三つ目の物件の階段下部・補修工事を実施しました。

定期清掃で気になったこと

先日、九月十日に実施した定期清掃時に、三つ目に購入した物件(一番やんちゃな物件)で気になることがありました。

以前、A棟の外階段下部が錆びて朽ち果てていて、そのうち崩落することが目に見えていたので鋼鉄製の支柱を噛(か)ましました。(詳しくは過去記事の「リフォーム・グッズの御紹介5(支柱・ノブ・ハンドル)」を参照してください。)

その時は気にならなかったのですが、B棟の階段も同じように、錆びて穴が開(あ)いているのを発見したのです。

もしかしたら以前の記事を書いた時、すでに開いていたかもしれません。

いずれにしましても、A棟と同じように補修工事をしなければならないと思いました。

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思い立ったら即、行動あるのみ!

先日の定期清掃は五物件すべて実施するだけでほぼ一日潰れるので、近いうちに階段の補修工事をするつもりでした。

やり方は前回と同じですから、よくわかっています。弱くなるであろう側の階段を支える鋼製の支柱をホームセンターで買って取り付けるだけです。順調に済めば30分ほどの作業時間です。

今日は午前中、二女の高校の文化祭を少しだけ見学する予定にしていたので、その後に現場に向かいました。

↑階段の上がり口。左側下部に、錆びて穴が開いているのがわかります。

地面からの距離を測ると650mm。一番長いタイプの鋼製束(こうせいつか)は最長470mmだったはずなので、足りません。

そこで、A棟の階段で実施した時と”同じ手”を使うことにします。コンクリート・ブロックを下にかまします。

↑敷地内に余っていたコンクリート・ブロックを流用しました。

作業開始!

最寄りのホームセンターに行き、鋼製束470mmタイプ(8パーセント消費税込みで516円)を買ってきて、いよいよ工事開始です。

↑買ってきた鋼製束を、いい感じにつっかえさせます。

ターンバックルの調整が済んだら、スプリングワッシャ付きのロックナットをモンキーレンチでしっかりと固定します。上下各一カ所、計二か所。

↑横から見たところ。しっかりと突っ張っています。これだけでもびくともしませんが、念のためビス留めします。

↑二か所ある穴から電気ドリルで下穴を開けたあと、インパクトドライバで手持ちのビスを二本ねじ込みます。

↑固定したビスの頭付近から雨水が侵入しないように、シリコンコーキング剤(ブラック)を塗りたくります。

ターンバックルの穴やロックナット近辺もビニールテープを巻いて、雨水の侵入を防ぎます。

↑完成した上部を横から見たところ。

↑工事が終了したところ(遠景)

まとめ

入居者や郵便配達員の方、引越し業者など、様々な人が利用する共用部の階段。

ケガをすれば損害保険の施設賠償責任保険が適用されますが、人身事故は「未然に防ぐことができるほうが良い」のは、言うまでもありません。

外部委託の清掃業者や管理会社は、なかなかこんなことまで気付かないでしょうし、気付いてもオーナーに「気になった箇所がありますが、どうしますか?」とわざわざ写真付きで打診してくれる担当者がどれくらい居るでしょうか?

やはり、いちばん気にかけるのは、その物件の持ち主(=オーナー、家主)のハズです。

先手、先手でいきましょう!

終わり

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