自分を強くしてくれる環境と出会い1

強くなければ生きていけない

もちろん、暴力等「物理的な強さ」を鍛えよう!というわけではありません。「精神的な強さ」や「経済的な強さ」です。

今も昔も精神的に強くないと生きていけないのは同じですが、現代は昔に比べて「精神的に強い人間」を育てる社会環境になっていない気がします。

還暦を超えた私が、今、感じていることを数回に分けて綴りたいと思います。

余談ですが、たまには高価なシングルモルトではなく、学生時代の御用達だった“サントリーホワイト”を水割りにして飲みながら。(40年前のS学生の頃は1620円でしたが、今買ってみると1320円と安くなっていました!ビックリ!そして、意外に美味しくて二度、ビックリ!!)

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ネット環境が人類を滅ぼす?!

コンプライアンス、ガバナンス、ハラスメント…。

やたらとカタカナの言葉が多い昨今ですが、人々はこれらの言葉とインターネット環境に疲弊しているように感じます。ここまでニュースやSNS、ゲーム、配信などが浸透しきるとデジタルデトックスも容易にはできないでしょう。

大多数の人が気付いていると思いますが、ネット環境の“便利さ”と“リスク”は表裏一体です。

表計算ソフトから始まって画像の保存・加工、音楽やエンターテインメント、買い物、ゲームなどの娯楽等ありとあらゆるモノ、コトがインターネット環境によって高速かつ快適に操れるようになりました。

半面、生活の優先順位がインターネット環境に左右されています。「便利に物事を運ぶための“道具”」だったはずのインターネットが、逆に“人間がインターネットに使われている”と感じませんか?

SNSが代表例です。宣伝等、商売道具にもなるSNSですが、それに投稿するための動画や画像を用意しなければならない、記事も書かなければならない、それも毎日欠かさず。できれば一日のうちに複数回…。

なぜ「人類を滅ぼす」とまで言及するのかを以下に語ります。

ググるとかAIで年長者の存在意義が消える

数年前から「老害(ろうがい)」という言葉を耳にする機会があります。私自身が“老人”の域に踏み込んだから、という理由を差し引いてもよく耳にします。

ひとつには政治不信が原因でしょう。バラマキや度(たび)重なる増税など、とんちんかんな政策ばかり立案・実行している某党の老人議員に国民が辟易(へきえき)としているのです。

少し話が逸(そ)れますが、SNSに書かれていることが真実ではないことも混乱を招く元凶です。インプレッション稼ぎのために誇大表現したり嘘を書いたりが横行しています。

例えば現在、話題になっている「物価高による庶民の生活を少しでも援助するために政府が一律○○万円給付する案を提案」という投稿に対して「給付はもういいから消費税を減税するか廃止しろ!!」とシュプレヒコールのようにネット民が大騒ぎしています。

すると、それに対して官房長官が「○○万円給付を検討しているという事実はない」と発言したニュースが流れる、といった調子です。

国を挙げて“とんちんかん”でしょう?

要するに「X(エックス)」という単なる“ネット媒体”に国全体が翻弄されているのです。閑話休題。

老人が語るコトすべてが“老害”とは言えない

太古の昔から受け継がれてきた知恵、工夫、知見は今の時代でも役立つことはいくらでもあります。ところが、核家族化やグーグル検索などで老人を若者が接して会話をする機会が極端に少ないのです。もはや、親戚づきあいをしている家族が祖父母に孫を合わせるくらいしか接点が無いのではないでしょうか?

私は本気で“核家族化を見直して、田舎に回帰しよう!”と声を大にして言いたい!!

「ポツンと一軒家」というテレビ番組もあることですし、祖父母の教えや話す言葉は子や孫の情操教育にも役立つと思います。

つづく

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