もう、慣れました。
一昨日の記事「ギブアップによる退去でした。」で、空室になった部屋に朝から出向いて早速、原状回復工事に取り掛かりました。
1LDKで、六畳の和室がある物件です。
前もって、懇意にしている畳店に「表替え(おもてがえ)」をお願いする旨、伝えていたので午前九時半に取りに来てくれました。
二階の部屋で、階段が急傾斜なので、一階に降ろすのを手伝いました。
畳の表替えを一枚三千円プラス消費税でやってくれるのでホントに有り難いです。
仕事も早くて丁寧。今日の午後には仕上げて、搬入してくれるとのこと。
畳六枚で19800円(税込み)です。
その他、やることはいつも大体同じなので、もう慣れたものです。この物件では、今までに七回ほど原状回復工事を経験しています。
昨日、実施した項目
・畳六枚搬出後、和室掃除
・改修用部材の買い出し(行きつけのホームセンターと百円均一ショップ)
・球切れしていた白熱電球をLED電球に交換(トイレ、玄関外)
・エアコンクリーニング(フィルタ水洗い、フィンをスプレーで洗浄、外装部品を水洗い)
・トイレ、風呂を掃除(排水口も、パイプユニッシュで。)
・シャワーヘッド更新
・風呂と台所の水栓ハンドルおよびケレップを更新
・台所シンクの残飯受けカゴ、菊割れゴムを更新
・風呂クサリ付きゴム栓を更新
・換気扇の掃除(換気扇クリーナーにて)、引っ張りヒモをボールチェーンに更新
・換気扇フィルタを新規取り付け
今日の予定
・カーテンレールおよび房掛(ふさか)け取り付け
・風呂と脱衣所の照明をLED電球に更新
・トイレのドアノブを脱衣所ドアに移設して、トイレ用ロック付きドアノブを取り付け
・畳(表替え完了品)を搬入
・クロス、窓枠等の掃除
・クロス汚れを補修。必要ならクロス貼り。
デメリット
一人で原状回復工事を実施するデメリットは、なんといっても作業スピードです。
複数人数で手分けして効率よくやったほうが、作業は当然、はかどります。
広い範囲のクロス貼りなどは、特に一人ではやりにくいですね。
メリット
作業スピードのデメリット以外は、メリットしか思い浮かびません。
・おしゃべりは皆無なので、作業に集中できる
・施主が手伝ってくれた人々になにかと気を遣うこともない
・自分のペースで作業できる。開始・終了時刻も自由に決めることができる。
「一石二鳥」のメリットあり!
管理会社にすべてお任せする場合は関係ないですが、大家自ら原状回復工事を外注する場合は、修繕・改修・改善などの作業系と、エアコンクリーニングやルームクリーニングなどの掃除系は通常、別業者となり日程も別々です。
お金も日数もかかるというわけです。
ところが作業系も掃除系も大家が一人で自ら行う場合は、修理する箇所を掃除してしまうことが可能です。
例えば、2バルブ混合栓の水栓ハンドルとケレップを新品と交換する場合に、旧部材を取り外した場面で、”激落ちくん”というメラミンスポンジを使って水栓周りの銀色金属部分をピカピカに磨きます。
ハンドルという邪魔なものが無い状態なので掃除しやすいです。
そして、新しい水栓ハンドルとケレップを取り付ければそこの水回りの掃除と改修工事が一度に終わります。
他に次のようなケースがあります。
カーテンレールや房掛けを更新する時、あるいは網戸を張り替えるかもしくは網戸を水洗いする時に窓枠掃除・窓ガラス拭きをする。
・シャワーヘッドやゴム栓を更新する際に風呂内掃除をしてしまう。
・トイレの照明を白熱電球からLED電球に更新する際に、トイレ内掃除を終わらせる。
こうしておくと、「あとはルームクリーニングだけ」となった時に、”LDKの床掃除とワックスがけのみ”になっています。
ちなみに、この物件の原状回復工事にかかる工数は、そんなにひどく汚れていない今回のようなケースで2~3日/人です。入居募集は、管理会社が既にかけてくれています。
まとめ
「一人で原状回復工事をするのは寂しい」とか「モチベーションが上がらない」という人はムリですが、そんなに苦にならない人は”一石二鳥方式”を試してみてくださいね!
終わり
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