呼び鈴撤去後の穴を塞ぐ方法を思いついた!

あり得ない設備提供内容

昨年の秋に五つ目の物件を購入できて、購入後すぐに大規模修繕を実施しました。

工務店、プロパンガス会社、私自身によるセルフリフォーム。

全行程で約一カ月半かかりました。

そのあと管理会社はもちろん、私自身も近隣企業11社への営業活動による入居者付け。

おかげさまで、年末には満室確定することができました!

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大規模修繕の際に懇意にしているプロパンガス会社が頑張って5点、設備の無償提供契約を巻いてくれました。

ガス給湯器(20型)、エアコン(2.8kW)、ウオッシュレット(電源工事含む)、風呂用デッキ型フレキシブル取付けタイプのサーモカラン、そして玄関用ワイヤレス式テレビドアホン。

このアパートは4戸前(よんこまえ)なので、この内容×4セットです。

(余談ですが、岡山ではアパートの戸数を”○戸まえ”という言い方をします。昔の倉庫の数え方の名残(なごり)と聞いたことがありますが、田舎の風習でしょうね。他の地域でもこの言い方をするところがあるかもしれません。)

今の時代に、ここまで設備を御協力頂けることはなかなか無いと思います。

本当にありがたいことです。

ワイヤレス式テレビドアホン

さて今回のお題は、この中の「テレビドアホン」についてです。

なぜ「ワイヤレス」かと申しますと、もともと付いていた呼び鈴が電池式で玄関ドアに取り付けられていたため、普通のテレビドアホンですと壁内の電源工事が必要です。

ガス会社によるとウオッシュレットの電源工事は慣れているし、比較的簡単なので問題ないが、玄関横の壁内新規配線は難しいとのことでした。

そこで、価格も安くなってきた「ワイヤレス式のテレビドアホン」でよければ協力できるとの回答だったので、それでお願いした次第です。

それにしても私今回の一件まで、テレビドアホンに「ワイヤレス方式」があること自体知りませんでした。お恥ずかしい!時代は進んでいるのですね。

玄関横に取り付けるユニット(親機)は乾電池を使います。

一方の室内でカラーモニタを見たり、音声を聞いたりする子機はAC100Vコンセントでの充電式です。まさに電話の子機にそっくりです。

まずはドアに付いていた呼び鈴を撤去

↑こんなふうに呼び鈴が取り付けてありました。

↑古いアパートでよく見かける、このタイプもありました。

これらの古い呼び鈴を、まずは撤去処分します。

すると、直径6mmくらいの穴が二か所、直径12mmくらいの穴が一か所玄関ドアに露出します。

これらの穴をふさがないといけません。

プロパンガス会社の人に、こんな場合はどうしているのか聞いたところ「適当な大きさのプラ板でふさいでますよ」とのこと。

今回のアパートのドアが白なので、さしずめ白色のプラ板をホームセンターで買ってきて瞬間接着剤で貼り付けるか、ネジ止めといったところでしょうか。

この作業までガス会社の方にお願いするのは、さすがに気が引けたので私が担当することにしました。

ホームセンターに行くと確かにプラ板は数百円で売っています。

強力な瞬間接着剤も持っていますし、ネジ止め部材も一式持っています。

ところが、どうも納得いきません。

どうにかならないものか・・・

出来上がりを想像すると、どう考えてもブサイクです。

防犯上も問題がありそうに感じます。

その時は何も買わずにホームセンターを出て帰宅しました。

一晩寝たらいいアイデアが浮かぶかもしれないと思ったのです。

次の日、百円均一ショップに行きました。

私は、なにかいいものがないか探す場合はまず百円均一ショップ、次にホームセンターです。

ちなみに、網戸の張り替え材料や工具は百円均一ショップですべて揃います。

掃き出し窓一枚分の網戸材料が216円(税込み)で手に入ります。

あったー!

ありましたよ、いいのが。

物件近くの百円均一ショップで売っていたアイアンプレート。

WELCOME(ウエルカム)と字抜きされたこげ茶色、焼き付け塗装の鉄製プレート。これなら風雨にも強いですし、なかなかおしゃれです。

これを、まず一個だけ買って取り付け穴ピッチが合うか確認します。

4個買って合わなければ無駄になりますからね。

物件のドアに合わせてみると、合いました!!

穴自体は若干、電気ドリルで拡げないといけませんが全然問題ありません。

取り付け用のM8のボルトとナットもたくさん持っています。

アイアンプレートと合いそうな黒色クロームメッキのナベネジです。

室内側から見えてしまう、直径12mmくらいの穴は白色のシリコンコーキング剤で埋めることにします。

準備は整いました。

いざ、工事!

ガス会社のドアホン取付工事日に私も部材や工具を持って現場に参上し、工事に取り掛かりました。

小一時間ほどで4戸すべて予定通り終了しました。

↑室内側から見た玄関ドア。

M8ネジ2本と六角ナット2個でドアを貫通してアイアンプレートを取り付けています。

その間の少し下に見えるのが12mmほどの穴をシリコンコーキング剤でふさいだ箇所です。

↑室外から見た玄関ドアです。

どうですか?これなら安っぽくないと思いませんか?

↑テレビドアホン親機も含めた画像です。

ブロンズ色のルームナンバープレートも工務店にお願いして新調しました。

取り付け費、消費税込みで1700円/戸です。

まとめ

この改善は、いつになく自分でもうまくできたなあと思っています。

実は一晩寝て考えたときメチャクチャ焦っていたんです。

なんとかしてオシャレに仕上げないと入居者が付かないかもしれないんですから!

3戸も空いてるのに!!

玄関といえば、その賃貸区分住宅の”顔”ですからね。

はっきり言って寝られませんでした。

まあ、こんなふうに独りでドキドキしながらスリルとサスペンスを味わいながら不動産賃貸事業を経営しているわけです(笑)。

関連記事「プロパンガスと都市ガス

終わり

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