飲食店における本当のサービスとは?




「サービス」とは?

サービス【service】(する)奉仕。客をもてなすこと。

パーソナル現代国語辞典より引用

奉仕。「―精神」

給仕。接待。「―のいい店」「―料」

広辞苑第六版より引用

誰しも多かれ少なかれ、外食で飲食店を利用されると思います。

その際に受ける「サービス」は食べるものの種類や業態によってさまざまです。

ラーメン屋、洋食レストラン、日本料理店、居酒屋・・・。

セルフサービスかフルサービスか、はたまた日本のピザ屋さんに多いテイクアウトのみか。

今回は海外のレストラン利用を客として経験した私が、日本のレストランとの「飲食店のサービスの違い」を考察したいと思います。

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「チップ」はテーブル担当者のもの

30年ほど前、私が海外出張で訪れていた欧米では小さなレストランでも高級レストランでも、テーブルごとに担当のウエイターやウエイトレスが決まっています。

精算時に飲食代の一割程度をチップとしてテーブルに置いて席を立つのですが、そのチップはテーブル担当者の”収入”になるのです。

少しでもチップをたくさんもらうために満面の笑みで対応したり、キレイに化粧をしたり、仕事する上でのモチベーションになるようです。

「チェック」という小切手を使う場合でもチップを乗せた金額を記入しますから、あとで店側がチップ分のお金をテーブル担当者に渡すシステムなのでしょう。

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美味しいかどうかを必ず聞いてくる

そのチップ制度と関係あるのかないのかわかりませんが、客が料理を食べ始めてしばらくすると、必ず「お味はいかがですか?」と聞きにきます。

普通に美味しければ「Good」とか「Delicious!」と返答します。とても美味しければ「Great!」など。

会話好きな欧米人の文化なのでしょうか。日本のレストランでは聞きにきませんよね?

奥ゆかしい日本人の文化にはなじまないのでしょう。(いちいち聞きに来るなよ!)と思われるのが関の山ですよね(笑)。

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一度だけ不味(まず)い時があった

新婚旅行で行ったメキシコのリゾート地、カンクンのレストランで「これはまずい!」と思ったことがありました。

しゃれたテラス席で良い雰囲気のシーフード・レストランでのコース料理の最初の品、野菜のコンソメスープがかなり塩からかったのです。

スープでもなんでも塩が効き過ぎると食べられませんよね?

ウエイターが味を聞きにきた時に「Too much salty!」とか言うと「スミマセン、作り直します」と言って私と妻のスープを持っていきました。

その後、2品目、3品目を食べていると例のスープが来ました。

塩加減はあまり変わっていませんでした。一度、塩辛くなったスープは直りませんよね。

心配そうに横に立っているウエイターには「いいよ、ありがとう」と言いました。

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日本は「傲慢な」国?!

ひるがえって我が国、日本はどうでしょうか。

コミュニケーションが苦手な国民性から欧米のような店側と客側のやり取りはありません。

仮に味が悪くても我慢して食べるか、残すかですよね。

店側に面と向かってクレームを付ける客は少数でしょう。

ラーメン屋などは腕組みポーズで店主が写っているグルメ雑誌や広告をよく見かけますし、厨房でも難しい顔をしてまるで「俺が作った入魂のラーメン、黙って食え!」とでも言わんばかりです。

それで美味しければまだ良いのですが、まずいせいで段々と客足が遠のいていっても、客は忖度して何も店側に言いませんから、店主は味のせいだとは思わないでしょう。

ラーメンと言えば、家の近所で”ぬるい”ラーメンを食べたことがあります。

案の定、一年ほどでつぶれましたね。”ぬるい”ラーメンは後にも先にもあの一回だけです。

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まとめ

料理が美味しいことはもちろん、スマートでテキパキした対応をしてくれるウエイトレスやウエイターは見ていて気持ちいいですし、料理も一段とおいしく感じられます。

それに加えて適度なコミュニケーションが客との間でかわされれば、それもまたせっかくの外食をより一層思い出深いものにしてくれるはずです。

日本の完成された「おもてなし」も良いですが、外国人が観光や仕事で日本に流れ込んでくる今後に向けて、日本のレストランでも店側と客側がささやかなコミュニケーションをとれるようになるといいなあ、なんて思った次第です。

終わり

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