台風が遠ざかった後に大家がするべきこととは?

台風一過

台風10号が中国地方から去っていきました。風が少し吹いていますが、”蒸し暑い夏”が戻ってきました。

まったくの余談ですが、私は小さい頃「台風一過」を「台風一家」と勘違いしていました(笑)。「”台風の家族”ってどんな感じなのだろう?」と不思議に思っていました(爆)。

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とりあえず全物件に行く

台風が過ぎた後には、管理会社から不具合連絡が無くても、私はとりあえず全所有物件の各現場に行きます。

管理会社は、少ないスタッフで何千戸と管理しているので、とても全物件を巡回することはできません。おそらく、入居者からの通報事項に対処するので手一杯でしょう。

私に限らず、自分の所有物件に、台風による物理的なトラブルが生じていないかが気になるオーナーさんは、管理会社からの通報を待つことなく自ら行動すると思います。

そして、「なにか不具合を自分が発見した場合に自分で対処できない場合は、懇意にしている工事業者に見積もり依頼したり、管理会社の力を借りたりする」という手順を踏みます。

特に不具合は無かった

今日は地元・岡山の学校(岡山学芸館高校)が第一試合に出るので、テレビで高校野球を観戦したい思いもありましたが、そこは”仕事優先”です。

毎月10日と25日の、二回行っている定期清掃の後半分を兼ねて全5物件を清掃して回りました。特に、台風による不具合らしきものは見つからず、普段通りの定期清掃で終わりました。

正確に言いますと、草花や樹木の小枝がアパートの敷地内、共用部廊下、階段に散乱していました。それらをゴミ袋に回収する分、いつもより時間がかかりました。

しかし、「どこかから看板が飛んできて、外壁や屋根が損傷した」というようなことが無かっただけでもラッキーでした。

仮にそのような事故に遭っていたとしても、いち早く発見できるわけですから対応も早いです。

小一時間で終わる

弊社所有の5物件のうち、掃除に一番時間を要するのは三つ目の物件です。二階建てアパートが二棟。それぞれ8戸と4戸です。廊下と階段が二棟分ある上、敷地もそれなりに広いのですが、それでも黙々と一人でゴミ拾いすれば小一時間で終わります。

私の場合は極端かもしれませんが、小さな木の葉や髪の毛など、かなり細かいゴミも目に付いたモノはすべて拾っていきます。慣れれば、そんなに苦になりません。

苦にならないどころか、むしろ見過ごすことができなくなってきます。私の性分(しょうぶん)もあるのかもしれませんが、それよりも「外注清掃業者に委託しないで、せっかく大家自ら掃除しているのだから、きちんとキレイにしよう。そのことが他のライバル物件との差別化につながるハズ」という信念を持って定期清掃に励んでいます。普段使わない筋肉を使うので、良い運動にもなりますしね。

まとめ

台風に限らず、豪雨災害にしろ、地震にしろ、天変地異のあとは、可能である限り「大家自らが現場を確認する」ことが肝要です。

それが、「”不動産賃貸事業”を経営している、”経営者”である”大家”の務め」だと思います。

関連記事「とても大事な定期清掃」、「大家として必要な資質・ミクロの視点

終わり

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