テレビドラマ「十字路」

「十字路」

脚本家の鎌田敏夫シリーズとして、およそ40年前にNHK土曜ドラマが放映されました。1シリーズ三話で、2シリーズ放映されたようですが、私が見たのは第二弾の三話です。

この番組を見たきっかけは、当時中学生だった私と兄は鉄道マニアで、新聞のテレビ欄に”ブルートレイン”の文字を見つけ「このドラマ、今夜見てみようか」ということになったのです。

ちなみに”ブルートレイン”というのは、当時マニアに大人気の長距離寝台特急の通称です。客車のボディカラーが青色だったことから名付けられました。

新幹線や航空機の発達に押されて、現在は臨時列車くらいでしか見ることができません。

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主演は千葉真一と草刈正雄

さて、私たちが新聞で見つけたテレビ番組「十字路」はシリーズ第二弾の最初の回でした。題名は「ブルートレインの少年」。

土曜日の夜八時と言えば、ドリフターズの「八時だよ、全員集合!」を必ず見ていたのですが、その時ばかりは”ブルートレイン”の魅力が勝りました。

そして、その夜の八時。

兄と私はテレビの前に鎮座して一時間のドラマを見ました。

主演が千葉真一と草刈正雄。当時は30才前後で二人とも若かった!

あらすじは忘れてしまいましたが、たしかにブルートレインは冒頭から登場しました。

上野発青森行きの「ゆうづる」でした。

そして見終わると、ブルートレインの雄姿をカラーテレビで見れたのも良かったのですが、ドラマの内容も見ごたえがあって良かったのです。

その当時は、鎌田敏夫さんが著名な脚本家ということなど知りませんでしたが今にして思えば「さすが!」の一言です。

笑いあり涙あり、人情味あふれる一話完結型の実のあるドラマでした。

内容が良かったので私たち兄弟は、あとの2話も見ることにしました。

当時は貧乏だったので高価なビデオデッキなど持っていませんから、モノラルのカセットテープレコーダーで音声だけ録音することにしました。

第二話、第三話を録音したカセットテープは今でも大事に持っています。

第二話は「樹海の中の少女」で富士山の周辺が舞台、第三話は「南国土佐編」で高知県が舞台です。

日本の各地でロケしてくれているところも旅好きな私たち兄弟の心をくすぐりました。

最初に放映されてから数十年経ち、大人になった私と兄はそれぞれ離れたところに所帯を持っていますが、なにかの用事で会うたびに”「十字路」を映像で見たいなあ”と話しています。

NHKに直談判した!

実は私はNHKに再放送依頼の直筆の手紙を出したり、ホームページのアーカイブコーナーを探したりしたのですが「十字路」だけは無いのです。

レンタルDVD店にも「十字路」の直後に放映された「阿修羅のごとく」はいくらでもあるのに「十字路」だけはいくら探してもありません。

挙句に、むりやり自身の法人で東京に行く用事を作ってそのついでに渋谷のNHKに行って、事情を話したことがあります。

(こういう”思い立ったら即行動”のところは大いに不動産賃貸事業に役立っていると思われます。)

「なんとか、映像をダビングさせていただく方法はないでしょうか?」

こうお願いしたところ、それは出来ないとの回答でした。

その理由としてはドラマなどは、番組ごとに複雑な権利関係が設けられており、このドラマシリーズに関しては出演者か製作サイドかは不明だが一般に流通させられないことになっているそうです。

このような事情から、ホームページのアーカイブにも出ていないし、ましてやレンタルDVDにも登場しないようです。

じゃあ、どうすればいいのかというと、テレビで再放送されるのを待ってそのチャンスを逃さないようにするしかないようです。

聞くところによると、数年前に衛星放送のCSでこのシリーズの再放送があったそうですが、我が家にはCSが来ていないですし、もともとテレビそのものに興味が薄い私のことですから、そのチャンスは思いっきり逃しました。

(私のテレビ嫌いについての詳報は下記を参照ください)

衛星放送

まとめ

近所でも他人同士でも、昔の日本には”人情”がありました。

文明の発達や高度経済成長期、核家族化を経て”薄情”になっていきました。

そして親や近所の人達、地域の人達がみんなで”子供をしつける”という風習がなくなっていきました。

その結果、少年の凶悪犯罪が増え、アルバイトによる破廉恥(はれんち)な動画投稿など、常軌(じょうき)を逸(いっ)した行動が日常茶飯事のように報道される時代になってしまいました。

このような時代にこそ、「十字路」のような人情味や人生の悲哀、面白(おもしろ)みを伝えるドラマを再放送するべきだと思います。

夕食後に高校生の娘がスマートフォンをいじりながらテレビのバラエティ番組を耳で聞いている姿を見ると悲しくて、嘆かわしくて、悔しくて冗談抜きに涙が出てきます。なんでこんな日本になってしまったんだろうと。

食事中はスマホを見ない、夜9時以降はスマホ禁止のルールは一応、今のところ守ってくれてはいますが。

儲かっているのはスマートフォン関連業界とバラエティ番組に出演しているお笑い芸人です。

お願い

最後にお願いです。

万一、この記事を読まれた方でドラマ「十字路」の当時の映像をビデオテープでお持ちの方がいらっしゃいましたら、お問い合わせ欄から御一報くだされば幸いに存じます。よろしくお願いいたします。

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2 件のコメント

  • こんにちは。
    渡しも「樹海の中の少女」から検索した一人です。
    当時は小学生でしたが、このタイトルがずっと頭に残っていました。
    近年の草刈正雄のブレークと、インターネットの力を借りてなんでも検索できるようになったのでようやくこのタイトルが何だったのかを知ることができて、あなたのページにたどり着いた次第です。(しかも2019年2月の記事とはタイムリーです!)

    当時から草刈正雄さんの日本人離れした顔立ちにあこがれていたのと、友情をはぐくむことへの羨望だったのかなと感じています。
    もっとも、共演が千葉真一さんではなく田中邦衛さんと記憶していましたが、ほかのドラマと混同していたようです。。

    NHKのアーカイブで3分だけ見ることができましたが、ぜひこの話題を共有させてください。
    大家ナカシマさんの情報により、再々放送があることを願ってレコーダーの録画キーワードに「十字路」を登録しておきます。
    レコーダーに動きがあれば(笑)報告いたします。

    • こんにちは、はまたろさん!コメントをありがとうございます。
      レコーダーに動きがあれば教えてくださるとのこと、楽しみです!!
      あとNHKアーカイブで3分だけでも見れるのですか?
      ぜひ、見方を教えていただけないでしょうか?

  • 大家ナカシマ にコメントする コメントをキャンセル

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