サラリーマン時代のプロフィール3(飲食業時代)

飲食業に寄り道

その時は真剣でしたが、今思うとあまりにも無謀です。

最初の就職先だった大手電機メーカーを辞める際に関係各所に挨拶して回りましたが、「なんてバカなヤツなんだ」と笑っていた人も多いでしょうね。

辞めてすぐに大阪の親戚宅に居候(いそうろう)させてもらって、梅田にある喫茶学校に半年間、通いました。

その頃学んだレシピ等はノート三冊になり、その中のいくつかは我が家の夕食メニューとして登場させています。

岡山に戻って喫茶レストラン二店で計4年ほど、修行を兼ねて正社員として働きました。

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悪癖(あくへき)が顔を出す

一店目で、慣れてきた頃に私の悪い癖が出て店側の社長や店長に盾突いて一年足らずで辞めてしまい、「運送会社で種銭(たねせん)を貯める!」という暴挙に出ました。

こんな無計画の行き当たりバッタリで続くわけがありません。二か月でその運送会社も辞めてしまいました。

ものすごい自己嫌悪に陥りました。

「大手電機メーカーを辞めて飲食業をやると夢見ていたのに、一体、今の私は何をやっているのだ!」と。

二週間ほど家に引きこもってしまいました。

ドン底から這い上がる

30才になる前でまだ若かったということでしょうか、自力で立ち上がりました。

「もう一度だけ飲食店での修行を」と探して見つけた喫茶レストランには3年ほど勤めました。

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しかし、働けば働くほど飲食業の大変さを身に染みて味わうことになりました。

何百万円、何千万円もの借金を背負った挙句(あげく)に、開業して早々に倒産する可能性が大きいことも、聞いてはいましたが身近に感じられました。

結局、地元の産業機械メーカーに転職しました。普通のサラリーマンに返り咲いたのです。33才でした。

産業機械分野に復帰

私が飲食業をあきらめた後に就職できた会社は、大手家電メーカーの生産ライン設備に使う部品や、販売製品自体の精密機械部品を作る事業がメインの会社でした。

しかし、この事業だけでは早晩行き詰まると感じていた社長が数年前からJA(農協)向けの野菜選果機の分野に進出して第二の事業の柱にしようとしているところでした。

そのJA向け選果機を開発する部署に配属されたのです。

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電気配線や機械加工など、経験済みのことはもちろんのこと、CAD(キャド)を使った本格的な図面を描くことや営業なども積極的に覚えるようにしました。飲食業などに寄り道した5年間を取り戻すために。

がむしゃらに働いた

CADに関しては、設計・製図についての知識やスキルは学生時代や最初の就職先で持っていましたが、MS-DOS(エム・エス・ドス)やウインドウズなど、パソコンの知識を身に付けるのに結構てこずりました。

パソコンの黎明期(れいめいき)に飲食業に身を置いていたのでパソコン・スキル修得のスタートが遅かったのです。自分より若い同僚に頭を下げて「パソコンのイロハ」を教えてもらいました。

そのうち、あらゆる種類の業務を習得しようとしている私の姿勢を社長が気に入り、JAにデモ機を持って売り込みに日本全国を回る営業要員に抜擢されました。

農協向け機械の営業経験

会社の2トントラックに野菜の計量・結束機を積んで、北は北海道から南は九州まで走り回りました。

デモ機を据え付けて数日間使ってもらい、その間に近辺のJAというJAをくまなく訪問して営業活動します。

そして、試しに使ってもらったデモ機をJAのフォークリフトを借りてトラックに積み、次の地へ向かう・・・、この繰り返しです。

使ってみて気に入ってくれたJAは注文をくれます。補助金があるので金払いは良いですし、いい商売だと思います。

会社にいる時にすること

改良・改善点があれば会社に戻った時に自分で設計して加工部門に部材製作を依頼したり、課員に相談したり指示したりします。

また営業だけでなく、すでに購入して使ってくれているJAのアフターサービスに出向くこともあります。岡山の本社しかありませんので。

センサーが壊れたとか、調子が悪いから診てくれと言われれば夜中でも九州までトラックを走らせたこともあります。

若かったから出来たのだと思います。

入社して3年ほど経った頃には、小さな会社なのに年収580万円ほどもらっていました。

この会社での様子は過去記事の「営業のノウハウ」三部作を読んで頂けると大体わかると思いますので、ぜひ参照してみてください。

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つづく

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