とあるカレンダー
毎年、年末になると方々(ほうぼう)からカレンダーを入手されると思います。
美しい風景写真のもの、予定を書きこめるタイプ、色々ありますがスローガンというか標語みたいな文言が書かれているものもありますよね?
私はあれを読むのが好きで、四年ほど前に妻の実家にあったカレンダーの中に妙に気に入ったものがあったので頂いて帰りました。
それが冒頭のアイキャッチ画像です。
「淵(ふち)に臨(のぞ)んで魚(うお)をねがわんより、退(しりぞ)いて網(あみ)を結(むす)ばん」
意味は以下のようなものと思われます。
「池の淵で”さかな来ないかなあ”と願いながら釣り糸を垂れるよりも、後ろに離れたところで網を編んでから(しっかりと準備をしてから)、池に行って大量の魚を一網打尽にするほうが得策である」
不動産投資にも言える
この標語は示唆に富んでいると思います。
投資に当てはめてみますと池の淵で釣り糸を垂れて狙っているモノが、宝くじ、株式、投資信託、FX、仮想通貨など。ギャンブル全般もそうですね。
“当たらないかなあ”と運を天に任せる、他力本願なお金の使い方です。
一方、後ろに下がって網を結んで一網打尽の準備をするのが不動産投資だと言えます。
ただ、同じ不動産投資でも”成功する”ためには「網を結ぶ」という行為に当たる下記を実行する必要があります。
・先輩大家からの助言、書籍、ネット等からの知識の吸収
・ある程度の額の元銭を貯金する
・先輩大家、メンター、金融機関、不動産業者などの人脈を築いていく
・法人で買い進めるのであれば、法人を設立する
・毎日ネット検索はもちろん、業者からの情報も活用して優良物件情報を得るためのアンテナを常に張っておく
もう一つ御紹介しましょう。
私が社会人になりたての頃、なにかの付録で付いてきた日めくりカレンダーの1ページです。
「失敗は終わりではない。その失敗を反省し、成功に結びつければよい」
後に続く補足説明に、”目的がなければ反省は生まれない”とあります。
目的(=ゴール)が定まっていれば、何度失敗しても反省して、改善してゴールに向かうことができます。
しかし、ゴールが定まっていなければ、失敗したらそれで終わり。
再度、立ち上がるための原動力がありませんから周りのせいにして愚痴をこぼすか、捨て台詞のひとつでも吐いて”さようなら”ですね。
不動産投資で言えば、「10年後に年間家賃収入を1000万円以上にする」「20年後に経済的自由の身になって妻と世界一周旅行をする」などが具体的な目標になります。
まとめ
今、挙げた具体的な目標は私自身の目標でもあります(笑)。
やはり、こういうものがないと突発的な大事が重なったときなど心が折れてしまいかねません。
みなさんも、ぜひ具体的な目標を設定して挫(くじ)けないように成功を目指してくださいね!
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