思い立ったが吉日
私はどちらかというと、せっかちな性分(しょうぶん)なので若い時から仕事でもプライベートでも「思い立ったら即、計画・実行!」の主義で生きてきましたし、今後もこの行動原理は変わらないでしょう。
この性分が災いした例も多少はありますが、九割方良いほうに働いてきたと感じています。
ところが先日、弊社所有のアパートのセルフリフォームで一件、ヘマをやらかしてしまったので、その失敗談を御紹介したいと思います。
入居申し込みアリ
三つめに購入した1K×12戸の鉄骨造二階建ての二棟ものアパート。
現在1戸空室があるのですが、先週末に管理会社の営業担当者から「入居申し込みが入って保証会社の審査中です」と連絡が入りました。
週明けには審査の結果がわかるとのことで楽しみな案件です。
法人での借り上げで、勤続年数八年の若い従業員が入居予定です。
物件で一点気になることが・・・
原状回復工事は4月には済んでいて優良入居者を心待ちにしていたので、うれしい知らせだったのですが、一点だけリフォーム忘れをしていることに直近の定期清掃時に見つけていました。
その物件が最後の清掃で掃除を終えたあと、いつものように空室の窓を開けて換気扇も回し、空気の入れ換えをしました。
そして各電灯もちゃんと点灯することを確認したときに、二点ユニットのトイレ兼風呂場の室内灯が「白熱電球」のような気がしました。(冒頭のアイキャッチ画像を参照願います。)
カバーを両手で回して外してみると、やっぱり白熱電球でした。
私のリフォーム方針の一つとして、白熱電球はすべてLEDタイプに替えていきます。
おまけにその照明器具の根元を留めているビス二本のうち、一本が緩んでいて照明器具が少しグラついていました。
そのときは、私の愛車のハイブリッド・システムがイカれたため廃車手続きをしていて、替わりに購入した車がまだ整備中なので妻の軽四を借りて各所有物件の定期清掃に回っていた日でした。
工具も部材も何も持ち合わせていません。ゴミ袋と火挟みくらいです。
「今度、工具を持ってきた時にLED電球を買って、ビス増し締めと電球交換をしよう」と決めて、その日は元に戻して帰りました。
この時は、まさか四日後に入居申し込みの連絡が入るとは思いませんでした。
抜かった!
週が明けて月曜日の午前中に管理会社の担当者から保証会社の審査が通った旨の連絡がメールで届きました。
法人での借り上げで、その法人の社長が連帯保証人にもなってくれます。
入居希望日は今月中旬。およそ一週間後です!
入居前日までのどこかで管理会社は玄関ドアのカギ交換を実施しますので、部屋の中でやりたいことがあるのなら早くしないといけません。
LED電球に替える効用
今にして思えば、妻の軽四の備え付け工具の中にドライバーくらいは入っていたかもしれません。
行きつけのホームセンターは、当該物件から車で片道15分くらいのところにありますからLED電球を買うこともできました。
その日は定期清掃の後にもいくつか用事があった(妻の車を借りている日に遠出の用事をできるだけ片付けたかった)ので、そのことも私の行動に作用したのかもしれません。
「白熱電球をLED電球に交換しておくこと」は入居者、管理会社、オーナーの三者にとって、とても有用なことです。
・白熱電球より明るい
・球切れの心配がない。
・管理会社、またはオーナーが電球一個のことで呼ばれる心配がない。
・入居者もトイレ中や入浴中に真っ暗になる心配が限りなく少なくなる
など。
まとめ
管理会社にLED電球への交換とビスの増し締めを依頼すると、外注の電気工事屋さんに作業委託するのでヘタすると、万単位の作業代と部品代を請求されるでしょう。
ここは明日、私の車が納車されたら速攻で作業をやりに行きたいと思います。
「ちょっとした気の緩みが思わぬ事態に発展する」という事例でした。
中には「そんな、大げさな」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私にとってはこんなことでも「一大事」なのです。
終わり
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