毎年、やってきます!
我が家の玄関先上部に毎年、ツバメの番(つがい)がやってきてヒナを4~5羽、育てます。
途中、落下して亡くなるヒナもいますし無事に巣立っていくヒナもいます。
いずれにしても、「ツバメが寄り付く家には幸福が訪れる」とよく耳にしますので我が家では見守ることにしています。
なんらかの理由で古い巣を壊してしまっている場合は、ツバメたちは一生懸命に新しい巣を”新築”しますし、古い巣が残っていればそのまま”中古住宅”を無償でゲットして、そこに住みます。
飲食業の業界用語の”居抜き(いぬき)”にも似ていますね。
フン対策が必要
ツバメが毎年、我が家を訪問してくれるのは有り難いのですが、”フン”の処理に頭を悩ませます。
ツバメが来る御家庭、共通の悩みだと思います。
つがい(夫婦)だけならまだしも、ヒナが卵からかえり育っていく過程でのその量はハンパないです!
毎日、水を流しながらデッキブラシでこするなんてやってられません!
放っておけばこびりついて取れにくくなりますし、下地によっては化学反応が起きて変色したり変質したりします。
なにより、玄関先に鳥のフンが大量に落ちているとお客さんが来られた時にみっともないです。
以前はフンが落ちる場所に新聞紙を敷いていましたが、強風で飛ばないように石をいくつか置く必要もありますし、雨が降るとびしょびしょになります。
また、新聞の定期購読をしていない我が家では得策ではありません。
ここでも百円均一ショップが大活躍!
そこで私、数年前に思いつきました。今回の記事ではその方法を御紹介したいと思います。
まず、ツバメの巣が出来ている玄関上部に嵌(は)まる長さの「突っ張り棒」を2本と、縁(ふち)のある四角いプラスチックのトレイを1個、準備します。
ホームセンターでも売っていますが、最近は突っ張り棒もトレイも百円均一ショップで購入できます。3点で税込み324円です。
突っ張り棒は使える長さ範囲のものを購入してください。
ちなみに我が家に合うモノは66~100cm用です。
準備した突っ張り棒を、脚立に登ってセットします。転落に注意!
2本設置した突っ張り棒にプラスチック製のトレイを落とし込んで完成です。
我が家には左右各一カ所に巣がありますので2セット必要です。
↑玄関を出て左上の状態
ツバメは出かけて留守です。
↑玄関を出て右上の状態
向こうのほうにウッドデッキの手すり部分が少し見えます。
強風時にトレイが飛ばないように、2本の突っ張り棒で挟み込む感じにしたほうが良いです。
これでフンがある程度溜(た)まったかなというタイミングで、トレイを外して水洗いして元通りセットし直せばOKです。
古新聞紙を大量に用意する必要もありません。
工務店の優しい職人さん
本ブログでたびたび登場する「懇意にしている工務店さん」と知り合うきっかけになった4年前の我が家の外壁・屋根塗装工事の時のエピソードを御紹介します。
外壁工事が6月で、ちょうどヒナ数羽が育っている真っ最中でした。
土方(どかた)の強面(こわもて)のおじさんやお兄さんたちですから「悪いけど、巣は壊させてもらうよ」と言われると思っていたら、なんと次のような言葉が出てきました。
「巣があるところはヒナたちが巣立ってから塗りますので、完全に巣立った頃を見計らって連絡下さい」
「このような人たちなら今後もぜひお付き合いしたい」と思った理由のひとつです。
まとめ
「ツバメ、戻る」で検索したネット記事を読むと、翌年も同じツバメが戻ってくる確率が高いそうです。ロマンを感じます。
ツバメのフンに悩まされている御家庭は今回の記事を参考にしてみてくださいね。
終わり
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