衝撃の事実!
今日は、昨日の記事「不動産業界で転職が多いのは甘ちゃんだから?!」の続編ともいう記事です。
私の法人主催の「懇親会」席上で、酒もかなり入って三人とも一段と饒舌(じょうぜつ)になってきた頃のことです。
管理スタッフよりも二つ年上の営業スタッフに、「若手社員が入ってもすぐ辞めて人手不足とか、ややこしい大家や入居者からの理不尽なクレームとか、管理会社も大変だよね」と私が水を向けると・・・
営業スタッフ「ナカシマさん、実はそれほどでもないんですよ」とのこと。
ナカシマ「えっ?なんで?!」
営業スタッフ「実は”心強い女性スタッフ”が入社してきまして」
その女性スタッフとは、とある私の所有物件の設備トラブルで一度、電話でやり取りしたことがあります。
たしかに、若くてハキハキしていて”しっかり”してそうでした。
営業スタッフ「彼女は”クレームの電話を受けるのが楽しい”そうです(笑)」
ナカシマ「???」
クレームを受けるのが楽しい?
にわかには信じられませんでしたが、本当だそうです。
彼女は携帯電話の大手キャリアに結構長く勤めていたそうで、その時にクレーム対応に慣れたどころか、「モンスター・クレーマー客を撃退する」ことに”快感を覚える”ようになったとのこと。
しかも、訳あって不動産業界に転職することになったわけですが、前職の携帯電話業界のクレーム対応よりも、”はるかにたやすい”とか。
毎日の「クレーム対応業務」をすることが楽しくてしょうがないそうです。
いろんな人が居る
いやはや、度肝(どぎも)が座った女性がいるものです。
懇親会に同席した営業職の男性スタッフも携帯電話業界出身で、見た目は線が細そうだけど実は度胸満点の男ですから、この管理会社は心強いです。
片や、ちょっとしたクレームにも、おどおどして挙句”うつ状態”になり退職する男性社員もいることでしょう。
また、入居者では「夜中、日中問わず、上階の人が常に大きな音を出す。なんとかしてくれ」とか「下の階の独身男性が毎夜、夜中に彼女と帰ってきて、夜食をキャッキャッと騒ぎながら作って食べてイチャイチャして眠れない。なんとかしてほしい」など、私が持っている五物件だけでも、不定期に何かしらクレームが発生します。
これから、顧客対応要員を獲得しようと考えている管理会社は、「携帯電話業界を出産等で退職せざるを得なかった、なおかつクレーム対応が大好きだった」という女性求職者を採用すれば重宝(ちょうほう)するのではないでしょうか。
まとめ
私たち収益物件のオーナーが、入居者の「短期退去」を嫌がるのと同じように、管理会社も従業員の「短期退社」は避けたいハズです。
AIが台頭(たいとう)してきて”人余り”になるであろう、これからの時代は求人側(企業側)が求職者を厳選できるハズですから知恵を働かせて、ぜひ”有用な人材”を獲得してください。
それがオーナーと管理会社、そして優良入居者にとって良好な関係を築くことに繋がるのです。
終わり
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