「できる人はやる」ではないので間違いのないようにお願いします。
できる人でも「やらない人」はたくさんいます。
先輩不動産投資家の助言は響くか?
私も含めて不動産投資ポータルサイトにひしめく先輩大家からの激励ブログ記事、本屋さんの店頭にところ狭(せま)しと並ぶ数々の不動産投資関連書籍。
ブームが去った感がある今でも不動産投資に関するアドバイスやノウハウ伝授をこれでもかと繰り出す先輩たちは、なんとか失敗しないように、成功して欲しいがために自身の失敗談や成功事例を参考にして欲しいと情報を提供し続けています。
あまりの情報量の多さに”押しつけがましい”感も漂っていますが・・・。
かなり勉強して、行動もして、まさに一歩を踏み出す寸前までいく投資家の卵が100人いたとすれば実際に踏み出すのはその10%、わずか10人。
さらにその中でも失敗したり、向いていなかったりして去る人がいて残るのが一人と言われています。
不動産投資を志した人のうち、成功する(軌道に乗る)人の確率:約1%。
この数字を見ると「不労所得を得られて楽そうでいいなあ」という感情は湧かないと思います。
逆に言えば躊躇する人が多いということです。
学歴も関係ない世界です。私も学歴は高くないし頭も良くはないです。
そんな人でもその気になれば勝てる(成功できる)世界です。
二女の合格発表
昨日は中学三年生の二女の県立高校合格発表の日でした。
自宅から車で20分ほどのところにある志望校まで二女を連れていきました。
私も合格者掲示板を見に行こうとしたら「車で待っとって!」と言われました。
しばらくして二女が戻ってくると満面の笑みで「受かっとった!!」と。
「そうか!よかったなあ」すぐに二女はラインで、ラインをしていない私はショートメッセージで仕事中の妻や部活中の長女に朗報を伝えました。
二年前も同じように長女をその高校に連れていったのですが、その時は逆の結果になり父と子で落ち込んだ帰り道となりました。
現在、長女はすべり止めで受かっていた私立高校に元気に楽しく通っています。
明暗を分けた二人の「姿勢」の違い
自分の子供たちなので「可愛い」には変わりありません。
しかし、高校受験では”なにか”が二人の明暗を分けました。
二人とも塾や通信教育の類いは一切やっていません。
本人たちも要らないと言いますし、親としても本人が不要だというものを無理やり押し付けるつもりもありませんでした。掛けたお金が「浪費」になってしまうだけですし。
二女はもともと勉強熱心なほうでしたが、半年ほど前からギヤを上げました。
塾や通信教育をしない代わりに、欲しいと言った参考書や問題集は有無を言わずに私が買い揃えました。
そして二女はそれをすべてこなしていきました。時には徹夜もしながら。
その様子を私も妻も見ていたので、ここまでして受からないはずがないと思っていました。
幸い受かりましたが二女から聞いた話では同じ中学校から4人受けてそのうちの1人が落ちたそうです。
一方、二年前に同じ高校を受けて落ちた長女。
もともと活発で朗らかなところが取り柄(え)で、勉強はそんなに得意ではないほうでした。
これくらいやっておけば受かるだろうと高を括る(たかをくくる)ところがあり、私たち親のほうが心配していたのですが案の定、落ちてしまいました。
「ここまでやって落ちたら仕方がない」と言いきれるくらいまでやる二女。
一方、「このくらいやっておいたら受かるだろう」と試験を甘く見る長女。
二人の「試験に対する姿勢」が明暗を分けたのです。
私も妻も子供たちに「勉強しなさい!」と言ったことはありません。
自分たちが言われたりやられたりして嫌だったことは、子供たちにはしないし言わない方針です。
それと、「誰かに言われてやるようでは身に付かない」というのがもう一つの理由です。
本気でその学校に進みたいのなら、寝食を忘れて受かるために自(おの)ずと行動するはずだからです。
「これでもか!」くらいまでやってちょうどいい
不動産投資だけではなく、禁煙や禁酒でも同じです。
私の場合ですと禁煙は18年前に成功して、禁酒は2年前にチャレンジして失敗しました。
不動産投資はまだ結果はわかりませんが、成功するように頑張っています。
なにかを成し遂げようと思うならば「これでもか!」というくらいまで準備する必要があります。
不動産投資の場合は、勉強量の多さに加えてスピード感と胆力(たんりょく=度胸)が必要ですから「完全に勉強し終わってから」などと言っていたら年老いてしまいます。
とにかく始めて、やりながら、勉強しながら前進するしかないです。
どこかのタイミングで見切り発車することが必要です。(自分が欲しいと思える良い物件が現れた、とか)
このように「不動産投資」は結構、難しい部分があるので向き不向きがあると思います。
少し勉強して「自分には全身全霊を傾けて取り組む価値がある!」と思えた方は邁進(まいしん)されたらよろしいかと思います。
まとめ
私も偉そうに言える人間ではないのですけどね。2~3年後にはつまずいて、また「失業者」になっているかもしれませんし。
そうならないように自分が持っているものすべてを賭けて「不動産賃貸事業」に取り組んでいるつもりです。
昨日の二女の合格発表と、二年前の長女の合格発表がフラッシュバックして、「未来の不動産投資家」に重ね合わせて感じたことを書いてみました。
終わり
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