原状回復工事を業者に頼んだ場合とセルフリフォームとの値段比較

いまだ空室埋まらず

完全に閑散期に入っている不動産賃貸業界ですが、弊社所有物件でいまだに4戸、空室があるので何とかして優良入居者で埋めたいところです。

1Kの一戸は前回の記事でお伝えしましたが審査も通り、入居がほぼ確定ですし、もう一つの1Kも引き合いがあったりします。

また管理会社におんぶに抱っこではなくオーナー自ら(=私)の営業電話等も駆使しながら、なんとか早期に”空気”から”人間”へと入居者を替えようと努力しております。

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管理会社からの見積もり回答

五月末に退去した2DKの物件の、管理会社経由の見積もり回答がきました。

・2DK美装(ルームクリーニング)、エアコンクリーニングとクロス洗浄、コンセントプレート一カ所更新(固定爪が割れている)、網戸建て付け調整、カーテンレール緩んでいる箇所の固定ですと、5万4千円(税込み)。

・上記に加えて、2DKの3室プラス、トイレ、洗面所のクロス張り替えと床のクッションフロア張り替えも加味した場合ですと、22万6千円(税込み)。←この場合はクロス洗浄を省く。張り替えるから。

廉価版でお願いしました。

プライベートで近日中に、結構な額のお金が入り用なのと、法人の現金もまだそれほど潤沢でないこと、そしてこの部屋は四カ月での短期退去だったのでそれほど部屋も設備も傷んでいないことから、今回は最小限の原状回復工事にとどめることにしました。

例によって、コンセントプレート交換や網戸建て付け調整、カーテンレール再固定は私がやることにします。1Kならルームクリーニングも私がやるところですが、年のせいなのか2DKでは元気が出ません。

たまには、管理会社経由の美装業者さんを使って、どんな仕上がり具合なのか見てみたいというのもあります。

そこで、2DK美装、エアコン洗浄、クロス洗浄の49680円(税込み)で依頼しました。完工はおよそ二週間後とのこと。

早速、セルフリフォーム

他の物件で用事があった昨日のうちに、網戸建て付け調整とカーテンレール再固定は済ませました。

↑網戸建て付け調整後。下部にスキマが生じないようにドライバーでスライド・コマの高さを調整しただけ。誰でもできます。

↑カーテンレール固定金具の根元ネジ四カ所が緩んでいたので、ネジ止め位置を少し横にズラして再度、固定しました。

網戸建て付け調整もカーテンレール再固定も、プラスドライバー一本で可能な作業です。

業者:2500円、セルフリフォーム:ゼロ円

そして昨日、帰宅前に行きつけのホームセンターでコンセントプレートとストップ機能付き洗濯機給水栓ニップルを購入しておきました。

本日午前中に私が施工しました。

↑コンセントプレート更新。二口の差し込み口はまだ使えそうなのでそのまま流用しました。

↑付いていた洗濯機給水栓。ストップ機能の無いタイプでした。

↑ストップ機能付き給水栓ニップル。室内洗濯機置き場なので、ボディは樹脂製でOK。

業者:コンセントプレート交換1200円、洗濯機給水栓交換3000円。

セルフリフォーム:コンセントプレート更新128円、洗濯機給水栓交換1580円。

ズバリ、差額はいくら?

業者:

網戸建て付け調整とカーテンレール再固定 2500円

コンセントプレート更新         1200円

洗濯機給水栓をストップ機能付きに更新  3000円

                合計  6700円

セルフリフォーム:

網戸建て付け調整とカーテンレール再固定   ゼロ円

コンセントプレート更新          128円

洗濯機給水栓をストップ機能付きに更新  1580円

                合計  1708円

差額  4992円

これらに掛かった私の作業時間は約1時間ですので、時給およそ5000円の仕事でした!

まとめ

ささいな作業でも、こうやってまとめてみますと結構、節約になりますね。この5000円は「外に出ていかないお金」ですから。

管理会社によると、この業者さんはどちらかというと安いわりに腕が良いそうです。つまり、腕が悪いのにもっと値段が高い業者さんもいるということでしょう。

自分で普通に作業できそうな項目は、自分でやったほうが安上がりであることが再確認できた次第です。

終わり

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