夜の電話
一昨日の夜、七時半頃、私の携帯電話に着信がありました。
電話を別の部屋に置いていたので、10分後くらいに、着信に気付いたのですが、伝言メモが録音されていました。
「夜分すみません、○○アパートの△△です。管理会社さんが出られなかったので、こちらにかけさせて頂きました。台所の下から水が漏れ出ているので見てほしいです」
私は、基本的に入居者に直接、自分の電話番号を教えることはありません。
この入居者は、なにかの用事で電話番号を”教えるハメ”になった特殊な例です。
折り返し、電話して詳しい状況を聞き出しました。
昨日あたりから台所の水道を使うと、流し台の下から水が漏れてくるということです。
なにか、排水の配管に詰まっているのかもしれません。
すでに晩酌を始めており、車を運転できないので、次の日の朝、対応させてもらうことにしました。
現地にて
朝九時に伺う予定でしたが、20分ほど早く到着しました。
早速、台所を見せてもらうと確かに流し台の下から水が出てきています。
(わかりにくいですが、冒頭画像の状態です。)
以前、別の物件で排水ホースを差し込んでいる塩ビ管に割りばしや異物が詰まって、排水が溢れ出た現象があったので、それを疑いました。
公団型1400巾の一般的な流し台なので軽いです。
持ち上げて手前にズラし、ジャバラタイプの排水ホースを抜き取って、排水管の開口部を上から覗いてみると・・・
携帯電話に付いている照明機能で照らしてみましたが、何もありません。キレイなものです。
次に、バケツに水を汲んで、排水口に直接、流し込んでみました。
溢れ出ることなく、スムーズに流れ落ちていきます。
また、流し台単体でシンクの排水口からジャバラタイプの排水ホース出口までも、水を流してみましたが、こちらもスムーズに流れ出ます。
ナカシマ「どうやら、排水管からジャバラタイプの排水ホースが外れてしまったのが原因のようですね。流し台を動かした覚えはないですか?」
入居者「そういえば、二三日前に動かしたような気がします」
正直に言ってくれて助かります。
↑ジャバラタイプの排水ホースを差し込む塩ビ配管は、30cmほど左側に位置しており、流し台本体を右側や手前に動かすと、排水ホースが簡単に外れてしまいます。
差し込んでいる部分の長さは10cm程度ですからね。
まとめ
床の水を雑巾で拭き取って、流し台を元の位置に戻して、道具を片付けて、挨拶して御暇(おいとま)しました。
今回は、たいしたことがなくてよかったです。作業時間は30分程度でしたし、購入が必要な部材もなかったですから。
濡れた床に膝(ひざ)をつけたり、スリッパ無しで歩いたりしたので、ジーンズや靴下が濡れてしまいましたが、車で帰宅するだけなので特に問題ないです。
例によって管理会社に、「昨夜から今朝にかけてこんなことがありました」と画像を添付したメールを送付しました。
情報の共有になりますし、自分の備忘録にもなります。
終わり
コメントを残す