高校野球の岡山・地方大会で野球の醍醐味を生で体験してきました!

久しぶりのスポーツ生(なま)観戦

私は40才代後半(=サラリーマン時代の晩年)から、自分の将来や、家族をどう導くかについて毎日考え続けていましたので、生(なま)でスポーツ観戦する心の余裕はありませんでした。

関西に住んでいた若い頃は一応、阪神タイガースのファンで、甲子園球場にも何度か応援に行きましたが、岡山に帰郷してからはプロ野球への興味は薄れていきました。

サッカーもたまに大きな大会をテレビで見る程度で、取り立てて興味があるわけではありません。岡山には「ファジアーノ」というプロ・サッカーチームがありますが、一度もスタジアムで観戦したことがありません。

不動産賃貸事業が軌道に乗ってきて私の心に余裕が出来てきたこと、妻が高校野球の開会式と創志学園西純矢投手を生で見てみたいということで、一昨日の土曜日に朝から電車に乗って倉敷マスカットスタジアムに行ってきました。

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荘厳な中にも華やかさアリ・開会式

あいにくの小雨模様でしたが、予定通り10時に開会式が始まりました。

岡山と倉敷の二校(校名忘れました!)の、合同ブラスバンドによる豪華な演奏の中、59校が堂々の入場行進。テレビではなく、間近にナマで見るとやはり気持ちのいいものですね!

大会委員長挨拶や来賓の祝辞、選手宣誓はスピーカーからの音が響き過ぎて何を言っているのかよく聞き取れませんでしたが、国歌(君が代)独唱の山陽女子高校三年、岸本由有さんのソプラノはとても良かったです。

そして、開幕戦のおかやま山陽と岡山学芸館が予定通り正午から始まるわけですが、始球式があり興譲館高校三年の早川優衣さんが務めました。

バックネット前での練習時からアイドル歌手のようなオーラを発していたのですが、どうやらBMXという自転車競技の国際的な選手のようです。運動神経が良いのでしょうね、見事にノーバウンドでキャッチャーまで届きました!

小雨降る中、試合開始!

そして、いよいよ開幕戦の開始です。

私たち夫婦は、知人の息子さんが所属している岡山学芸館高校を応援することにします。

相手のおかやま山陽が一回と五回に各一点を入れて六回の時点で0-2と劣勢。

岡山学芸館も打つには打つのですが、外野手の正面へのフライやライナーばかり。

毎回、あまりにも凡打が多く淡白な攻撃なので、思わず「ゴロを打て!」と叫んでしまいました。

相手の左腕ピッチャー内藤君は剛速球タイプではなく、打たせて取るタイプだそうで、まんまとその術中にハマっている感じの試合展開でした。

七回裏の学芸館高校の攻撃で中川君がタイムリーヒットを放ち、やっと反撃の狼煙(のろし)を上げましたが、この回は一点止まり。

相手の、七回の満塁機、八回の二、三塁機をなんとか切り抜けて1-2で迎えた九回裏・・・。

劇的な逆転サヨナラ勝ち!!

九回裏、ツーアウト。ランナーが一、二塁でバッターは七回にタイムリーヒットを放った中川君。

ツーストライクまでいっていたと思います。

「あー、負けかな」

学芸館高校側の観客の誰もが頭をかすめていたはず。

そして、最後の投球になると思われた球を中川君が強振。

「カキーン!」

打球はライナー性の当たりで左中間へ。センターが追い付きそうだったので、「終わった!」と思いました。

と、その時、レフトが球を追っているのも視界に入り、なんとセンターとレフトが交錯して球はグラウンドの芝生の上を転々と後逸!!

二者が生還して逆転サヨナラ勝ち!!!

まるで「ドラマの脚本」です!

おかやま山陽側のベンチ前では、選手たちは一瞬なにが起こったかわからないようでしたが、すぐにガックリとうなだれて小雨の中、泣きじゃくっていました。

対して、学芸館高校側はベンチもスタンドもお祭り騒ぎです。

最後の打球が飛んだ瞬間から五分間ほどはスタジアムの外の人々は「一体、何が起こったんだ!?」とビックリしたに違いありません。まさに”地鳴りのような歓声”でしたから。

私たちが居た観客席では見知らぬ人同士でも抱き合って喜びました。

これが、高校野球の怖さであり、面白さですよね。

創志学園・西純矢投手を生で見た!

第二試合の創志学園対岡山南高校の試合も雨が強くなり肌寒い中、屋根のある二階席でカミさんと観戦しました。

プロ球団のスカウトも注目する、創志学園のエース、西純矢投手が先発でしたが今年最初の公式戦登板で緊張していたのか、雨で手が滑るのか、制球がイマイチ。二回に押し出し四球などで二点を献上してしまいます。

(試合後の本人の談話によると、直前の試合の逆転サヨナラを目の当たりにして”負ける怖さ”を感じてしまっての不調だったそうです。)

しかし、その後は味方の援護もあり徐々に本領を発揮して無失点の山を築き上げ、終わってみれば11対2で七回コールド勝ち。長沢監督が以前言ったように、「勝ち運を持っている男」をこの日も実証しました。

西純矢投手を生で見てみての感想は、「”一球入魂”を地で行っているな」ということです。

一球、一球、本当に”全力”で投げているのが素人目(しろうと)に見てもわかるのです。一球たりとも手を抜きません。「全球、”全身全霊を込めて”投げている」という感じです。今は米国にいる、”マエケン”こと前田健太投手のような感じです。

ものすごい気迫を、観客スタンドの上段に居ても感じました。「プロ野球選手になる人」なのだろうなと思いました。

まとめ

この日、開会式や試合で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた若者たちは、とかく日本の未来を悲観する記事が多い当ブログと著者に一筋(ひとすじ)の”希望の光”を届けてくれました。

最後に、岡山学芸館高校の劇的な「逆転サヨナラ勝ち」にあやかって、宣伝させて頂きたいと思います。

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どうぞよろしくお願いいたします!!

終わり

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