孤独、万歳!
昨日の記事「ひとりで原状回復工事をするメリット」と似たようなタイトルです。
サラリーマンをやめて、法人を設立して、不動産賃貸事業を始めてから三年半。
孤独を感じて寂しい思いをしたこともありますが、私には幸い妻や娘という家族がいますし、もともと孤独が好きなタイプの人間のようでして、そんなに困ったことはありません。
むしろ、サラリーマン時代に感じた、鬱陶(うっとう)しい「群れ」の感覚を忘れて、”ひとり自営業”ならではの「孤独」を楽しんでいます。
昨日の作業実施報告
昨日は、二つ目の物件でのセルフ原状回復工事の二日目でした。
実施した項目は次の通りです。
・風呂と脱衣所の照明を白熱電球からLED電球に更新
・カーテンレール(一カ所)と房掛け(三か所)の取り付け
・窓枠の掃除
・クロスの汚れ除去
・拭き掃除で落ちなかった部分のクロス面を新規に上貼り(のり付きクロスを使用)
・トイレのドアノブを脱衣所に移設して、トイレ用ロック付きドアノブをトイレドアに取り付け
あとは今日、気になるところの掃除や、床掃除&床ワックスがけでフィニッシュ!です。
千客万来!
午前中に三つめの物件の売買仲介業者が売買契約書や一般媒介契約書、手付金領収書等に印鑑をもらいに、私がセルフ原状回復工事している二つ目の物件にやってきました。
この売買仲介業者は、私に二つ目の物件を売ってくれた業者さんです。
約二年ぶりに部屋の中に入ったので、懐かしそうにあちこち見て回っていました。
そして午後一番には畳屋さんがやってきて、昨日搬出して持って帰って、表替えを済ませた畳六枚を納品してくれました。
昨日の搬出と、今日の搬入の階段の上り下りを手伝ったので、19800円のところを19000円にしてくれました。それと缶コーヒーの差し入れまでくれて、有り難いことです。
そのあと、午後三時前に、午前中に売買契約した仲介業者と最寄りの地方銀行支店で落ち合って、三つめの物件の売買手付金100万円を現金で受け取り、法人通帳に入金。
通帳に印字された「¥1,000,000.-」の数字を売買仲介業者と共に確認しました。私と別れたあと、売買仲介業者はすぐに買主様に「売主様が手付金の入金を確認しました」と報告の電話を一本、入れたハズです。
これで、三つめの物件の売買活動は”折り返し地点”を超えました。
あとは、決済日が決まって所有権を移転したり、精算したりが円滑に済めば一件落着です。
デメリット
さて、やっと本記事の本題です。
「ひとりで不動産賃貸事業をすること」のデメリットは、下記に挙げるようなことでしょうか。
(ここで言う「ひとり」とは、”「大家塾」や「大家の会」に属さない、セミナー繋がりやブログ繋がりの身近な不動産投資仲間がいない、もしくは相談できる先輩大家がせいぜい一人か二人程度しかいない”と定義させていただきます。)
・活きた情報がリアルタイムに入らない
・セルフ原状回復工事の時などで、人手が欲しいときに困る
・心細い、寂しい
メリット
私としては、上記のようなデメリットよりも、次に挙げるメリットのほうが有用と感じています。
・誰にも気兼ねなく、自分のペース、段取りで気楽に行動できる
・自分で判断して、決断して、実行するしかないコトばかりなので、後悔することが無い。また、誰かに責任転嫁(せきにんてんか)することも無い。
・自分の役員報酬と法人収支のみで、友人やその他仲間に使う費用・時間は発生しない
そして、いちばん大きなメリットは、これです!
「ほぼ、ウマの合う人と”のみ”、付き合うことができる」
どういうことかと言いますと、友人や大家仲間、セミナー講師、先輩大家などから紹介された業者(不動産屋、工務店、管理会社など)ですと、どうしても一抹(いちまつ)の遠慮や気遣いが入(はい)ってしまって、自分の思う行動が制限されてしまいます。
ところが、自分一人で行動していると、そういった”しがらみ”が一切、ありません。
結果、ウマの合う業者さんや先輩大家とだけ付き合えるような環境に、自然となっていきます。
そうすると昨日のようにタイトなスケジュールになっても、お会いする人たちが皆、ウマの合う人ばかりなので、イライラすることもなく気持ち良く談笑できたり、商談できたりします。
まとめ
せっかく、毎日しがらみだらけの勤め人を卒業する(した)のですから、できるだけ気の合う者同士だけで仕事したくないですか?
気を遣う集団に属してしまうと、不動産投資で頑張って起業して自立した意味が、半減してしまう気がします。
終わり
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