不動産屋の種類と接し方

「不動産屋さん」にも色々ある

当然ですが「不動産賃貸事業」を営んでいくにあたって避けて通れない業者さんです。

「不動産業者」と一口に言ってもいくつかの種類があります。

主なものとして「賃貸仲介業者」「売買仲介業者」「管理会社」が挙げられます。

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それぞれ専業でされている業者さんもあれば、この中の複数の業務を手掛けている業者さんもあります。

また昔からの地元の業者さんもあれば全国展開している大手フランチャイズチェーン(エイブル、アパマンショップ、ホームメイトなど)に加盟している業者さんもあります。

(なお書籍やネットニュースなどでお目にかかる「三為(さんため)業者」や「新築を伴うサブリース業者」などの”亜種”業者は本記事では割愛させていただきます。)

賃貸仲介業者

言わずと知れた、希望する条件の賃貸住宅を紹介してくれる不動産屋さんです。

希望条件に合う物件をいくつかピックアップしてくれて望めばそれらの物件を案内してくれますし、気に入ればそのまま店舗に帰って申し込み、という流れになります。

管理会社を使うオーナーさんは直接関わることが少ないと思いますが、とても重要な業者さんです。

なお直接は関わらなくても、入居者付けの成功報酬である”広告料(AD)”の値段決めは管理会社さんと相談するにしても最終的に決定するのは負担する”オーナー”です。

昔は岡山だと一カ月分または二カ月分が相場だったようです。

今は近年の借り手市場により二カ月分が当たり前で、単身者向けで激戦区ですと三カ月分以上の広告料をオーナーは負担しないと決まりにくくなっています。

売買仲介業者

その名の通り、収益物件や住宅、ビル、土地などを売買する際の売主と買主の間に立って取引を成立させるために尽力してくれる業者さんです。

「不動産賃貸事業」をやろうとしている方にとって、とても重要な業者さんです。

売買仲介をする不動産屋さんは、なにか怖いイメージがありませんか?

私はありました。

「不動産投資」という未知の世界に飛び込むこと自体が勇気のいることですから、それに関わる重要なポジションの仲介業者さんは近寄り難いイメージがありました。

が、幸いなことに今のところ変な業者さんとは出会っていません。

一度ネットから問い合わせした業者さんに挨拶に行こうとして、事務所のドアノブに手をかけたのですが、結局ドアを開けずに帰ったことがあります。

来客中だったようで、中から笑い声が聞こえてきたのですが意味も無くビビってしまいました。

初回にアポイント無しで行くものではないですね。

後日、その業者さんには二つ目の物件売買の仲介をしていただいたのですが、とてもスマート(見た目も、頭の中も)でダンディーな紳士です。

今でも”良い物件があれば紹介して下さいね!”と気軽に言える仲です。

管理会社

収益物件(マンション、アパート、戸建て、駐車場など)の管理業務をオーナーに代わって遂行してくれる業者さんです。

家賃保証会社という外注先を使って家賃滞納問題に対処してくれる、入居者や建物にまつわるトラブル対応、入退去の手続き、場合によっては定期清掃もしてくれる、などオーナーにもっとも近い存在のビジネスパートナーです。

オーナー一人に対して担当者を一人付ける会社さんもありますし、営業、管理、事務関係と分担している会社さんがあります。担当者一人が窓口の場合は”これは誰に聞けばいいのかな?”などと迷う必要はないのですが、その人となかなか連絡が付かない時には困ります。

いずれにしても自分の物件を担当してくれる管理会社の担当者は、できれば「ウマが合う」「ソリが合う」人が良いと言えます。

管理会社の担当者とは、極端に仲良くする必要はないですがランチをたまには御一緒するとか、喫茶店で打ち合わせを兼ねてお茶をするとかくらいはしたほうが良いかもしれません。

いくら仕事とはいえ、自分の身代わりになって(内容によっては矢面に立って)トラブル、その他の対応を引き受けてくれる方々ですから。

また法人でやられているオーナーであればそれらの食事代は「交際接待費」として、こちらが持てば、なお喜ばれるでしょう。

まとめ

地方での収益物件オーナーにとって、上記三者の不動産屋さんは

とても、とても、大事な取引先です!!!

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