これからの日本社会を生き抜くには
ネット上にも紙媒体にも記事が溢れているように、今の日本社会は「終身雇用」と「年功序列」の各制度がすでに崩壊しており、さらに年金受給もままならず、各自で老後資金として2000万円以上を確保しておかねばならない時代になっております。
そんな中、「子供を持つ家庭は他の家庭と同じように過ごしていたのでは立ち行かない」というお話です。
「一生安泰」は無い
バブル期のように「良い大学を出て一流企業に就職すれば一生安泰」というモデルが通用しない時代であることはみなさん、周知のとおりです。
こんな時代でも次に挙げるような家庭の御子息は悩むことは何もありません。
・代々の地主系や企業家系で、資産が多すぎて困るほどある家庭
・代々、スポーツや芸能界で抜きん出た才能がありトップスターに君臨する家庭
・株や不動産などで盤石(ばんじゃく)な資産を築き上げている家庭
「右にならえ」もほどほどに
では、そうではない一般家庭の子はどうすればいいのでしょうか?
私は「”右にならえ”をやめる」が一つの指標になると考えます。
具体的に説明します。
今の時代、義務教育制度(小学校、中学校)さえ、すでに破綻していると感じます。
・どうしても”いじめ”や”パワハラ”、”虐待”が生じる。
・学校側では対処しきれない。
・教育委員会も機能しない。
・児童相談所も機能しない。
そしてこれからの時代、小学生から身に付けるべきは「スマホやゲームの使いこなし方」ではなく、「金融リテラシー」や「投資リテラシー」です。
決して冗談ではなく!!
リテラシー【literacy】
読み書きの能力。識字。転じて、ある分野に関する知識・能力。「コンピューター‐―」
広辞苑第六版より引用
ですが、それらを教えるカリキュラムなど存在しませんし、そんな制度になることもこの先ないでしょう。
だったら、自分の子を「発達障害」ということにして学校には行かせずに夫婦のどちらか、あるいは信頼できる知人に頼んで自宅で教育すればよいのです。
同じお金を使うなら
スマホなどは大人になってから買って使い方を覚えてもいいですし、別に一生覚えなくてもいいです。
しょせん、「高価なオモチャ」ですからね。
子が大きく成長して自分自身で一人前に稼げるようになってから、その子が”自分のビジネスにとって必要”と感じるなら好きなスマホをその子自身が選んで買えば良いだけのことです。
それよりも、その子の才能をできるだけ早い段階で見い出して、それを伸ばすことに資源を投下するほうが良いです。プロスポーツ界(男子)の例を以下に挙げます。
・野球ではイチロー父子
・テニスなら、錦織圭選手(中学生の時に米国テニスアカデミーに留学)
・殴り合いのケンカが上手(強い)なら井上尚哉選手のようなプロボクサー(父親の真吾氏は、セコンドでありトレーナー)
お金を使わなくても可能
「シャ乱Q」のボーカルであり、「モーニング娘。」のプロデューサーでもある”つんく”氏は実家が乾物屋で、小さい頃から店を手伝っていたおかげで小学生のうちにお金のやり取りが暗算で素早くできるようになったそうです。
スマホを使いこなせる小学生より、よっぽど”生産的”だと思いませんか?
あるいは、新聞や書籍を置いてある家庭で子が興味を持ったなら、心置きなく読ませてあげるとか。
このように、お金を特別かけなくても子が将来に役立つことをさせてあげることは可能です。
まとめ
「読み書きそろばん」がそこそこできれば、あとは一般常識や道徳的なことを親が教えたり、その子の持ち味を伸ばすことを各家庭が考えて実行すれば良いと思います。
極端な例だと、我が子が「性同一性障害」だと判った場合は、その子が将来、気持ち良く稼ぐことができる方法を親子で考えて速やかに実行した方が得策です。病気になったことを悔やんでいても、なにも始まりませんからね。
あるいは時流に乗って、ジェンダーフリーの「女子にしか見えない男の子」ばかりのグループを、ジャニーズ事務所が作って売り出すかもしれませんよ!!
不祥事や事件が起こっても、学校側や教育委員会が真摯に対応してくれずにイライラするくらいなら、あえて「義務教育の学校に行かせない」という選択肢もアリなのではないでしょうか。
我が子がネット上にしろ、リアルにしろ”いじめ”に遭っていて、自殺でもしたら手遅れですしね。
終わり
コメントを残す