウトして即、再提出」ということもやっています。いちいち自宅に帰る必要はありません。車が「移動事務所」になります。
↑インパクト・ドライバケースのフタ部分に収納されているもの。
プラスおよびマイナスドライバのビット、ドリル、ホールソーなどの先端部品や木ネジ、タッピンネジ、ナベネジなど。
私の、30年にわたる産業機械業界の経験がものをいう工具や部材たちです。
その他
↑脚立とコードリール。
脚立も必需品ですねえ。電球を交換したり、天井裏を点検したりする時、外壁の上のほうの傷の確認などなど。なければ困る場面がいっぱいあります。
エスティマの車内が広いので脚立も積み込んで出かけることができます。
コードリールもあった方がいいですね。外で電気ドリルを使う時などに使います。
↑道具箱です。電気ドリル、ドリルセット、さしがね、くぎ、くぎ抜き、ハンマー、金ノコ、水準器など。
ちなみに、この道具箱とインパクト・ドライバセットは今は亡き義父の形見です。
マイ工具箱
↑最後にもっとも活躍してくれているマイ・ツール・ボックスの御紹介です。
社会人になって最初に勤めた会社に出入りしていた業者さんから個人的に購入した工具箱です。
KTCのバイク用で、約30年前の当時で10万円くらいしたと思います。
途中、自分なりに追加していきました。
原状回復工事や修理に使う工具がひととおり揃っています。
これがあれば電気、メカ、配管の大抵の工事がカノウシマイです。(←加藤ひろゆき氏から拝借)
ズッシリと重く、体重計に載せてみましたら「13kg」ありました。
まとめ
いかがでしょうか。
このほかにも、掃除機や蒸気を使ったドイツ製の窓枠サッシ洗浄機も持っているのですが、最近はハウスクリーニングを業者さんに頼んでいるので割愛させていただきました。
オーナーによってはもっと多くの道具を用意している方もいらっしゃるかもしれませんが、私は3年の経験でこのくらいのボリュームに落ち着きました。
体がいうことをきくあいだは、これらの愛する道具たちを使って、愛する物件たちを自分自身でメンテナンスしていきたいと思います。
終わり
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