我が家の4人が使っている大手携帯電話キャリア(A社)から今月の月次(げつじ)報告が整ったとメール連絡がきました。
私の携帯電話(ガラホ)およびタブレットの通話・ネット料金と端末代金は法人経費で落とすので、毎月プリントアウトします。
それを見て「おや?」と思いました。
いつもの月より2000円ほど高い!
明細書を精査して原因を調べてみると、二女(じじょ)のデータ使用料金が高いのです。
いつもは1~2GB(ギガバイト)で2700円なのに、先月は3~5GB使ったので4700円と、2000円上がっていました。
我が家は家にWi-Fi(わい・ふぁい)を引いているので、自宅で使う分には料金は掛かりません。
外で使う時にはWi-Fiではなく4Gデータ通信に切り替わり、相応の料金が掛かってきます。
二女に話を聞くと、春休みに大阪に遊びに行ったときにかなり外でデータ通信を利用したそうです。
しかし、それだけではありません。
今春、高校に進学したので電車通学となり駅で電車を待つ間、ホームで動画を見たりするようです。
家でも好きなアーティストのライブ動画をよく視聴していますから、その延長なのでしょう。
春休みの大阪行きだけなら一時的な増額出費なのでひと月分だけ目をつむれば済みますが、今後は外でデータ通信する機会が増えそうです。
プランを見直すべきか?
ここで私は”投資家目線発言”を二女に投げかけました。
ナカシマ「贅沢(ぜいたく)を覚えるな!2GBまでに抑えなさい」
二女「そんなのムリ!駅で電車を待つ間に動画とかニュースを見るし」
ナカシマ「電源を切って”スマホを使っているふり”をしていればいいじゃん」
二女「・・・」
二女はあきれてふくれていました。
キャリアのショップに電話すると、「20GBまでのプランで定額4720円なので、そちらに替えられたらどうですか」とのアドバイスを頂きました。
なるほど、これなら心置きなく二女も外で動画を楽しめるでしょうが、私の親としての教育方針(=”ぜいたく”は敵!)に反します。
妻や長女のプランもチェック!
キャリアとの電話のあとに明細書をもう一度眺めていると、あることに気付きました。
長女は旧型のプランが継続しているのですが、5~20GBでなんと5500円です!
これも今のプランの20GBまで4720円に変更したほうがよさそうです。
ちょうど、「毎月割り」という毎月2850円引いてくれていた割引特典も今月が最後です。
来月からその2850円がONされるので長女の使用料金だけで6500円ほどになってしまいます。ちなみに、この6500円には分割払いしている機種代金2400円は含んでいません。
プラン変更するにはもってこいのタイミングです。
妻の分も同様にチェックしますと、「LTEフラット」5700円というこれまたえらい高いプランです!
妻はそんなにデータ通信を利用しないのに。
妻の毎月割2445円は来月で終了ですから、来月中に安いプランに変更することにします。
毎月の使用料金を確認することが大事
D社が4割ダウンのプラン構成を発表するなど、にぎやかな携帯電話業界ですが各家庭でマメに明細書をチェックしていると、コストダウンできる今回のような思わぬ発見があります。
今回はたまたま二女の「データ使い過ぎ」を「毎月、法人会計に必要な計算をするために明細書をチェックしている私が見つけた」ことが、我が家の「プラン見直し」のきっかけになりました。
キャリアのほうからは「お客様のプランをこのように変更すると○○円、来月からお得になりますよ!」などとは間違っても案内してくれません。
まとめ
各家庭の誰かが気を付けていないと、長い期間キャリア側に多めに料金を支払うことになってしまいます。
また、うちは娘たちのスマホもそれぞれ本人名義にしており、本人をショップの窓口に同行させて説明を聞かせます。
こうすることで、娘たちは高校生のときから「携帯電話料金」というものがどのようなしくみになっているのかを知ることができます。
言うなれば“家計の中の通信費見直し”という「金融リテラシー」を学ぶ機会を与えていることになり、彼女らにとって生きた勉強になると感じています。
ちなみに、「我が家のスマホ使用ルール」も娘二人には継続してもらっています。
終わり
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