歌手にもタイプがある
年末恒例のテレビ番組、「NHK紅白歌合戦」を視聴された方もいらっしゃると思います。
我が家は毎年、家族四人でこの番組を見ながらおせち料理や年越しそばを食べます。
出演する歌手のみなさんにとっては、スポーツ界でいうところの”オリンピック出場”に匹敵する栄誉でしょうから力が入っていて、そのパフォーマンスには毎年、圧倒されます。
さて、その”歌手”にも様々なタイプがあります。
・歌う曲の作詞、作曲、編曲を他者に委ねる「専業歌手」
・作詞のみ、あるいは作曲のみ自分でする「半専業歌手」
・作詞、作曲、編曲、歌唱等、すべての作業を自分一人で実施する「シンガーソングライター」
そして我々、不動産投資家にも似たような分類が可能であることに気付きました。
不動産投資家にもタイプがある
上記の、歌手のタイプ分類に倣(なら)って、不動産投資家のタイプを列記してみます。
・所有する物件の管理・客付けを業者にすべて委ねる「サブリース」
・定期清掃や簡単な修繕・改善は自身で行う「半外注大家」
・管理、客付けおよび賃貸契約締結業務、リノベーション工事や原状回復工事などをすべて自分で行う「完全DIY大家」
上記の中では、性格的なものや、得手不得手(えてふえて)など技術的なこと、サラリーマンをしながらの兼業大家であるなどの外的要因等で、一番目と二番目の大家さんがほとんどではないでしょうか。
昔の古き良き日本の時代ならまだしも、多様化し、法的にも大いに守られる入居者が強い今の時代で、複雑化した大家業務をすべて一人で実施出来ている大家さんは少ないと思います。
優劣をつけるのはナンセンス
「どのタイプが優れている、劣っている」というようなことを言いたいのではありません。
「どのタイプにも良し悪しがある」と言いたいのです。
すべて業者に丸投げする「サブリース」や「100パーセント管理会社任せ」のタイプは、費用は掛かりますが、自由に使える時間が多く取れるという利点があります。また所有する物件数が多い場合などに有効な手段と言えます。
一方、自分で出来ることは自分でする「半外注大家」タイプは、出ていく費用を削減できることと、改装工事などで自分の感性をいかんなく発揮できるところが利点です。ただし、客(入居者)に気に入られるだけの技量とセンス、およびコスト感覚が必要です。
ちなみに私は、この三種類の中では「半外注大家」です。
まとめ
有名大家さんのブログを拝見していますと、「シンガーソングライター」タイプとして、真っ先に思い浮かぶのは”火の玉ガールさん”でしょうか。
あそこまで自分ですべてこなせると(しかも楽しみながら)気持ちいいでしょうね。
今の私では、とても真似できませんが、この先事業が軌道に乗り、精神的に余裕ができれば管理業務や契約業務に挑戦してみたい気持ちもあります。
終わり
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