嬉しい退去立会い報告

繁忙期、真っ最中!

不動産賃貸業界、繁忙期まっただ中ですね。

いつもなら3月いっぱいくらいが繁忙期ですが、引越し業界の人手不足などが影響していて、今年は4月も繁忙期のようです。

私の所有物件でも42戸満室だったところが、4戸空きになります。

ハチマキを締め直さねばなりません。

3月も中旬ですから退去立会いも始まったようで先日、管理会社の管理担当者から一件、電話で報告がありました。

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卒業する大学生

4戸前二棟の築古(ちくふる)アパートに住んでくれていた大学生の男の子が4年生で、無事に卒業~就職と相成ったようです。めでたいことです。

最近のネットニュースで二代目大家さんの良い記事をたまたま見つけて読みました。

お父さんの賃貸管理業を受ける形で手伝い始めてまもないころ、あるファミリー物件の退去立会いの時すべての手続きが終わったのにそのご夫婦が部屋に佇(たたず)んで動かなかったそうです。

「あの、すべての手続きが無事に終わりましたのでそろそろ・・・」と、やんわり退室をうながしたところ、そのご夫婦が返した言葉に絶句したそうです。

「私たちが22年住んだこの部屋で子供たちが生まれ、育ち、社会に巣立っていきました・・・」

人の人生の一部、時には人生の四半期を過ごすことになる賃貸事業にものすごく尊(とうと)いものを感じ取ったそうです。

私はまだ3年ほどしか大家業を営んでいませんが、それでも同じ感覚になる場面に出くわします。

先日投稿した緊急水道修理業者の代金支払いの件もしかり。

 この場合の緊急対応費はオーナーが持つべきか?

うれしい言葉をいただいた

さて話を戻しまして、退去する大学4年生の男の子の部屋にしてはキレイに使ってくれていたとの報告でした。

いつもなら私も退去立会いが終わるタイミングで、現地で管理会社の担当者と落ち合い原状回復工事の打ち合わせをするのですが、今回は訳あって立ち会えませんでした。気になるところの報告も受けました。

ナカシマ「明日にでも私が確認して、必要であればハウスクリーニングの見積もりをお願いするかもしれません」

担当者「了解しました。業者が立て込んでいるので4月に食い込むかもしれませんが御了承ください」

ナカシマ「了解です。お疲れさまでした」

で、切ろうとしたところ、

担当者「そうそう、入居者様が大家さんに御礼を言いたかったとおっしゃっていました。なんでも網戸を一か所無償で直していただいたとか。すごくうれしかったそうです。”1~2年ほど前のことなので覚えていないかもしれませんけど”と言われてました」

網戸張り替えをサービス

はっきりと覚えています。

初夏のころだったと思います。

一階の空室をセルフリフォームしていた時にその男の子の、二階の部屋の網戸がかなり大きめに破れていたのが気になっていました。

私がその物件を購入する前から入居してくれていたのですが、彼が入居した時から破れていた可能性もあります。経年劣化でしょう。

一階空室の網戸を張り替え終えて、なお材料は余っていました。

その窓は中連窓(ちゅうれんまど)なので1m四方くらいですから、網(あみ)も固定用のゴムも材料は足りそうです。

そこへ男の子がバイクで大学から帰宅してきました。

ナカシマ「こんにちは」

大学生「こんにちは、大家さん」

ナカシマ「あの網戸、けっこう破れてるよね。夜とか虫が入ってくるから窓、開けられないんじゃない?」

大学生「・・・実は、そうなんです」

網戸の張り替え作業は慣れた人にはそんなに難しい作業ではないですが、やったことがない人にとってはなかなか取り掛かる気にはなりません。

それなりに道具も要(い)りますし。

ナカシマ「材料が余ったから直してあげるよ。無償で」

大学生「本当ですか?ありがとうございます!あ、でも、これから僕バイトなんです」

ナカシマ「直して玄関に置いとくから、バイトから帰ったらはめてね。外して持ってきて」

そして私が作業し始めると、男の子はオフロードバイクでバイトに行きました。

すると、その男の子がすぐに戻ってきて500ccのお茶のペットボトルを私にくれました。「暑いからこれでも飲んで下さい」

「ありがとう!バイト、がんばってね」

まとめ

大抵の賃貸物件では、網戸張り替えは入居者が修理することになっていますが、破れていても直すことはまずありません。

現実的に考えて、面倒くさいですよね。失敗するかもしれないし、網戸の枠を壊すかもしれないし。

単身者向けアパートだと雑草が敷地内、自分の部屋の周りにボウボウと生い茂っていても入居者も大家も知らん顔、という物件も見受けられます。

それらのことを杓子定規(しゃくしじょうぎ)に入居者の範疇(はんちゅう)だからと放っておくか、物件を魅力的に保ちたいからできることをやろうとするかは、それぞれのオーナーの考え方次第です。

終わり

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