インターネットはインフラ?
現代社会において、“「インターネット」はもはや「インフラ」である”という論調をよく耳にします。
その前に、そもそも「インフラ」とは何でしょうか?
インフラとは、生活や産業などの経済活動を営む上で不可欠な社会基盤と位置づけられ、公共の福祉のため整備・提供される施設の総称である。
インフラの具体例
インフラの主な例としては、道路、鉄道、上下水道、電気、電話網、通信網、あるいは学校、病院、湾港やダムなどが挙げられる。物流なども「生活の根本を支えている基盤」という意味においてインフラと呼ばれる場合が少なくない。
地震や水害などに襲われた場合などは生活に直結するインフラ(いわゆる生活インフラ)の復旧が最優先課題のひとつに位置づけられる。
インフラの派生表現
インフラと呼ばれる設備等のうち、道路、橋梁、トンネル、信号機、鉄道やバスといった交通関連のインフラを特に「交通インフラ」と総称されることがある。上下水道は「水道インフラ」、公衆交換電話網や移動体通信ネットワークは「通信インフラ」、IT分野の活動に用いられるインフラは「ITインフラ」のように呼ばれることもある。
ITインフラのうちネットワークの構築に要するインフラを特に「ネットワークインフラ」と呼ぶことも多い。
(以上、weblio辞書から引用)
「生活や産業などの経済活動を営む上で不可欠な社会基盤」のことを「インフラ」と呼ぶのなら、私は「インターネットはインフラではない」と思います。
インターネットは、必ずしも”生活や産業などの経済活動を営む上で不可欠な社会基盤”ではないからです。
目立つ、SNSの負の側面
日本のニュースは、もともとネガティブな報道が多いですが、昨今は長い経済低迷や新型コロナウイルス騒動で、輪を掛けてネガティブさが増しているように感じます。
経済を活性化させることに一役(ひとやく)買うはずの「インターネット」や、それを利用した「SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)」が、木村花さんの自殺を端に発した誹謗中傷問題、引きこもり人の必須ツール等で、マイナスイメージがどんどん膨れ上がっています。
そして今日、ネットサーフィンしていると、もふもふ不動産のブログ記事「SNSを始める時の注意点!批判や議論をする人間にはなるな」を見つけて読みました。
「批判や議論をしそうになる人は、SNSはやらないほうが得策」といった内容です。
同感です!
私は、議論や批判をしてしまう性分なので、SNSには向いていないと以前から自覚しています。
ロクなことにならないと、自分でわかるからやりません。
私は一時期、「ヤフー!知恵袋」や「東洋経済オンライン」のコメント欄に、熱いコメントを投稿したことがありますが、すぐに飽きてやめました。
時間の無駄だと思ったからです。
まさに「不毛(ふもう)」です。
“自己満足感”すら得られません。
他の多くのコメンテーターと同じように熱く語ったつもりが、なんの意味もなしていないことに気付くのに、それほど時間は掛かりませんでした。
まったく”生産的ではない”のです。「その他、たくさん」のコメントに埋もれるだけ。
残るのは、”虚しさ”だけです。
一般人(=無名人)の、SNSでの発信も似たようなものです。
ツイッターが大好きなアメリカのトランプ大統領も、ホリエモンこと堀江貴文氏もSNSの負の側面は、すでに感じ取っているはずですが、彼らは”宣伝効果を得られる”という「実利」があるから継続しているだけです。
実利が無い一般市民にとって、SNSは”必須のインフラ”ではありません。
渡部は”投資家”に利用された?
一般人にとって、SNSとは「情報発信ツール」と銘打っているものの、その実、発信者の「承認欲求を満たす媒体」であり、「ストレス発散に役立つもの」なのでしょう。
そしてそれは、まるでテレビのワイドショーを自分で製作・演出しているようでもあります。
少し話が逸(そ)れますが、昨今、話題になっているアンジャッシュ渡部建の「複数不倫問題」。
まさに、御自身の不徳の致すところではあるのですが、不動産投資家の観点からこの案件を俯瞰すると、不倫相手の女性のしたたかさも目に付きます。
会うたびに頂いていた一万円が「インカムゲイン」。
次いで、そろそろ潮時(しおどき)かなというタイミングで週刊誌にネタを売って「キャピタルゲイン」を得ました。
そして、世情的には”被害者”。
そういう意味では、たいした”商売人”です。
まとめ
ブログは、WordPressなどの適切なフォームを採用すればスパムコメントなどの着信を防いでくれます。また、おかしな人も入り込んで来ないようです。
自身の事業をPRしたい場合は、ホームページを立ち上げれば良いと思います。
これも問い合わせ欄から、ごく稀(まれ)におかしな投稿がありますが、無視するなり、毅然(きぜん)とした態度で返信すれば大事に至ることはありません。
SNSは、キレイごとを並べ立てても結局は”大勢の人に見てもらう”ことが目的ですし、大勢の人の目に触れるということはそれだけ”アンチの数も増える”ということです。
それだけ、イヤな目に遭うこと、またそれらに対処するということを、覚悟できない人は、やるべきではありません。
SNSはキケンが多すぎますので、私は今後もやらないでしょう。
それにSNSをやる暇があるなら、近所の田畑の農道を散歩したほうが身体の健康上、また精神衛生上、よっぽどマシです(笑)。
終わり
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