ハズキルーペに見るテレビ・コマーシャルの格差

私がテレビ(地デジ)を見ることがそんなに好きではないことは以前の記事でも御紹介させていただきました。

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その理由としては「無用な番組が多すぎる」「NHKの受信料が高い」を挙げましたが、もう一つの理由があります。

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コマーシャル映像についての私見

最近のテレビ・コマーシャルをみなさん、御覧になっていますか?

私は直視できません。

理由は「画像の切り替わる間隔が短すぎる」からです。

0.5秒、いや、もっと早い時間で切り替わっているかもしれません。

なぜ、あんなに早く画面を次々と切り替える必要があるのでしょうか?

まず、目がチカチカします。

さらに頭が痛くなることもあります。

私は難聴と耳鳴りを、20代半ばから両の耳で患っています。

ですから、せめて目は今以上悪くならないように気を付けたいと思っているので、なおさらテレビ・コマーシャル画像の切り替わりの早さに敏感になるのかもしれません。

そのようなわけで、テレビ・コマーシャルが始まると私は目をそむけてコマーシャルが終わるのを待つか、たいして見たい番組でもない場合は席を立ちます。

ゆったりと場面が切り替わるコマーシャルはホントに少ないです。

パッパッパッとすばやく切り替わってしまうので何を見せたいのか、何を知らせたいのかがわかりにくい内容のコマーシャルが多いと感じます。

「コマーシャル」の意義は?

一、商業的。商業専門。

二、コマーシャル・メッセージの略。

(広辞苑第六版より引用)

「コマーシャル」の意味を調べてみると上記のようになっていました。

商業的なメッセージですから視聴者に受け入れられないと意味が無いですよね。

視聴者に目をそむけられるような動画を流しているようでは本来の目的を成し遂げていないことになるのではないでしょうか?

ちょっと前にネット上の記事かなにかで「ハズキルーペ」の社長の、コマーシャルに対する姿勢が書かれているものを読みました。

自社製品のコマーシャルを宣伝のプロ3社ほどに作らせたが、わけのわからない内容ばかりだったので結局、自身が取り仕切ってコマーシャル映像を作ったそうです。

「1秒に何億円とかけて作る」わけだから、変なものを作って世に出すわけにはいかないとのことでした。

コマーシャル映像を作るための大事な資金を稼いでくれた従業員に対しても面目(めんぼく)が立たないと。

的(まと)を射(い)た発言です。

テレビよりスマホ・タブレット

今の時代、テレビよりも動画をスマートフォンやタブレット、パソコンで見る人のほうが多いですよね。

うちの娘たちを見ていてもわかります。

テレビを付けたままスマホ画面を見ているので「テレビ、見ていないのなら消すよ」と言って消そうとすると怒ります。

どうやらスマホを見ながらテレビの音声を聞いているとのこと。

つまり、テレビを”ラジオ的に使っている”のです!

「ザ・隔世(かくせい)の感」です。

一般世間がこんな状態ですから、一昔前まで商業的に大いに価値があった「テレビ・コマーシャル」も、今やスマホ・タブレット・パソコン上の画面に現れるバナー広告や動画広告に取って代わられてしまいました。

まとめ

ハズキルーペの社長の例のように、どの業界でも経営トップの熱意や姿勢が大事ではないかと思う次第であります。

不動産投資業界で言いますと、最近話題の「レオパレス21問題」で泣いているオーナーがいい例です。

関連記事「レオパレス問題の解決策」

業者に丸投げしておいたらその時は楽でも、あとから大きなしっぺ返しを食らうことになる、というお話でした。

終わり

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