不動産賃貸事業は「サステナブル」でいこう!

サステナブルとは?

ネットニュースで北海道のコンビニエンスストア「セイコーマート」の記事を読んでいて「サステナブル」という聞きなれない言葉を目にしました。

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サステナブルとは

持続可能であること、とくに環境破壊をせずに維持、継続できるという意味の英語。1987年に国連「環境と開発に関する世界委員会(WCED:World Commission on Environment and Development)」が公表した報告書「われら共有の未来Our Common Future」の中心的な考え方として、持続可能な開発sustainable developmentという概念が提唱された。これが世界から広く支持されたため、一般的な環境用語として使われるようになった。一般には、サステイナブルエコノミーsustainable economy(環境保全に配慮した持続可能な経済)、サステイナブルシティsustainable city(環境への影響に配慮した都市づくり)、サステイナブルモビリティsustainable mobility(環境にやさしい車社会)などというように、環境や資源に配慮したという意味をつけ加える単語として使われている。将来のための地球環境の保全、未来の子孫の利益を損なわないことを前提にした社会発展、などといった視点が、従来の環境問題への取り組みと比べて斬新なことから、さまざまな分野に広がっている。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

右肩上がりは狙わない

「便利さや利便性を追求する時代ではない。地域密着、地域に貢献して息長く経営したい」というセイコーマートの社長の言葉に共感を覚えました。

私が一人法人で営んでいる「不動産賃貸事業」にも当てはまるのではないかと、ふと思いました。

大手企業(コンビニ界では、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン、不動産賃貸界ではサブリースを売り文句に全国展開するアパート業者)がやることを真似しても勝ち目はありません。

しかし、適正な家賃で、きめ細かなサービス(定期清掃や不定期清掃で物件をキレイに保つ、設備の不具合や近隣住民とのトラブルなどソフト・ハード両面の問題に、管理会社と大家が協力していち早く対応するなど)を実施することで、大手と競争するのではなく”地域に愛される物件”になることは可能です。

キャピタルゲインを狙う時代じゃない

そして融資が締まり、良い物件が出て来ない今の時代は、数年前に流行った「転売利益を狙う不動産投資」を謳歌することはできません。

私も今年、所有している築36年の鉄骨造1K×12戸のアパートを売却して、別の物件を買うための軍資金にしようと試みましたが、まったく売れる気配がありませんでした。

四カ月ほど売買活動をしましたが、あまりにも反応が薄いので売るのはあきらめて、持っておくことにしました。

利益を産んでくれていますし、まだまだ元気に働いてくれそうなので別に売らないといけない物件でもないのです。

かなり手間暇かけて「満室になる物件」に仕上げましたから、愛着もあります。

「不動産投資」と「不動産賃貸事業」は違う?!

私も含めて、多くの不動産オーナーや大家さんは「不動産投資=不動産賃貸事業」との見解を示していますが、先ほどのセイコーマートの社長の記事を読んで、私は少し見解を改めました。

転売利益を狙うだけで、業者にほぼ丸投げで自分の物件を見に行くこともない人を「不動産投資家」と言い、DIYだけでなく管理会社や工務店も使うが、自分で工夫したり物件の内外のことを気にかけてトラブルを回避したり、対処して地域に愛される収益物件にして保つ行動をとっているのが「不動産賃貸事業家」と呼ぶのかなと。

「不動産投資家」でも儲かればそれはそれで良いのかもしれませんが、私は今後も「不動産賃貸事業家」でいきたいと思います。もちろん、赤字にしてはいけませんけどね。

まとめ

私も始めてから四年目の、まだまだ駆け出しの不動産賃貸事業家です。

せっかく「不動産投資ブーム末期」にギリギリ引っかかることができて、三年間で五物件42戸のオーナーになれたのですから、この幸運を大事に考えて不動産賃貸事業を続けていきたいと思います。

終わり

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