アプローチを試みていた物件のその後

まだ売りに出ていない物件

ネットにもどこにも売りに出ていない物件を、不動産業者の仲介無しで買おうという、私の中では斬新な試み。

その記事の続編というか、ほぼ「結末」編です。

関連記事1「気になる物件にアプローチを試みることにしました!

関連記事2「気になる物件の追加調査

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銀行審査の結果

昨日の午後一番に、この物件の融資審査をお願いしていた金融機関の担当者から電話が入りました。

担当者「ナカシマさん、今、お電話よろしいでしょうか?」

ナカシマ「ええ。自宅だし、大丈夫ですよ」

担当者「ありがとうございます。早速ですが、先日融資申し込み頂きました件の審査結果ですが、結論から申し上げまして、“融資不可”となりました。申し訳ありません」

ナカシマ「そうですか・・・。不可の理由は何ですか?」

担当者の話では、”駐車場が敷地内に少なすぎる”のと、”各部屋の内部も見ることができていない(=リフォーム代がいくら掛かるか未知である)し、外部駐車場が確保できるのか、またできたとしてもその分経費が上乗せになるので掛かる経費関係が把握できていない”ことが大きな理由とのこと。

金融機関の言わんとすることは、私もよく理解できます。

ナカシマ「じゃあ、この後、物件所有者と話をして課税証明書をもらったり、内覧させてもらって工務店に修繕見積書を出してもらったりして、必要な経費関係がハッキリしてからもう一度審査してもらえますか?」

担当者「それはできません。一度、審査した案件は、原則として再審査無しです」

知りませんでした(泣)。

“また新しい案件をお待ちしております”と言われて、電話を切りました。

もし、この案件でどうしても融資を受けたいなら、他の金融機関を当たるしかありません。

駐車場の持ち主を訪問

こうなったら、今後のための勉強として、謄本を取得した外部駐車場や対象アパートの所有者を訪ねて、話をしてみようと思いました。

まずは駐車場の持ち主を訪ねました。

到着して、玄関の呼び鈴を押しました。駐車場の持ち主なので、先方を”P”とします。

P「だれ?」

中から年配男性の声がしました。

ナカシマ「ナカシマと言います、こんにちは」

玄関の引戸が開いて、不機嫌そうな男性がこちらを睨み付けます。

ナ「突然お邪魔してスミマセン。私、この近くでアパートの大家をしているものです。○○さんですよね?」

P「・・・なんの用?」

ナ「すぐそこに月極駐車場をお持ちですよね?」

P「知らんで」

ナ「えっ、でも登記簿謄本を見たらそうなっていますが・・・」

P「それで、なにをどうしたいんじゃ!」

ナ「近くのアパートを買うかもしれないので、空き枠があるかとか、月額いくらかとかをお聞かせ願えればと思いまして・・・」

P「わしはアパートの住人なんかには貸さんのじゃ!アパートの人間はロクなのがおらんじゃろ?知り合いの個人にしか貸さんの。わかった?」

ナ「はあ、そうですか。わかりました。どうも失礼しました」

そう言って、その場を離れました。取り付く島もありません。

飛び込み営業などで、こんな場面、あるあるですよねえ。久しぶりに気分が悪くなりました。

至近の外部駐車場が借りられそうにないとなると、この案件が立ち消えになる確率が急上昇です。近所の行きつけのうどん屋で昼食を摂ってから、気を取り直して、物件の持ち主宅に向かいました。

物件の所有者を訪問

対象物件から北へおよそ40分。現在の愛車、トヨタ・プロボックスにはナビゲーションシステムが付いていませんが、タブレットに入っているグーグル・マップがナビ代わりになります。

助手席に置いて置けば、女性の声で案内してくれます。

のどかな田園風景の中の比較的新しい大きな家です。

今日はあえてラフな格好をしています。ジーパンを太腿の途中あたりで切った”手作り短パン”に半袖のVネックナイロン製シャツ。短い靴下にスニーカー。

ヘンにスーツ姿でビシッとキメて行くと、”構えられる”かなと思ったので”逆張り”の発想です。

玄関の呼び鈴を押しました。物件のオーナーなので、先方を”O(オー)”とします。

O「ハーイ」

中年女性の声がして、玄関ドアが開(あ)きました。六十才前後の女性です。

ナカシマ「こんにちは。突然、お邪魔してスミマセン。ナカシマと申します」名刺を渡します。

ナ「実は私、アパートの大家をやっておりまして、お宅様の所有アパートの近くをよく通り掛かるものですから、気になっておりました。もし今後、御活用の御予定が無いようでしたら、譲っていただけないものかと思いまして・・・」

午後の陽射しが暑い玄関先で聞いていたOさんは、慣れた感じで頷きながら聞いていました。

数人、既に訪ねてきた!

O「あなたで4人目か5人目よ。そういうお話をしに来られた方は」と笑いました。

ナ「えっ!そうなんですか」

聞けば、相続登記が完了した八月初旬から、私のような個人大家や不動産業者が三、四人訪ねてきたそうです。少し遠いので内覧に立ち会うのが億劫とのことです。

そして皆、物件の中を見せて欲しいと言うのだが、Oさん側の心構えが出来ていなくて返事を躊躇しているとのこと。

数百万円かけて物件の内外を修繕してアパート経営、もしくは更地にして駐車場経営等、知人や親族に相談したが、当人夫婦や息子はやるつもりは今のところ無いとのこと。

ただし、孫がもしかしたら家を建てたり、駐車場にしたりするかもしれないから、それまで今の状態で持っておこうかという気もあるとのことでした。

とりあえず、建物は人が住んでいないと老朽化のスピードが早いこと、躊躇している間に年月はすぐに経つので売るなら早いほうが良いことなどを伝えました。また合同内覧会を開催する際には、ぜひ御一報くださいとお願いして帰りました。

御主人や息子さんと話し合って決めるのでしょうが、ライバルも多いですし、これで安く買える希望は限りなく”ゼロ”に近づきましたね。外部駐車場の確保も難しいですし。

まとめ

久しぶりに飛び込み営業の真似事をして、新鮮でした。

Oさんから「ナカシマさんに、ぜひあの物件を売りたい!百万円で!!」と電話が掛かってきたら即刻現金で買いますが、まあ無いでしょうね(笑)。

万一、本件で今後動きがあれば、また記事にさせて頂きます。

終わり

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