「成功大家、8つの特徴」をセルフ検証してみました。

健美家コラム

「不動産投資」に関わる者にとって、インターネット回線を使って得る物件情報サイト、いわゆる”ポータルサイト”の双頭とも言える「健美家(けんびや)」と「楽待(らくまち)」。

それぞれ、メインである”物件情報”のほかに、読み物として新聞、コラム、ブログ、ニュース等のコーナーを備えており、物件情報以外の運営上の助言的な要素が盛り込まれています。

私も不動産投資を始める前から、書籍とともにこれらのサイト読み物から得た情報も大いに役立ちましたし、今でも暇さえあれば貪(むさぼ)るように読ませて頂いております。

それどころか、当ブログは健美家さんのブログ欄にも投稿させて頂いており、読者拡大に多大なる御助力を頂いております。

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火の玉ガールさん

コラム欄には、有名大家さんや比較的長く大家業を営んでいらっしゃる実力派大家さんが寄稿されており、ブログより数ステージ上の内容を知ることができます。

火の玉ガールさんとは面識がありませんが、私が認識しているのは下記です。

・不動産がとにかく好き

・行動力、バイタリティが人一倍有る

・所有物件を自主管理できる

・自分なりに創意工夫して、事業を拡大している

そんな “火の玉ガールさん”が昨日、健美家コラム欄に寄稿された「人生を楽しんでいる成功大家さんの8つの特徴」を読んで、「自分はこのうちいくつ当てはまるだろうか?」と思い記事にしてみました。

不動産投資を開始してから4年半経ち、自分というものを見つめ直す、良い機会と思ったのです。

大家ナカシマの8つの特徴は?!

自分はどうなのか、8つの項目を順に追っていきます。

特徴1.『 不動産が好きである 』

この項目を最初に持ってきて下さったのはうれしいですね。

不動産投資をするに当たって一番重要な項目でしょうから。

私は自宅を32歳の時に土地から買って注文住宅を建てた頃から不動産が大好きでした。

いいえ、小学校2年生の時に「将来の夢は大工さん」と周囲に語った時からでした(笑)。

自分が気に入って買った土地や建物には、迷わずキス出来ます。

特徴2.『 得意分野が突出している 』

これは無いですね。

D I Yは少々しますが、得意な分野は少ないです。

水回り部材の交換、電気部材の交換、網戸の張り替え、糊付きクロスでのクロス張り替えくらいですね。

業者さんや工務店さんを使ってのリノベーションや再生は手掛けますが、イラストレーター等のソフトを使ったプラン作成などは出来ません。

強(し)いて言えば「物件ターゲットは”一棟もの築古アパート”」ということになります。

ボロ戸建てや R C 造のマンションも気にはなりますが、結果的に”一棟もの築古アパート”のみを買ったり売ったりしています。

対象エリアも、始めた頃は近隣の県にも物件視察に行っていましたが、段々と岡山県南に収れんしていきました。いわゆる”ドミナント戦略”になっています。

その投資家に合った”カタチ”になっていくのではないでしょうか。

特徴3.『 他人の不動産投資手法を否定しない、比較しない 』

これはその通りです。と言うか、”他人の投資手法を気にしたこと”がありません。

他人と自分の行動や考え方を比較したことも無いですし、したいとも思いません。

偶然、ひょんなことから知り合った近所の不動産投資家にも始めた頃にお世話になったきりで、その後、数回相談したことがありますが、ここ一年ほどコンタクトがありません。(関連記事「2.身近にいた不動産投資家」)

仲が悪くなったとかではないです。

話そうと思えば話は出来ますが、お互いにくっつきたがる性格ではないのでしょう。

その方が、私もヘンに気を使わずに済みますし助かります。

年賀状はもちろん、お中元やお歳暮もしたことがありません。

また、ポータルサイトのブログ等で他の大家さんの記事を読んで勉強はしますが、それだけです。

「こういうやり方もあるのか・・・」とか「こういう考え方もあるんだな」くらいです。

特徴4.『 文句や愚痴、悪口、マイナス発言が圧倒的に少ない 』

これは少しマイナス評価かもしれません。

特に管理会社は、いちばん密接に事業経営に関わる組織だけに、どうしても衝突する場面が出てきます。そして、危機感を持ってもらう為に、あえて意識的に悪口をブログ記事に書いたりすることもあります。

私は神経質な面を持ち合わせていますので、ネガティブ志向に向かうこともたまにあります。

できるだけ、ポジティブに転換するように心掛けてはいます。

反面、不動産賃貸事業を経営している中で、リスク管理する上では”神経質な面”は役立っていると思います。

特徴5.『 行動がはやい 』

これは私がいちばん得意とする項目ですね。

断言します。自他ともに認めます。

逆に言えば「自分は判断や行動が遅い」と自覚している方は、不動産投資はしないほうが良いとさえ思います。

それくらい、私は自分のこの特技が、今の事業に役立っていると感じています。

って言うか、判断と行動が”的確で早く”ないと、低価格かつ高利回りの優良物件を入手できる確率がグンと下がります。

この資質は、不動産投資だけでなく、なにがしかの事業を経営する上で大変重要なコトだと思います。

特徴6.『 すぐに結果や見返りを求めない 』

これも不動産投資を実施する上で重要な資質ですね。

この項目での私のセルフ診断・評価は低いです。

私も含めて融資を受けて不動産投資をしている人にとっては、数十年の融資返済を終えた時からが心安らかに通帳記入できる日々になります。

それまでは、入居者ファーストで満室経営を目指し、ひたすら節制して資金ショートしないように、心の平穏を保ちながら地道に経営するしかありません。

特徴5.に相反する事柄でもあり難しい部分もあるのですが、忘れてはいけない文言ですね。

特徴7.『 人のせいにしない。自責 』

「自分で選択して実施したことの結果は、良くなかったとしても受け入れて反省する。」

これは、人間だれしも難しいことであり、私も自分に甘い、弱い人間ですからあまり得意ではありません。

しかし、自分なりのやりようによってトレーニングしています。

私の場合は、とにかく「孤独に徹する」ようにしています。

「家族とビジネス上で関係する人」以外の交友関係をすべて断っています。

時々、旧友に連絡したくなる時がありますが、我慢して連絡しません。

孤独に徹すると仕事上で誰にも頼ることができないので、他人(ひと)のせいにすることが無くなります。

自然と、「自分で責任を負う訓練が出来ている」のです。

つまり責任転嫁するような人は、「不動産賃貸事業」である不動産投資は実施しないほうがよいということになります。

私自身、責任転嫁する人を見ると気持ち悪いと感じますし、そういう場面に出くわす度(たび)に反面教師にしてきました。

特徴8.『 頭が柔らかい 』

これは比較的、得意分野ですね。

「同じ部材でも、一般的な使い方とは違う使い方をする」とか、「他人(ひと)と違った考え方をする」ことが好きです。

サラリーマン時代の仕事の多くが”産業機械の設計”という職種だったことも影響しているのかもしれません。

自分の変わった考え方がうまくハマった時は、至福の喜びです。

こういった傾向から、特許権や意匠権の取得にも興味があります。

まとめ

結果、自信を持って「当てはまります!」と言えるのは、8項目中5個でした。

いずれにしても自分は、”不動産賃貸事業の経営(≒不動産投資)”という職種に出会えて、本当に良かったと思っています。できれば、もう少し早く、せめて40代で出会っていたかったですけどね。

それは今さら言っても仕方ありません。

運良く、軌道に乗りかけているのですから、本当に軌道に乗せるべく、自分のペースで地道にやっていきたいと思います。

終わり

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