急に右目が痛くなった
三日前の夜。何やら急に右側の眼の周りが痛くなりました。
「また、タブレットやPC画面の見過ぎで目が疲れたのかなあ」くらいに思っていました。
翌朝、目が覚めるとまだ痛い。右目の周りや奥、そして右目上方に頭痛も感じます。
これは尋常じゃないと思い、比較的近い眼科で診てもらいました。
女性スタッフによる問診、視力検査のようなことをした後、先生による診察の結果、眼球自体には異常なしとのこと。一日四回差す目薬を二種類処方されました。
二、三日目薬を使って改善されないようなら耳鼻科か歯科を受けてみて下さい、とのこと。
「副鼻腔炎(ふくびくうえん)の可能性がある」と先生がおっしゃいました。
行く病院が違った?
その日、目薬を四回差したおかげか、今朝目覚めると、目の周りの痛みは少し和らいでいました。
が、「副鼻腔炎」という病名が脳裏をかすめた私は、近所の耳鼻咽喉科に行くことにしました。
実は、この病名はゴルフの渋野日向子プロが先日、北海道で発症したとニュースで聞いて知っていた病名です。
しかも、その時に渋野プロが報道陣に言っていた症状と、私の症状が酷似していたのです!
「ティー(ボールを載せる小さな台)を地面に差す時に、顔を下げたらメチャクチャ痛いので、こんな感じで差すんですよ」と、顔は前を向いたままティーを差す仕草をしたと言っていました。
今朝、私が靴下を履こうと下を向くと右側顔面に激痛が走ります。
「渋野プロが言っていた症状じゃないか!」と思い、二、三日様子を見るまでもなく、耳鼻咽喉科に行きました。
耳鼻咽喉科に行った
一昨日からの症状や眼科に行ったことなどを、先生に一通り話してから診察を受けました。
両の耳、両の鼻の穴を目診したあと、別室で顔面正面のレントゲン撮影。
しばらく中待合室で待ったあと、再度診察室に呼ばれました。
「副鼻腔炎ですね」先生は断言しました。
レントゲン写真を私に見せながら、左側の鼻腔のように空気で黒く写っていないといけないのに、右側は白い。膿(うみ)かなにかが入っている証左だそうです。
細菌治療薬、痰の切れを良くして鼻汁の排出を促す薬、蓄膿症や鼻炎に効く漢方薬、それに点鼻液を処方されました。
これらの薬で、3日経っても症状が改善しない、あるいはそれより早く症状が悪化した場合は再受診に来てくださいとのこと。
大きい病院でCT検査はじめ、詳しく診察してもらう必要があり、紹介状を書きますからとのことです。「ヘタをすると副鼻腔と目との間の薄い骨の壁を溶かす恐れもある」とも言われていました。
渋野プロは奥歯が痛いと言った
渋野日向子プロは、はじめ右の奥歯が痛いと言っていました。
「駄菓子が好きな人だから、虫歯になりやすいのかな」と笑ってニュースを見ていました。
その後の報道で「副鼻腔炎だった」と聞いて、「全然、歯医者と関係ないじゃん」とビックリしたばかりでした。(その後、インターネットで色々調べると「虫歯から発症することもある」との記事もありました。)
重大な病気になる可能性もある
副鼻腔炎は、発症箇所である”副鼻腔”が目や脳に近いため、放置したり安易に考えていると、大きな手術が必要になったり、時には死に至るケースもあるそうです。
関連記事「重大な合併症を引き起こすことも」
まとめ
当ブログ、節約術カテゴリーの以前の記事「すぐ病院に行かない」では、少々のことで安易に病院に行くことは浪費につながるというようなことを書きましたが、時と場合に依(よ)ります。
本人が日常生活に差し支える症状や、放置したら危険な状態に陥るかもしれない場合には、いち早く医者にかかるべきです。
もし、急に眼や奥歯の周り、顔面の奥や上のほうに痛みを感じたら、まず「耳鼻咽喉科」を受診してみてください。「副鼻腔炎」かもしれませんよ。
終わり
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