誤字・脱字がひどい話し

ここ2、3年で本やネット記事を読まれている方はお気付きのことと思いますが、文章の「誤字・脱字」がひどいですよね。

その先を読み進めるのが億劫になりますし、もっと言えば”この出版社の本は今後買わないでおこう”と思ってしまいます。

これって、売る側からすれば「販売機会の逸失」ですよね?

「誤字・脱字」も車の信号無視と同じで、「みんなでやれば怖くない」という感覚なのでしょうか?

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実例の御紹介

不動産投資関連本を数多く出している某出版社が近年、特にひどいと感じます。

最近出版されたその出版社の本から実例を御紹介します。

・資産活用の会社が管理会社までしているのでしょうか。

→資産活用の会社が“なぜ”管理会社まで・・・(または冒頭に”なぜ”。前後の文脈から必要)

・管理会社を選ぶとくに使える・・・

→管理会社を選ぶ時に使える・・・

・潰れてしまうのでは危惧してからは・・・

→潰れてしまうのでは“と”危惧してからは・・・

・自販機、太陽光電、コインランドリー・・・

→自販機、太陽光“発”電、コインランドリー・・・

・「金返せ」と張り紙”も”されたことも・・・

→「金返せ」と張り紙“を”されたことも・・・

・高校”を”進学できな・・・

→高校“に”進学できな・・・

ちなみに最後の三つは同じページです。

どうでしょうか。

さすがに同一ページ内にこれだけあると、内容の面でも「ここはこういうふうに書くべきでは?」と思える箇所が読んでいるそばから続々と溢れ出てきて、本の内容を勉強するどころではなくなります。

まるで”出版するまでに一度も「校正作業」を実施していないのでは?”と思う有り様です。

パソコンで打つから間違う?

私もブログを書き始めてからすぐに気付いたのですが、モノを書く道具が”パソコン”になったことも「誤字・脱字」の一因でしょう。

忘れた漢字を瞬時に思い出させてくれる便利な道具である反面、変換間違いをしても先を急ぐあまり、間違えたまま気付かずに先に進むことも多いです。

だからこそ、書き終えたあとで見直す「校正作業」がなおさら重要な意味を持つのだと思います。

私は出版経験が無いですが、おそらく著者は原稿を書き終えたら出版社が校正作業をきちんとやってくれるだろうと安心して任せているパターンが多いのでしょう。

自分で仕上がりをチェックしていれば気が付いて出版社に文句のひとつも言うはずですからね。自分が苦労して書いた書籍の売り上げに影響するわけですから。

「世間に発信する」ということ

ブログだともっとひどいです。

著者(=自分)と世間の間に、校正してくれるであろう「出版社」がいないのですから。

自分が校正しなかったら、”誤字・脱字・内容不可解な”文章がそのまま、公の目にさらされるわけです。

ブログを書き始めてからは参考までに他のブロガーさんの記事も多く読みますが、誤字・脱字の多いブロガーさんの記事は本と同じで、内容が多少良くても読む気が失せますね。

世間に発信するからにはある程度、発信する文書に責任を持ってほしいです。

偉そうに言っている私も「誤字・脱字」は皆無ではありません。

しかし、以前の記事にも書きましたように三回は校正作業を実施しております。(下書き時点、投稿する直前、投稿したあとに自社サイト確認→修正)

まとめ

読みやすくするためのテクニックとして、意識してわざとひらがなやカタカナを用いる場面もありますが、上で挙げた事例などはそれ以前の問題です。

とある著名なブロガーさんもコメント欄で「誤字・脱字の多いブログや本は読む気が失せる」とハッキリおっしゃっています。

出版社に勤めておられる方は巷(ちまた)の人々の書籍離れを嘆く前に、自社の”校正状態”をチェックされると良いかもしれませんね。

終わり

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