信号機読み取り装置を車載して制御する

まさに喫緊の課題!

池袋の暴走運転死傷事故と三ノ宮での市バス死傷事故が、二日連続で発生したことで世論が活発になっています。

さらに昨年、福岡でのプリウスタクシーが病院に突っ込んだ事故も記憶に新しいですが、この事件では加害者側がプリウスのメーカーであるトヨタ自動車を相手取って裁判をしているとのこと。

今回の池袋の事故は車には問題なかったとの見解ですが近年、運転者の年齢や性別に関わらず車側の不具合らしき報告も年間200件以上と、かなりの件数が報告されているようです。

人為的ミス(ヒューマン・エラー)防止策だけではなく、自動車の側でなんとか痛ましい事故を防げないものでしょうか?

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「左足でブレーキ操作」はアリ?

今日、ネットサーフィンしていると数年前からこの手の事故が起こる度に”「オートマティック車は左足でブレーキ、右足でアクセル」という仕様に変更すれば良い”と提唱している方の記事を読ませていただきました。

「左でブレーキ、右でアクセル」の左右くらいは、いくらヒドイ認知症老人でも間違えないだろうとの目論見(もくろみ)です。

が、私はこの意見には懐疑的な見方をしてしまいます。

とっさの判断力を要する場面では、「この場合はどっちの足を上げるべきで、どっちの足を下げるべきだ?」と迷ったり考えたりしているヒマはありませんからね。

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自動運転より先に

誰もが認識していると思いますが、「自動運転」はあと数カ月で一般市販車のほとんどに搭載されるような技術ではありません。

まだ数年を要するでしょう。

そして「自動ブレーキ」は市販車に搭載されてはきましたが、まだ過渡期です。

今回の池袋事件のように運転している人間がアクセルをベタ踏みしている状態で、障害物を検知した時に「さあ自動ブレーキを効かせましょう!」と機械(=車)が判断しても猛スピードで走っている車の馬力に”ブレーキ力”は到底、敵(かな)いません。

自動ブレーキシステムが働いても容赦なく人や物を蹴散(けち)らしていくでしょう。

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信号機の色を画像センサに見させる

そこで私が考えついたのは「障害物を検知してからブレーキを作動させる」のではなく、「前方の信号機の色を画像センサで見て黄色もしくは赤色ならば無条件に燃料の供給を遮断しつつ、ブレーキが作動する」ようにするシステムです。

障害物を検知してから止めようとする、現在のブレーキシステムも併用します。

併用しますが、これだけでは不十分です。

これだけ自動車が増えてしまった、さらに高齢運転者が増えてしまった現在、もはや「運転者の判断力や操作能力に頼る」こと自体に”無理”があります。

信号無視の防止にも有用

昨今、黄色や赤色でも平気で交差点に進入する車が多いことはみなさんお気付きのことと思います。

自動車学校や教習所で教えてどうこうなる問題ではないくらい、多くなっています。

物流が増えたから、仕事が忙しいから、スマホを見ていて赤信号を見落とした、警察が見ていたはずなのに追いかけてこなかったからその後いくらでもやる・・・。

理由はいくらでもあると思いますが、このシステムはとにかく多い「信号無視」を防ぐことにもなります。

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技術的にも難なく可能

現実に多数の死亡事故が起きている以上、こういった対策は待ったなしのスピードで進めなくてはなりません。

・前方の信号が黄、赤の場合にムリなく信号機の数十メートル手前から必ず減速→停止の動作を車にさせることが可能(”先を急いでいる”などの運転手の意思には関係なく)。

・運転手が無理矢理、交差点に突っ込もうとしてアクセル・ペダルを踏んでも燃料の供給を遮断しているので、車が勝手に減速→停止動作を実行する。

従来のように人間が運転していて黄色で交差点に進入した場合は、加速して早くその交差点を走り抜ける必要がありますが、このシステムを搭載すればそもそも黄色で交差点に進入すること自体が無くなります。

つまり自動車が運転マニュアル通りに動き、止まり、運転手はその動きに強制的に従わざるを得ないようにします。

思いっきりブッ飛ばしたい人はサーキット場に行って、気が済むまでブッ飛ばしてください!という話です。

現在のカメラセンサ・画像センサは高性能ですから、数十メートル先の赤、黄、青とハッキリした三色を見分けることなどは、今の日本の技術を持ってすれば”朝メシ前”です。

また信号機と車の距離もミリ波レーダーなどを使えば正確に測れます。

動いて良い時と、動いてはいけない時の条件制御も難なくプログラミングできますし、万一システムの見落としが発生したとしても従来と同じく人間に頼るだけですから危険状態に陥るわけではありません。

言葉は悪いですが、「このシステムに人間が”調教”される」と言えばわかりやすいでしょうか。

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一刻も早く搭載して!

今や軽四にさえ搭載されている、アイドリング・ストップやドライブ・レコーダーなどの技術の粋(すい)を集めれば難なく早期に完成させることができるはずです。

「飲酒検知システム」も実は完成しているようですが何かに忖度して搭載を見送り続けていると言われています。

まだまだ時間がかかる「自動運転システム」の開発よりも「信号機に自動で従うシステム」や「飲酒検知システム」の搭載のほうが”優先順位”は格段に上のハズです。

まして、これらの技術は高い完成度でほぼ確立されていますから、あとは実車にパッケージングするだけです。

ちなみに、このような技術はすでに数十年前から特許出願されています。

たとえば「特開平6-162396」「特開平3-271999」

などです。

あとは車載義務化のための法整備や、普及させるための費用を国含めて誰がどのような配分で負担するかを決めて実行するだけです!

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まとめ

自動車の便利さに慣れすぎて、「自動車があること」のありがたみを人間が忘れているから事故が起こるのです。性善説では事故は防げません。

交通死亡事故が多すぎる今こそ、安全運転の基本を省みるために「信号機読み取りシステム」を全車に搭載して、人間が車に調教される時です。

気自動車や燃料電池車よりも一旦、ハイブリッド車が普及したように、まずは交通事故による死亡者を無くすために「信号機読み取りシステム」を普及させるべきです!!

2015年12月に池袋事故と同じように高齢者運転の車に、長女を轢かれ亡くした母親が立ち上げたサイトを御紹介して終わります。

http://seina.jp/

終わり

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