大事な報告作業
一昨日、セルフ原状回復工事を終えた空室の状況を関係各所に報告および伝達をしないといけません。この連絡を受けて初めて、管理会社や賃貸仲介業者はネット掲載以外の本格的な入居募集活動(現地案内、内覧など含む)を開始できますから。
管理会社に丸投げの場合は不要な手続きですが、私のようにセルフ原状回復工事を実施するオーナーさんにとっては忘れてはいけない、かつ迅速に行わなければならない、大事な事務的な作業の一つです。
まずは、管理会社へ
一昨日の午後、主(おも)だったリフォーム箇所の写真をタブレットで撮影して、その画像を添付し、実施項目を記(しる)したメールを現地で管理会社の管理担当部門宛てに送信します。「CC」欄に客付け担当者や、営業担当者、総務部門のアドレスも入れます。
高精細な画像(一枚あたり、1メガバイト前後のサイズ)を15枚程度は添付送付できます。
↑本人なのか遊びに来た友人なのかは不明ですが、タバコを吸っていたらしく外、内ともそれなりに汚れていたエアコン。エアコンクリーナー・スプレー(緑茶のカテキン入り)でフィンを、泡洗浄剤で外装板関係を、ブロワを使い古した歯ブラシで掃除しました。フィルタは手で水洗い。
↑和室の、下側が結構汚れていた二面に、のり付きのクロスを古いクロスの上から貼りました。
クロス貼り作業は、何回やっても苦手です。基本的に”雑な性分(しょうぶん)”なので。
表替えを終えた畳が日に焼けないように敷いている薄茶色のビニール材が見えます。
↑キッチン・シンクの残飯受けカゴと、菊割れゴムを新品に交換。
水栓ハンドルとケレップも新品に交換しました。水栓ハンドルは一個1500円ほどと高いですけどね。シングルレバー混合栓に替えることを思えば安いものです。
蛇口まわりは”激落ちくん”、シンクまわりは”ステンレス用磨き剤”で磨きました。
↑キッチンの手元灯。FL10N蛍光管の両端が黒ずんでいたので、新品(100円ほど)を買って交換しました。グロー球は、手持ちが一個あったのでついでに交換しました。
ヒモは案の定、下のほうが汚れていました。泡漂白剤で拭いてもキレイになりません。
さて、どうしたものか・・・。
数秒間、思案したのちに思いついたのが「汚れた部分を切って、あえて短くする」という方法です。画像は実施したあとなので、短くなっています。短くなっても、使用上まったく問題ありません。
↑YUASA製の換気扇。換気扇クリーナーで本体と羽根をキレイにしたあと、新品フィルタを装着。三枚セット販売のうち、一枚余っていたフィルタが役立つ時が来ました!引っ張りヒモはかなり汚れていたので捨てて、私得意のダイソーの「ステンレス・ボールチェーン」110円と交換しました。
↑風呂のシャワーヘッドと、水栓ハンドル(湯用と水用)およびケレップを新品に交換しました。
画像には写り込んでいませんが、クサリ付きゴム栓もかなりささくれて傷んでいたので新品に交換しました。サイズ合わせが難しいので、古いものをホームセンターに持参しました。
↑便器は尿石取り剤、泡漂白剤で、床はオールクリーナーとワックスで磨き上げましたよ!
次に、賃貸仲介業者へ
管理会社に終了報告したことで、管理会社から複数の賃貸仲介業者へ連絡がいくはずですが、少しでも早く入居者付けを実現したい私は、同時に面識のある賃貸仲介業者へも終了報告メールを現地から送信します。
この場合のメールの宛先欄は、すべて「BCC」欄を使います。私が誰々に送ったかが一応、わからないようにするためです。今まで、リアルに足を運んで挨拶した賃貸仲介業者の支店、およそ20箇所に一斉メールの送信です。本文最上段に書く宛名は、「御関係者 各位様」です。
本文には、管理会社あてのメールとは違い、実施項目のコト細かな説明は不要で、それよりも管理会社とあらかじめ打ち合わせ済みの募集条件(家賃、共益費、駐車場代、水道代、敷金、礼金、広告料、家電サービスや初期費用減額などのキャンペーンの有無、ペット飼育の可不可など)を列記します。
どこからも返信メールなどは来ませんし、ラインではないので既読したかどうかもわかりませんが、いち早く入居希望者を案内してもらうためには大事なメールだと思います。
まとめ
大家自身でセルフ原状回復工事を実施する場合、作業完了報告を管理会社等の関係者にし忘れると、管理会社は「大家さん、原状回復工事はまだ終わらないのかなあ」、大家は「入居申し込みがなかなか来ないなあ」と、お互いに”連絡待ちの状態”に陥る危険性があるので、要注意です。
ところで、一人で1LDKの不具合箇所の修理やメンテナンス、畳の表替えの手配およびルームクリーニングとエアコンクリーニングを、昼間作業のみ三日間で済ませられれば御の字ではないでしょうか?(自画自賛ww)
あと「セルフ原状回復工事」では、液体ワックスやクリーナーなどケミカル製品を使う場面が多いと思いますが、ゴム手袋もしくは使い捨ての「エコソフトグローブ」の着用をオススメします。
私はついつい作業の流れで勢いそのままに素手でやってしまうのですが、二、三日手のひらがジンジンしびれた感じが続き、いつも後悔しています。このあたりにも若干、”雑な性分”が現れますね(苦笑)。
終わり
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