自宅で見る住宅設備の変遷

自慢の我が家

当然のことながら賃貸、持ち家問わず、住宅設備は進化していきます。

私の自宅は平成8年の秋に竣工しましたので今年で23年目です。

あと2年で四半世紀の時を経ることになります。

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母屋の完成から2年後にウッドデッキをはじめとする外構工事を実施して、その5年後にオール電化住宅化、そのまた8年後には太陽光発電システムを屋根に搭載しました。

不動産投資家の間では「持ち家戸建ては”負”動産」という論調もありますが、竣工直後にベランダから和室に水漏れがあって直してもらった以外には目立った不具合もなく、とても良い買い物だったと思います。ウッドデッキ以外は。ウッドデッキは要注意!

新築から8年後と、そこから12年後の2回、外壁・屋根の防水塗装工事を行っていることも建物の品質維持に奏功していると思います。

今回の記事では、この22年の間に比較的大きな変化を遂げた機器を御紹介したいと思います。

 IHクッキングヒーター

↑今では当たり前になった「IHコンロ」です。

今、使っているものは、昨年8月に交換したばかりの最新型です。

パナソニックのIHクッキングヒーター「KZ-LH6S」です。

今頃のコンロは、グリルを使う時に受け皿に水を入れなくてもいいんですね!知りませんでした。

ネットで調べると自分で交換できそうだったので、量販店の半額(7万円)で購入して古いものと入れ替え工事しました。

作業時間はおよそ1時間くらいでした。

私はひとりでやりましたが、機器を入れ込むところだけでも二人でやったほうがいいです。24kgとかなり重いので腰を痛めそうになりました。

↑IHクッキングヒーターを上から見たところです。

先代もパナソニック製品で、大きさを同じものにしたので難なく交換できました。

オール電化にした時にガスコンロからIHクッキングヒーターに替えたので、初代は13年あまり働いてくれた計算になります。十分な働きだと思います。

IHコンロや携帯電話が普及し始めたときは「電磁波が体に悪い!」と世論(よろん)が大騒ぎしていた記憶があるのですが、比較的早くそういうのは収まって加速度的に普及していくんですよね。

もしかしたら先日、記事で書いた「アセスルファムカリウム」もそのクチですかね。怖い!アセスルファムカリウム・スクラロース・アスパルテーム

ちなみに、ガスを使っていた頃は毎月7~8千円のガス料金を支払っていました。今は太陽光発電システムも我が家にはあるので、オール電化住宅にしたメリットを存分に享受できていると感じています。

IHクッキングヒーターと電気温水器の電源はAC200Vです。

長持ちしている長府(ちょうふ)の電気温水器

長府製作所の高圧力型電気温水器「DO-466PXH」のメインリモコンです。

キッチンの壁に取り付けています。

風呂の追い炊き機能がとにかくうれしかったです。

それまではお湯を入れ足すしか方法がなかったわけですから。

真冬に残業で帰りが遅くなった時など、追い炊き機能でしっかり温まることができたときは涙が出るほどうれしかったです。

この温水器も14年目ですが、目立った故障がありません。

2~3年前に一度、下部ヒーターがイカれて交換修理してもらったくらいです。

その時に修理業者のお兄さんが「夏も冬もモードは”おまかせ”よりも”多め”に設定しておいたほうが結局は安くあがりますよ」とワンポイントアドバイスをくれたので、それ以来”多め”モードで使っています。

このモードに設定することによって、めったに使われない上部ヒーターも使うことになり下部ヒーターの負担を軽減できるそうです。

ありがたい話を聞くことができました。

↑お風呂側のリモコンです。

キッチンのメインリモコンと通話もできますが、ほとんど使っていません。

そんなに大きな家じゃないですからね。大声出せばそれで「通話機能」です(笑)。

下半分のカバーは開くようになっていて、中のボタンで各種設定や配管洗浄ができるようになっています。

14年前でもエコキュートが出てきていましたが、当時はまだ値段が高かったし実績のあった電気温水器に軍配を上げたような気がします。

使われなかった暖房便座

↑次はこれ、生活必需品の「トイレ」です。

現代でもトイレが一家に一台の御家庭もおありのようですが、私は家を建てるにあたり一階と二階に各1台、計2台設置と決めていました。

あとから「やっぱりもう一台欲しい」と思って追加するのは高くつくと見積もっていたからです。

今では当たり前の「ウオッシュレット」ですが私は採用しませんでした。

まだあまり普及しておらず値段が高かったこともありますが、そこまで必要性を感じていなかったような気がします。

その代わりと言ってはなんですが、2台とも暖房便座仕様にしました。

↑TOTOの「ウオームレット」。

左端にON-OFFスイッチ兼温度調節ツマミと電源コードが見えます。

これは”無用の長物(ちょうぶつ)”でしたねえ。

最初の半年くらいでしたかね、もの珍しさで使っていたのは。

用を足す時以外は電気代がもったいなくてコンセントから電源プラグを抜くので、差している時間がメチャクチャ短いんですよ。

つまり、使うのが用を足している間だけです。それも冬季のみの限定!

やむなく「コンセントに刺さることのない電気製品」というレッテルを貼られることになりました。

真冬でも便座カバーがあれば十分です。

この先ウオッシュレットにすることがあるのかどうかは今のところわかりません。

妻や娘二人からも「アパートにはウオッシュレット付けまくってんのに、なんで自宅に付いてへんのやあーーー!!というお叱りはまだ浴びていないので。

まとめ

住宅設備も進化を遂げていますが、家庭ごとに要不要の判断基準はそれぞれ違うと思います。

私はどちらかというと、奇をてらった製品よりもシンプルだけど作りがしっかりしていて長持ちするモノが好みですね。

アパートの大規模修繕の色使いなどでもその傾向が自然と表れています。

お金をかければいくらでも豪奢(ごうしゃ)な家になります。

何にお金を掛けるか、取捨選択が必要ですよね。

でないと「投資家」を目指しているのに、その前に「浪費家」になってしまいますから。

終わり

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