管理会社に相談
昨日は、先日の記事「後継機種を注文しました!」で書いたIHコンロ更新工事の日でした。
その前の日に管理会社の担当者から、入居者が立ち会える時間が16時半から17時半に変更になった旨の電話が入りました。
了解したあと、その電話を借りて申し訳なかったのですが、一点、相談させて頂きました。
ナカシマ「数日間、IHコンロが使えなくて不便をかけたので、なにかお詫びの品を持っていったほうがいいでしょうか?」
担当者「うーん・・・、オーナー様次第ですねえ」
予想通りの回答でした。
今回の対象部屋は、とある会社が借り上げての”社宅使い”で、東南アジアの若い外国人女性が二名で住んでいるロフト付き1Kです。
持っていくことにした
会社借り上げなので、滞納は無いですし、家賃36000円と共益費2000円、合わせて38000円を毎月いただいている部屋です。
中がゴミ屋敷のようになっていたら渡すかどうか考えますが、一応、インスタントラーメン5袋入りの、みそ味としょうゆ味を買っていきました。
なぜ「インスタントラーメン」かと言いますと、東南アジアの若い女の子なら好きなのでは?と思ったのと、IHコンロが正常に使えるか数日間、様子を見ることができるかな、と思ったからです。
それと万一、渡さない事態になった場合でも、持って帰って自分の昼食に回せますしね(笑)。
今日は、毎月二回実施している定期清掃の日なので順番に五物件を掃除して回って、最後にIHコンロ更新工事をする「四つ目の物件」に向かいました。
途中、通帳記入をしたり空室の空気入れ替えをしたりして寄り道したのですが、約束の時間より一時間半ほど早く到着したので、物件近くのコンビニの駐車場でホットコーヒーを飲みながら時間をつぶしました。
約束の時間の5分前に現地に行くと、入居者二人も帰宅していたので挨拶もそこそこに工事に取り掛かりました。
IHコンロの交換は無事終了
まず、故障したIHコンロの電源プラグをコンセントから抜いて、留め具をプラスドライバーで緩めて本体を上に外します。
料理等による汚れで固着しているので、スクレーパでこじ開けるようにしてミニキッチン天板からはがすようにして取り外します。
そのあと、角穴の周囲の油汚れや焦げをスクレーパ、激落ちくん、雑巾を使って掃除します。
この掃除にいちばん時間を取られます。
掃除が終わると、新しいIHコンロを奥側から差し込むようにして角穴に落とし込みます。
裏側の左右二か所にある留め具をプラスドライバーで引き出して、天板裏側に締め付けます。
コンセントに電源プラグを差して終了。
試運転として、鍋に水を入れてお湯を沸かしてもらいます。(冒頭の画像を参照してください。)
問題なく、作業が完了しました。要した時間は、約40分でした。
取り外したIHコンロは、持ち帰って毎月一回ある粗大ゴミ回収の日(無料)に出します。
先手を打たれた!
私が道具やゴミを片付けていると、入居者の女の子のうち、年長と思われるほうの子が500mlのペットボトルのお茶とチョコレート二粒を手渡してくれました。「わざわざ直しに来てくれてありがとう」と。
部屋も、二人入居にしてはキレイに使ってくれているので、迷うことはありません。私も表に停めている車から、買っておいたインスタントラーメンを持ってきて入居者に渡しました。
ナカシマ「ラーメンは好きですか?」と聞くと、
入居者「ダイスキデス!」との回答。
ナカシマ「それは良かった。これは不便をかけたお詫びの品です。どうぞ」
と言うと、二人はとても喜んで受け取ってくれました。
まとめ
物件に備え付けの設備の不具合で不便をかけた場合、特に問題のない入居者ならお菓子とか簡単なもので良いので、”お詫びの気持ち”として何かを渡すと良いでしょう。
昔なら、大家と店子(たなこ)の間にモノのやり取りは日常茶飯事だった時代もあったようですが、今は滞納が当たり前とか、ゴミ屋敷にして当たり前とか、ルールを守らない”おかしな入居者”も多いですから誰にでも同じように対応するわけにもいきません。
相手とか状況をよく見て判断するようにしないと、ヘンに舐められたり、軽く見られたりします。
現代の大家は、入居者に応じて、その都度、臨機応変に対応するスキルを身に付ける必要がありそうです。
終わり
コメントを残す