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長女が身の程知らずというか、親が親バカというか
長女は現在、私立の高校三年生でして大学に行こうとしています。
親としては、とても勉強が好きなタイプには見えないので就職なり起業なりして欲しいのですが、「中途半端に就職して嫌になって、お父さんみたいに転職を繰り返したくないので、大学の四年間でじっくり自分がやりたいことを探して見つけたい」とのことです。
私の過去の汚点を衝(つ)かれるので何も言えません(苦笑)。
日本経済新聞を買い始めました
そして、長女が大学で専攻したいのが「経済学」だそうです。
これも、とても見た目や雰囲気からは似合わないのですが、過去の汚点を衝かれる父親は何も言えません。
来月にはAO(アドミッション・ポリシー)推薦入試で、他県に長女をプロボックスに乗せて行きます。二泊三日です。これに落ちると一般推薦入試に一カ月後、また他県に連れて行きます。
(これらの”出張”では、長女が受験している間に私は長女が利用するかもしれないアパートを物色します。同時に、周辺の収益物件も視察してきます。”物件視察”なので”出張”です。)
さらに、これで落ちると、岡山の私立大学の入試を受けるそうです。
岡山なら自宅から通えるので、下宿代は不要ですから授業料は高いけど、他県の公立とそんなに変わらないと思います。
さて、経済学部を受けるからにはとりあえず「日本経済新聞」が必要であろうことは親子ともども感じるところです。長女に確認すると、ぜひ読みたいとのこと。
が、我が家は新聞の定期購読はしていません。(関連記事「新聞」)
私一人なら、平日の昼間に公民館や図書館などで無料にて読めますが、夕方以降しか読む時間が確保できない長女のために購入することにしました。
コンビニで買うと、一部180円です。結構高いですね!地方紙や朝日、毎日、読売が130円なので、およそ四割増しです。
見出しに踊る、「○○に期待」
今日も一部購入しまして、ざっと目を通しました。
表面、裏面と目を通して、はじめのほうから、総合面、政治面、国際面、企業面などに進みます。
そして裏から社会面、スポーツ面、地方面などを読んで、最後にマーケット総合面です。
株式や投資信託、FX等に興味が無い私はこのような閲覧順序になります。
そして、今日もマーケット総合面の見出しに踊るのが「期待」の二文字。
・東証REIT、2100台 12年ぶり高値 分配金利回りに「期待」
・銘柄診断 村田製作所 一カ月ぶりの高値 iphone廉価版「期待」
本記事の趣旨から外れるので記事の内容は割愛しますが、これら「期待」の文字が気になりました。
何に期待するのか? 誰に期待するのか?
不動産投資を三年前に開始して、曲がりなりにも、運も味方に付けて「弱小大家」くらいにはなった現在、日本経済新聞に踊る、この「期待」の二文字を冷めた目で眺める自分が居ます。
不動産投資を始める直前に、一年弱、投資信託をかじって四十万円ほど溶かした経験があるからなおさらです。
そう、不動産投資以外の投資は「他者に依存」しています。
自分自身ではほぼ100パーセント、コントロールすることができません。
企業の業績次第であり、その企業も政治や世界情勢に大きく影響を受けます。
不動産賃貸事業も需要と供給のバランスなど世情に多少は影響を受けますが、サブリースではない限り、入居者付けや管理面、経費の多寡をある程度、大家(オーナー、貸主)自身がコントロールできます。
不動産投資で期待する対象は?
株式や投資信託は他者依存であると書きました。
では、不動産投資は「何」依存でしょうか?
その答えは「自分自身」です。
大家(オーナー)次第で、成功にも失敗にも転ぶ可能性があります。
仮に失敗しても、「誰にも”責任転嫁”できない」ところが「不動産投資」の最も良いところです。
そういう意味では。「プロ・スポーツ」の世界に似ていますね。
自分が経費を出して、コーチを雇ってもいいですし、その経費が惜(お)しい、自分だけでなんとかできると思えば、自分でメニューを立てて、ストイックに自身でトレーニングを積めばいい。
ただし、結果が何年も出なかったとしても、誰の責任でもありません。
自分一人の責任です。
逆に言えば、自分で責任を負えない人は、不動産投資の世界に足を踏み入れないほうがよいと思います。
まとめ
今回の記事は、若干、強めの書き方になりました。
日本経済新聞の記事と、最近のスポーツ関連のニュースと、私が置かれている現在の環境からこのような記事になりました。
不動産投資は軌道に乗るまでは、それなりに苦しい局面もありますが、軌道に乗ってくれば楽しい部分が多くなります。
経験値も増えるわけですし、要領もわかってくる、人脈もそれなりに出来てくる、物件は増えてくる・・・。
「自分にも他人にも無責任なタチではない」人は、参入する価値があるフィールドです。
終わり
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