銀行審査の結果待ちの間にできることをやる
先日の記事「気になる物件にアプローチを試みることにしました!」の途中経過報告です。
金融機関の担当者が、融資審査の結果が出るまでに一週間はかかると言っていたので、その間にできることをやっておきます。
下記を調査することにしました。
・賃貸需要が見込めるか?
・賃貸の相場はいくらくらいか?
・立地その他で、なにか問題は無いか?
管理会社に聞き取り
まず、日頃から付き合いのある管理会社の担当者に聞いてみました。もちろん、口外無用で。
(対象物件の近くの、仲の良い賃貸仲介不動産屋さんに聞くこともできますが、買えなかった時に”ヘンな噂”が広まっているとあまりよろしくないので、私は管理会社だけにとどめておきます。)
聞いた結果は、概(おおむ)ねOKとのことです。
・立地は良い。学区も生活の便(交通、買い物)も悪くない。「JRの駅まで徒歩12分ほど」が強いて言えばネック。
・外装・内装を普通レベルで、パリッとして貸し出すなら、共益費込みで5万円前後とのこと。(私の想定通り、シミュレーション通りで一安心です。)
ただ、一点だけ”弱点”があります。
外部駐車場が必要
この物件は、駐車場のスペースがあまりありません。せいぜい4台が限度です。
そして、この地域のファミリー物件では一戸につき2台分の駐車場枠が必要とのこと。
「1台分でいい」という入居者がいたとしても、4戸前なので6台分は欲しいところだそうです。
2台分不足なので、近隣の外部駐車場を確保する必要があります。
近隣に月極駐車場はいくつかありますが、この物件に一番近い駐車場(目と鼻の先)には、連絡先看板が掛かっていません。
ちなみに弊社が所有している物件で、「オーナー(=弊社)が借り上げ」での外部駐車場は現在、ありません。
以前はありましたが、振込手数料など若干赤字だったので、管理会社が機転を利かせて、入居者が直接外部駐車場を借りる方式に転換してくれた経緯があります。
今回も入居者が直接外部駐車場を借りれば良いのでは?と思って、管理会社の担当者に聞くと、単身者向けとファミリー向けで、外部駐車場の扱いは若干違うと言われました。
私はファミリー物件を持ったことが無いので、そのあたりのニュアンスの違いは未経験です。
またまた法務局へ
対象物件の目と鼻の先にある、外部駐車場の問い合わせ先と、所有者を知るために法務局に出向きました。
まず、対象の駐車場の住所・地番を閲覧室の地図帳で調べます。どうやら、二筆使っているようです。
それをメモして、カウンターに行き登記簿謄本申請書に必要事項を書き込みます。申請するものは、過去の履歴を含む「登記事項の全部証明書」です。
なにか、間違いがあればカウンターの女性が親切に教えてくれます。
今回は合っていたようなので、1200円(600円×二筆分)の印紙を同じフロアにある印紙購入窓口で購入し、用紙に貼って提出。
無事に謄本をゲットできました。
先週の、物件自体の謄本と合わせて2400円、会社のお金を使いました。
このお金は、物件を買えなかった場合は無駄になりますが、私は”ムダ”とは思いません。
買えれば直接、役立ちますし、買えなかったとしても”活きた勉強代”だと思います。
「自分の足で得た情報は、少々のことでは忘れない」からです。
駐車場の所有者は近所
「権利部(乙区):所有権以外の権利(抵当権等)に関する事項」が無いので、債務は無いようです。
そして、権利部(甲区)に現所有者の住所と氏名が明記してあります。二筆とも同じ住所と氏名です。
そして、その住所は私が買いたいと思っている物件から数百メートルしか離れていません。
まあ、地方ではよくあるパターンだと思います。
ここまでわかればOKです。
あとは、アパートを買えた後で、必要に応じて駐車場の所有者を訪ねて、月極駐車場の枠を借り上げる契約を交わすだけです。
まとめ
私は、「大きくムダにならない範囲で、前もって準備しておく主義」です。
その準備行動は”仕事”であり、”勉強”でもあり、私にとっては”趣味”でもあります。とても楽しいです!
終わり
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