二週間ほど前に電話で申し込んでおいた自治体主催の「ドラム体験講座」に昨日、行ってきました。二時間で300円です。
とても楽しかったです!!
中学の時にギターを少々
私は音楽を聴いたり、カラオケで歌ったりするのは好きでよくしますが、「楽器の演奏」にはあまり縁がありませんでした。
中学生の時に見よう見まねでアコースティック・ギターを少し引いたくらいでしたね。当時は「ザ・ベストテン」などの歌番組がテレビで流行っていて、アリスなどに影響を受けて主なコードを覚えたりしていました。
ギターは、当時バンド活動していた”いとこ”がくれたものだった記憶があります。中学三年生の卒業間際、ほんの数カ月だけのお遊びです。
あとはベース
ギター以外は飲食店勤務時代にバンドで活動したことがある同僚が、古いベースギターを無償で譲ってくれたので少し練習したことがあります。
アメリカのロックバンド「エアロスミス」とかの曲を。
それにしても、難しいですね!
楽器演奏が「職業」になる意味が痛いほどわかりました。
ベースもギターもほんの二、三カ月使われたあと、押し入れで眠る運命となりました。
講座参加を予約した
その後は「楽器演奏には”とんと縁の無い”生活」が続きます。
そして、今年の五月。
月例の自治体発行広報紙の折り込み、「公民館だより」にいつものようにザッと目を通してゴミ箱行き・・・のはずが、手が止まりました。
表紙に定番の「料理教室」や「パソコン教室」の案内とともに、「エレキギターとドラムと私~軽音楽器・体験講座」とあります。
普通にサラリーマンをしていたら、あるいは不動産投資を始めて間もない忙しい頃なら一瞥(いちべつ)を投げるだけで”ゴミ箱行き”だったと思います。
比較的自由な時間が多かったのと、300円という低料金に引かれて「一回だけやってみようかな」と思い、電話してみました。
ドラム講座は、まだ四名ほどしか予約が入っていないとのことだったので予約しました。そして当日を迎えたわけです。
初めてのドラム
昔、T-SQUAREのコンサートで買ったドラム・スティックと300円を持って会場に行くと、すでにドラムセットが3セット、大ホールのステージ上に準備されていました。(冒頭画像)
この日の先生は現役でバンド活動されている40才代半ばのバリバリの「ロック・ドラマー」で、一見強面(こわもて)なのですが奥様と娘さん(7才)も来られていて家族思いの優しいパパという感じの方でした。
主催者から、講座の簡単な趣旨(とにかく楽しんでもらって、楽器演奏を好きになって帰ってもらう)と先生の紹介があった後、まずは先生と7才の娘さんとのデモンストレーション・プレイが披露されました。
7才の女の子とパパとの、二台のドラムの掛け合いです!圧巻でした!!
何でも始めるのは早いほうがいいですねえ。
その後は、細かい説明抜きで8ビートから始まって、右足のバス・ドラムを入れたりしながら、とにかく演奏主体です。3セットのドラムを7名の生徒が適当に入れ替わり立ち代わり、とにかく叩き続けます。
聞きたいことがあれば都度、先生に聞けば丁寧に教えてくれました。
足の動きが出来ない!
私は、両手だけの8ビート打ちはなんとかできるのですが、右足(バス・ドラム)の「ドン・パパ、ドン・パパ」を入れようとするとうまくできません。
↑高校生男子(左)と小学生女子(右)の練習風景
↑小学生の練習を後ろから見守るロック・ドラマー先生
色々と先生に聞いたりアドバイスももらいながら、かなりの時間、練習させてもらったのですが難しいです!恐るべし、ドラム!!
でも、楽しいです。気持ちいいですね。叩いている時も、叩き終えてからも。
最後はギター講座の生徒とセッション
ギター講座は別の小ホールで行われていて、終了30分前に大ホールのステージに全員集合してスピッツの「空も飛べるはず」を演奏しました。
スポットライトを浴びながらステージ上で曲を演奏するなんて、若干大げさですが”夢のような二時間”でした。
まとめ
先生が、「”好きこそモノの上手(じょうず)なれ”は本当だ」と言っていました。
友人、知人のドラマーが多くいらっしゃるそうですが、皆、天才というわけではなく、ドラム演奏が好きであることと「プロになりたい」などの目標を持って「努力し続けている」と誰かの目に留まってプロのバンドから声が掛かったりするそうです。
やはり、現在プロで活躍している人たちも、はじめから成功が約束されているわけではないようです。
これは楽器演奏、スポーツの世界など、どの世界でも言えることなのでしょうね。
もし機会があれば、興味のある方でドラムを叩いたことがない方はぜひ体験してみてください。スカッとしますよ!
終わり
コメントを残す