アパート名を変更するのは大変?
収益物件を取得するにあたり、気になることのひとつに”名前を変更する”が挙げられると思います。
特に地方のアパートでしたら、”○○コーポ”とか”メゾン□□”などの古めかしいものが多いです。
オシャレな名前にしたほうが入居者付けにも好影響を与えられそうですしね。
私は三つめの物件を取得した際に、空室がほとんどだったことからイメージチェンジしたほうがよいと思い大規模修繕のついでに変更しました。
少し考えて、法人名と地名を組み合わせると語呂が良かったので、それにすることにしました。
せっかく高価な買い物をするわけですからできれば自分の好きな名称に変更したいですよね。
そこで物件名称の変更にまつわる、私も抱いた素朴な疑問についてお話したいと思います。
まずは自治体などに届出が必要なのか? というもの。
管理会社さんが問い合わせてくれたところ、特に必要ないそうです。
郵便局にも不要とのことです。
ただ、当然ですが入居者様には通知が必要です。
これは通常、管理会社さんがやってくれます。
インターネット地図の訂正について
次に気になるのがインターネット上の地図への変更です。
これは私の場合は管理会社さんがあまり乗り気でない雰囲気だったので、自身の経験にもなると思い自分ですべてやりました。
やらないオーナー様も多いと思います。
時が経てば誰かが”アパート名が違いますよ”とか地図ソフトの運営元に告知してくれるでしょうからね。
時間がかかるのがイヤな、私のような人だけがやれば良いと思います。
変更方法はグーグルマップやヤフー地図などのヘルプで”修正”を検索するとやり方を教えてくれます。
新しい名称がインターネット上の地図に反映されるまでに早いもので3日くらい、中には一週間以上かかる地図ソフトもありました。
新しい名称看板に付け替える
あとは物件に付いているアパート名看板を新しい名称看板に付け替えるだけです。
私は大規模修繕の足場がある間に、工務店さんが付き合いのある看板製作会社に頼んでくれて製作と取り付けをやってくれたので安く済みました。
35cm角の明朝体の文字を6文字、税込みで3万円ちょうどです。
見積もりしてくれた業者の中には”9万円”という値段を提示したところもありました。
なんと3倍ですね!
一見(いちげん)客ということで足元を見たのでしょう。
看板注文時の注意点
看板を作ってもらうときに気をつけないといけないのは”色”です。
実は、同じ会社に別の物件の看板も頼んだことがあるのですが”色も大きさも前と同じでお願いします”と注文したところ、前と違う色で出来上がってきてビックリしました。
前はオシャレなえんじ色だったのに、二回目は普通の”赤色”でした。
私が工務店を通して依頼した、アパート名を書いた紙に印刷されていた色が普通の赤色だったから、その通りに作られてしまったというわけです。
その時は看板会社の社長が無理を聞いてくれて無償で修正してくれましたが冷や汗ものでした。
アパート名に限らず”看板”というものは”広告”ですから妥協はできません。
妥協したら後で絶対に後悔します。
高い位置に取り付けるものですから、後で修繕するのも難しいです。
このことで教訓になったのは”前と同じ”という注文の仕方は絶対にいけない!ということです。
毎回、見積もりや注文のたびに、色ならメーカー名と色番号で、字体、大きさも書面で指示することが大切です。
いくら親しくても、いや親しいからこそ余計ないざこざを起こしたくありませんよね?
言った、言わないにならないように書面できちんと詳細に指示するのが良いです。
インターネット上の賃貸情報で自分が名付けたアパート名が表示されるのは、はじめは照れくさいものですが、だんだんと慣れてきて気持ちのいいものになります。
未来永劫、そのアパート名が残り続けるかもしれないですしね。
名付ける時のこだわり
あと子供の名付けの時もそうですが、私が名前を考えるときに注意しているのは”複数の読み方ができない”を第一条件にしています。
たとえば”最上”アパート。
“もがみ”とも”さいじょう”とも読めますよね?
次に、”尾上”アパート。
“おのうえ”なのか”おがみ”なのか?
「どっちの読み方なのかな?」と悩ませるのがイヤなのです。
どっちなのか気になる方は、確認する手間が増えます。
同様に子供の”キラキラネーム”などはもってのほかですね。
“他人が困る”ということが考えられていない気がします。
“アパート名看板は広告”の観点からも、また管理会社さんをはじめ付き合いのある業者さんたちに対しても”覚えてもらいやすい”のが礼儀であり、一番大事なことだと思います。
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