新年度・新学期が始まり、活気に満ちた今の時期に聞きたくなるのが「ロックンロール」です!
私は基本、ジャズやフュージョンが好きなのですがロック、演歌、ニューミュージックなども好きです。
そこで今日は「大家ナカシマ」大盤振る舞い、お花見のおかずにもう一つ、懐かしいネタをお送りします。どうぞ!
「ザ・ベストテン」世代
世良公則(せらまさのり)をボーカルに据えた「ツイスト」というバンドが出てきたのは、私が中学生の頃だったと思います。
音楽番組が盛んな頃でしたから、新しいミュージシャンや歌手が出ては消えていくという、音楽をやる人達にとってはまさに”下剋上(げこくじょう)”と言える時期でした。
「ツイスト」は画期的なバンドだった!
そんな中、独特のロックリズムを奏でるバンドが「ツイスト」だったのです。
ただ派手なだけの立ち居振る舞いではなく、きっちりと音楽性を踏まえているバンドでした。
また他の有名バンドの機材係をやって下積みしていたことも、彼らがヒットしたあとの奢(おご)らない姿勢に現れているのでしょう。
私はバンド経験がありませんが、この頃音楽で食べていこうとしていた少年たちにとっては良き”教則バンド”だったようです。
転職した私を励ましてくれたアルバム
飲食業から足を洗ってから工業系サラリーマンに戻って2社目。
女房、子供もいるし”頑張らねば”とも思っていましたが、30代後半にもなって転職を繰り返す自分に一抹の不安も頭をよぎりました。
そんな時、カンフル剤になってくれたのがこのベスト・アルバム「照(しょう)」です。
ツイストや世良公則の特別、ファンというわけではないですが、その音楽性には一目(いちもく)置いていましたし、とにかくロックを聞きたかった時期ですので、ネットかなにかで情報を得てすぐに買いました。
14曲収められていて、どの曲も良いのですが下記4曲が入っているだけで、このCDを買った甲斐がありました。
・宿無し(やどなし)
・鉄爪(ひきがね)
・性(さが)
・あんたのバラード
どれもオリジナルではなく、リアレンジされています。
「宿無し」はトップを飾るにふさわしいパンチの効いた曲に仕上がっています。
「歌詞自体の内容は暗いはずなのに明るいロック曲になっている」というギャップもこの曲の良いところです。
海外のロックバンドにも引けを取らないので若い世代の方々にもぜひ、聴いてほしい曲です。
元気が欲しい時に車の中で一人フルボリューム、あるいはスマホ&イヤホンでほどほどのボリュームでどうぞ!
「鉄爪(ひきがね)」アメリカのハードロック・バンドの大御所”エアロスミス”に通じるような、独特の楽曲です。
「ツイスト」というロックバンドを一躍スターダムに押し上げた曲です。
「性(さが)」「あんたのバラード」はこれも”ツイスト節(ぶし)”と言っていい独特のバラード・ロックです。
どこか演歌の要素が入っているように感じるのは私だけでしょうか。
まとめ
世良公則は広島県福山市出身ということで、隣県の中でも岡山に比較的近いこともあり昔から親近感を抱いていました。
またミュージシャンだけでなく、俳優としても活躍している姿は異業種を含めて転職を繰り返していた私には大いに励みになる存在でした。
ロック音楽に拒絶反応が生じない方はぜひ一度、聴いてみてください。
元気が出ますよ!
終わり
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